05 緑の葉の中に白くさわやかに咲く! サンザシ(山査子)の花
所在地 横浜市港北区新吉田東6丁目 新吉田小学校前の道路
科・属など バラ科サンザシ属 落葉かん木 
見どころ バラ科サンザシ属、中国原産の落葉低木です。実を薬用に利用するため中国から渡来しました。4〜5月に白い花が咲き、9〜10月に実が赤く熟します。枝いっぱいに付く花と実の美しさから観賞用にもされ、紅色の花や、黄色い実がなるものなどの園芸品種が豊富です。枝には、短いトゲがあります。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.04.30

「とうよこ沿線」TOPへ戻る

木花-World TOPへ戻る

39 蝶形の花が集まって垂れ下がる桃色の園芸種! ハリエンジュ(針槐)
所在地 横浜市港北区箕輪町3丁目 民家の柵際
科・属など マメ科ハリエンジュ属 落葉高木
見どころ  一般的にアカシアと呼ばれている白い花は、別名ニセアカシアと言われます。その園芸品種の桃色の花です。6ページNO.32に樹形が、9ページNO.08に白い花が載っています。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.05.13
37 カルミヤの赤色も、初めて!
所在地 川崎市高津区久末 ルックハイツ日吉付近
科・属など ツツジ科カルミア属 常緑樹 
見どころ  新緑の庭木の中に真紅の花・・・。「この木はいったい何の木?」。図鑑で調べるよりも、持ち主に訊くのが手っ取り早い。インターホンの呼び出しで現れたおばあちゃんは「え〜と何という花だったケ? たしか横文字の名前でしたがね〜」と頭を抱えています。奥から剪定バサミを持ってきて私に手渡しながら「お好きな枝を切って花瓶に活けてください」。持ち帰った、その花を見た編集室の“花博士”らは「カルミヤの赤」と判定しました。カルミヤの淡いピンクの花は、2ページNO.31に載っています。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2010.05.13
25 花は枝先に集まり、球状になって咲く! ナナカマド(七竈)
所在地 横浜市港北区綱島上町  マンションの庭
科・属など バラ科ナナカマド属 落葉高木
見どころ  秋になるといち早く紅葉が始まり鮮やかに彩られます。花や実も美しく公園や、庭木に利用され、北海道では街路樹として多く植えられています。備長炭の材料として火力が強く、火持ちが良いので極上品とされています。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.05.09
24 レモン(檸檬)の花の蕾は紅紫色、花開くと白色!
所在地 横浜市港北区日吉本町2丁目 金蔵寺裏山
科・属など ミカン科ミカン属 常緑低木
見どころ  13ページNO.07に黄色く実った実が載っています。レモンの実は御馴染みですが、花は見たことがなかったので楽しみにしていました。偶然レモンの実が付いたまま、花が付いている木を見つけました。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.05.07
15 実と花をまだ楽しめる、ナツミカン(夏蜜柑)
所在地 川崎市中原区西加瀬 渋川沿いの空き地
科・属など ミカン科ミカン属 
見どころ  12ページNO.11に初冬の11月12日撮影の夏ミカンの実が載っていますが、この夏ミカンの木には去年から実をだれも採らず、ずーっと生り続けています。その横で今年の新しい実を育む、花の営みがすでに始まっていました。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2010.05.09
18 そのままでも姿かたちが美しい、ヤマモモ(山桃)の木
所在地 横浜市鶴見区三ツ池公園1-1
科・属など ヤマモモ科ヤマモモ属 常緑高木
見どころ  甘酸っぱい味で親しまれているヤマモモは、木の姿が剪定をしなくても写真のように丸くなり、美しい。実が真っ赤に熟し食べられるのは来月、6月です。樹皮にタンニンを含み、漁師の漁網用の網を補強する染料などに使われます。雄花が16ページNO.4に実が4ページNO.13に載っています。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2010.05.09
03 若葉が傘みたいに見える シロダモ(白だも)の樹形
所在地 横浜市港北区下田町 松の川緑道
科・属など
クスノキ科シロダモ属 常緑の中高木
見どころ 花と実が12ページNO.19に掲載されています。常緑高木で、樹高は10〜15メートルに達し、花と実が秋に同時に見られる樹木です。若葉が黄褐色の傘 みたいな形をしているので、遠くから見ても目立ちます。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2010.05.05

