校正:石川佐智子 / 編集支援:阿部匡宏  / 古写真収集・文・編集:岩田忠利

 「写真が語る沿線」第13弾は本シリーズのトリとなる、鶴見区編です。北は川崎市川崎区・幸区に、西が横浜市港北区と神奈川区に接し、南端が大黒ふ頭から横浜ベイブリッジで中区につがっています。
 鎌倉時代にすでに地名「鶴見」が現れる歴史のある鶴見区で、約9000年前(縄文時代早期)の遺跡が区内各所に見られます。鶴見神社は7世紀初めの推古天皇の時代に創建されたと伝えられ、境内からは弥生時代の土器や古墳時代から鎌倉時代に至る遺物が出土しています。
 現在の人口は横浜市18区中、第3位。世帯数は港北区に次ぐ第2位の鶴見区です。
 こうした歴史ある古さの中に躍動する新しさとをあわせ持つ鶴見区を、さぁ訪ねてみましょう。
 

  昭和27年(1952)夏、扇島海水浴場

 扇島は北を京浜運河、南を東京湾に面した人口島で、横浜市鶴見区と川崎市川崎区に属しています。扇島の周囲は「遠浅、水がきれい、近い」と3拍子揃った海水浴場として夏場20万人の人出で賑わい、春は潮干狩りの名所でした。
 提供:酒井邦明さん(寛政町


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NO  タイトル 最寄り駅 掲載町名
NO.01 明治・大正時代の鶴見駅周辺 鶴見/京急鶴見 鶴見、豊岡町、鶴見中央、佃野町、寺谷、下末吉、市場下町
NO.02 戦中・戦後、焼け跡からの昭和期 鶴見/京急鶴見 鶴見、豊岡町、鶴見中央、佃野町、寺谷、下末吉、市場下町
NO.03 力強い復興、昭和20年代 鶴見/京急鶴見 鶴見、豊岡町、鶴見中央、佃野町
NO.04 多事多難、昭和28年から38年の鶴見 鶴見/京急鶴見 鶴見、豊岡町、鶴見中央、佃野町、下末吉、市場下町
NO.05 明治・大正期の潮田、点描 鶴見/京急鶴見 潮田町、栄町通、小野町、下野谷町
NO.06 昭和期前半、潮田地区の情景 鶴見/京急鶴見 仲通、扇島、向井町、平安町、寛政町
NO.07 時代と共に潮田に生きる 鶴見/京急鶴見 仲通、本町通、潮田町、末広町
NO.08 時代と共に潮田に生きる NO.2 鶴見/京急鶴見 本町通、向井町、寛政町
NO.09 鶴見川の潮鶴橋と潮見橋、人々の営み 鶴見/京急鶴見 潮田町、本町通、向井町、鶴見中央
NO.10 旧東海道の鶴見市場、昔と今 京急鶴見市場 市場東中町、市場上町、市場下町、鶴見中央
NO.11 明治・大正期の矢向 矢向 矢向、下末吉
NO.12 昭和期の戦中・戦後の矢向 矢向 矢向、矢ヶ崎町
NO.13 昭和28年以降、矢向の情景 矢向 矢向
NO.14 江ケ崎の人たち、その暮らし 矢向 江ケ崎町
NO.15 駒岡編「遺跡と人を訪ねて」 鶴見/綱島 駒岡
NO.16 駒岡、町角の変化 鶴見/綱島 駒岡
NO.17 豊かな自然と獅子ケ谷の人、その情景 鶴見/綱島 獅子ケ谷
NO.18 北寺尾地区の自然と住民 菊名/鶴見 上の宮、北寺尾
NO.19 水道道沿い、馬場町の昔と今 妙蓮寺/鶴見 馬場、東寺尾
NO.20 東寺尾の風景、昔と今 鶴見 馬場、東寺尾、東寺尾東台、東寺尾中台
NO.21
魚河岸の町、生麦探訪 花月園前/生麦 生麦
NO.22 往年の生麦、点描 花月園前/生麦 生麦、大黒町
NO.23 閑静な住宅地、岸谷の風景 新子安/花月園前/生麦 岸谷
NO.24 時代を表す鶴見区の風俗 区内と区外最寄駅 鶴見区全域
 
 ★主な登場者

   
NO.1 小説家・谷崎潤一郎  NO.1 鎌倉幕府4代将軍・源 頼経  NO.12 女優・芦川いずみ  

   NO.12 女優・山田五十鈴
   NO.20 歌手・フランク永井   NO.22 皇太子明仁宮殿下(今上天皇)・

   NO.23 元プロレスラー・政治家 アントニオ猪木

   
世田谷区玉川地区編

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