昭和32年、バス停西寺尾から西方を望む

右手の森は建功寺です。
 提供:國田隆稔さん(馬場)


   写真左と同じ場所の現在

 現バス停名「西寺尾建功寺前」後方の森は建功寺です。
  2013.11.8 
撮影:岩田忠















  昭和32年、現バス停東高校入口から上の宮方面を望む

 澄んだ水に浸る苗代が広がる。左の森は建功寺、右後方の茅葺きの家は、屋号「ソーメン屋」の原 鈴子さん(当主・紀行さん)宅
 提供:國田隆稔さん(馬場)


写真左の平成15年時

左の森は建功寺。
撮影:岩田忠利
















昭和32年、馬場の綿内谷(わたうちやと)の水田。後方は内路

提供:國田隆稔さん(馬場)


 写真左方向を二百階段上から望む平成15年時
  撮影:岩田忠利












    昭和34年、区画整理で馬場谷に道路が新設

馬場谷は現在の馬場4丁目。右手の人たちは二本木区画整理組合の役員たち。

  提供:國田隆稔さん(馬場)


写真左の平成15年時

写真左の新道は中央の道です。

撮影:岩田忠利














昭和29年、馬場4丁目の寳蔵院とその周囲

提供:斎藤 實さん(東寺尾)


写真左の平成15年時

寳蔵院の森だけが面影を残しています。

撮影:岩田忠利















       沿線雑誌『とうよこ沿線』6号
(昭和56年7月発行)表紙



  昭和56年(1981)5月、馬場2丁目・藤本農園の茶室   撮影:佐立良広さん(菊名)

  撮影者・佐立さんの当時の感想文

 私たち夫婦は、そろって花が好きです。ある日家内が「ボタン園が近くにできたから行ってみましょうよ」と誘つたのでした。
 そこは6千坪からの広大な個人のお屋敷。ボタンは何百本と咲き乱れ、辺り一面緑一色、小鳥はさえずり、庭内には清水が湧き出る。野鳥たちだけでなく、人間にとっても、こここそ沿線の“楽園だ“と思った。
私は池の端にしゃがんだ。そして藤本農園の離れにピントを合わせ−瞬シャッターを切ったのが、この写真です。



写真上の藤本農園が「横浜市馬場花木園」となった現在

茶室はただいま工事中のようです。

2013.11.8 撮影:岩田忠利
 

 
馬場花木園
  

サッちゃんの花特集
                          
     取材・撮影:石川佐智子さん 取材先:馬場花木園
   樹木


春を告げる ネコヤナギ(猫柳)




リョクガクバイ(緑萼梅) 

中国原産。萼が黄緑色




小さな鐘を吊り下げたような
ヒュウガミズキ(日向水木)



山野の斜面や谷に咲く
タニウツギ(谷空木)


花の少ない夏咲きで人間に人気。蜜をたくさん出して昆虫に人気の
          リョウブ(令法)


10月と春、年2度咲く
ジュウガツザクラ(十月桜)

 
  野草


早春の陽を浴びて花開く
フクジュソウ(福寿草)



別名はホカケソウ(帆掛け草)
カリガネソウ(雁金草)


あまり見かけない
ヤエドクダミ(八重毒痛み)



研磨材に、眼の生薬に使われる
トクサ(研草)の茎







冬は自家受粉で咲くセンボンヤリ(千本槍)の閉鎖花






別名をムラサキタンポポというセンボンヤリ(千本槍)の花
  撮影:北澤美代子さん




下向きに咲くこのホオズキ(酸漿)の花を撮るのに苦労しました


レースのような袋をかぶったホオズキ(酸漿)、初めて見ました

浅草のホウズキ市で売っているのは、この手のホオズキ(酸漿)


海岸の崖に生える
ハマトラノオ(浜虎の尾)






小さい青紫の花がこんもり密集して咲オオカッコウアザミ(大霍香薊)





小さい薄紫のベル状の花、
ツリガネニンジン(釣鐘人参)






 最後は、馬場花木園で出合ったオヘビイチゴ(雄蛇苺)の群落。
 田んぼの
畦、放棄水田、土手、川原など湿地を好み、普通どこでも見られますが、群生で咲いていると壮観です。

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NO.19
水道道(すいどうみち沿い、馬場町の昔と今

校正:石川佐智子 / 編集支援:阿部匡宏 / 古写真収集・文・編集:岩田忠利

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