次ページNO.20へ

38 果実から木蝋を採取する  ハゼノキ(櫨木) 別名ロウノキ
所在地 横浜市港北区綱島西4丁目 民家の庭
科・属など ウルシ科ヌルデ属 落葉小高木
見どころ  木蝋を採取する資源作物として、江戸時代に琉球王国から持ち込まれました。俳句の世界では、美しく紅葉するハゼノキを「ハゼ紅葉」と呼び、秋の季語としているそうです。写真は、我が家で種を蒔き10年以上も育てているものです。 我が家では誰もかぶれたことはありませんが、ウルシほどではないけれど、かぶれることもあるそうですので、ご注意を!
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.05.14
36 サンザシ(山査子)の赤い花、初めてお目にかかりました!
所在地 川崎市高津区久末 川崎市営久末団地前
科・属など バラ科サンザシ属 落葉低木
見どころ  バス通りに面した植木の植え込みに咲く真っ赤な花がひときわ目立っています。近づいてみると、「サンザシの赤」でした。白のサンザシ(19ページNO.5)はよく見かけますが、赤い花は珍しい!
撮影者 岩田忠利 撮影日 2010.05.13
35 竹の上に高く突き出た、満開のキリノキ(桐の木)の花
所在地 横浜市都筑区東山田 中原街道沿いの民家の裏山
科・属など  ゴマノハグサ科キリ属 落葉広葉樹
見どころ  昔は女の子が産まれると嫁入り道具の一つ、桐箪笥を作る材木用に桐の苗木を植えたもので、どこの家でも1〜2本の桐の木があったものです。それが最近、都会では高木になる桐の木が敬遠され、滅多に見られなくなりました。桐の花の拡大写真が18ページNO.27に載っています。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2010.05.13
32 去年秋タネを落とした袋果の殻をいっぱい付けた、ヒメシャラ(姫沙羅)
所在地 横浜市鶴見区三ツ池公園1-1
科・属など ツバキ科ナツツバキ属 落葉高木
見どころ 1ページNO.12に白ツバキに似た小さな花が載っていますが、この花は6〜8月に咲きます。9〜10月には果実が熟し、袋が弾けて翼のあるタネを落とします。翌年5月になっても写真のように袋果の殻だけがいっぱい枝に付いています。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2010.05.09
28 紅葉が美しい、モミジバフウ(紅葉葉楓) 別名アメリカフウ
所在地 横浜市港北区岸根町725-1 岸根公園内
科・属など マンサク科フウ属 落葉高木
見どころ  モミジバフウ(アメリカフウ)は樹高は25〜45メートルにもなる落葉高木です。 葉はモミジのように5裂に分かれ、先が丸くなります。樹形は細い円錐形で、春〜夏は緑葉で、秋の紅葉が美しく、紫色を含んだ橙色となります。葉は星形の掌状に5〜7裂し、表面に光沢があり無毛です。紅葉がきれいで姿も良いので街路樹として植栽されるほか、家具などにも利用されます。※モミジバフウは26ページNO.23にも掲載。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2010.11.21
22 平塚市保全樹木に指定されている楠木に花が・・・

クスノキの花

花をつけた上のクスノキ
所在地 平塚市総合公園 神奈川県平塚市大原1-1
科・属など クスノキ科ニッケイ属 常緑高木
見どころ クスノキは 「名木古木」に幹に扉がある日本一の大木が2ページNO.11に、また木の姿は7ページNO.5に載っています。平塚市保全樹木に指定されているだけあって、巨木ですが一面に花をつけ、まだまだ大きく生長しています。
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.05.10
20 秋に向け、カキノキ(柿の木)の営みも始まりました!
所在地 横浜市鶴見区三ツ池公園1-1
科・属など カキノキ科カキノキ属 落葉樹
見どころ  近頃の若者はカキが嫌いだという者が増えているそうですが、葉が落ちた枝に色づいたカキの実がたわわに生っている風景は、やはり日本の秋の風景に彩を添える代表的な木です。枝先を覗くと、枝と葉柄の間にまだ半年も先の果実の準備を始めたようで小さな蕾が付いています。カキの実は12ページNO.12に掲載。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2010.05.09
13 柑橘類は白い花が多い。 ユズ(柚子)の花
所在地 横浜市港北区日吉本町6丁目 民家の庭
科・属など ミカン科ミカン属 常緑小高木
見どころ 完熟の実が13ページNO.11に掲載されています。常緑樹で柑橘類の一つです。白い花が5月頃から咲いています。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2010.05.09
10 白い花が白雲のように見える事から命名! ハクウンボク( 白雲木)の花
所在地 横浜市港北区日吉本町2丁目 金蔵寺境内
科・属など エゴノキ科エゴノキ属 落葉高木
見どころ 9ページNO.31に実が掲載されています。エゴノキ科で、花はエゴノキによく似ていますが、違うのは、葉っぱが楕円形でかなり大きいことです。房状に多数の花が下向きに咲く姿は見ごたえがあります。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.05.07
07 春は赤い若葉と白い雌花が楽しめる、カナメモチ(要もち) 別名:アカメモチ
所在地 川崎市中原区今井南町 小島家
科・属など バラ科カナメモチ属 常緑小高木
見どころ  東海地方以西の温暖な地方の山地では自生し樹高5〜10メートルになるそうです。材が堅く、扇子の要に使われたのが名前の由来。小島さんは雄株4本と雌株1本を買ってきて植えたそうですが、雌株だけにこうした綿菓子のような花が咲きました。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2010.05.06
40 縁結び、家庭円満に良いという縁起良い木! ナギ(梛)の実
所在地 横浜市港北区小机町3211 横浜労災病院内駐車場植え込み
科・属など マキ科ナギ属 常緑高木
見どころ  木花1ページNO.05名木古木1ページNO.07に和歌山県の熊野速玉神社の大木が載っています。雌雄異種で針葉樹なのに、広葉樹のように広い葉を持っています。葉は多数の葉脈が縦に走って主脈がなく、「別れて」いないので縁結びのお守りに、「凪」に通じるところから海の安全、家庭円満の象徴とされいるそうです。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.05.12
19 ピンク色の花を枝いっぱいに咲かせる様は壮観! タニウツギ(谷空木)の花
所在地 横浜市鶴見区三ツ池公園1-1
科・属など スイカズラ科タニウツギ属 落葉性低木
見どころ  マテバシイの高木に囲まれ、僅かな木漏れ日を浴び、ひと際目立つピンク色の花を枝いっぱいにつけ、タニウツギが今を盛りと咲いています。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2010.05.09

写真をクリックし拡大してご覧ください。
写真を連続して見るには、左上の「戻る」をクリックしてください。

21 形はおもしろい、ロウバイ(蝋梅)の実
所在地 平塚市総合公園 神奈川県平塚市大原1-1
科・属など ロウバイ科ロウバイ属 落葉樹
見どころ ロウバイ(蝋梅)の花は13ページNO17に載っています。花は美しいが、実は面白い形をしています。花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)は薬として使用されますが、種子などにカリカンチンを含み痙攣を伴う毒性を持っています。
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.05.10
以下の情報の中の“欠番”は、低木・小低木の一部、ツル性植物などで、「野草-World」へ移しました。 2010.05.06〜 掲載24種
33 葉が丸みがある、マルバウツギ(丸葉空木)の花
所在地 東京都港区白金台5-21-5  国立科学博物館付属 自然教育園内
科・属など ユキノシタ科ウツギ属 落葉低木
見どころ  2ページNO.19にバイカウツギ(梅花空木)の花17ページNO.19にヒメウツギ(姫空木)の花が掲載されています。マルバウツギ(丸葉空木)は,ウツギ(空木)の仲間ですが、 葉に丸みがあるのでこの名がつきました。葉の縁には小さな鋸歯があります。ウツギと言うのは「空木」と書き、茎あるいは枝が中空の樹を一般に「…ウツギ」と呼びいろいろ種類があり、ほとんどがこの季節に花を咲かせます。上記のウツギ(空木)類は「アジサイ科」ですが、ちなみに19ページNO.08に掲載の「コゴメウツギ」はバラ科です。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2010.05.12
26 たくさんの小花が咲いた  マユミ(真弓)の花
所在地 横浜市鶴見区馬場2丁目20-1 鶴見馬場花木園
科・属など ニシキギ科ニシキギ属 落葉低木
見どころ  実の全容が14ページNO.13にまた、実から赤い種子が顔をのぞかせている様子が11ページNO.16に掲載されています。マユミの「マ」は真、「ユミ」は弓、すなわち弓を作るのに有用な木の意味だそうです。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2010.05.09
08 米粒くらい小さな花 コゴメウツギ(小米空木)の花
所在地 横浜市緑区寺山町291 県立四季の森公園内
科・属など バラ科コゴメウツギ属 落葉低木
見どころ バラ科の樹高が2メートルの落葉低木で山地に生えます。5〜6月頃、薄白黄色の集団の小花をつけるので「小さいおコメのような花」から「小米」の名がついたそうです。 ちなみに「空木」にも似ていますが、 「空木」の仲間ではないそうです。秋に小さな実がつきます。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2010.05.07

さくいんのページへ戻る