次ページNO.8へ
2.いま(6月27日)が満開、ネズミモチ | ||||||
|
所在地 | 川崎市中原区木月住吉町 川崎市立東住吉小学校校庭 | ||||
科..属など | モクセイ科イボタノキ属 常緑小高木 | |||||
見どころ | 3ページNO.35にも花の蕾が載っていますが、ネズミモチの木の姿と満開の花をご覧ください。 | |||||
撮影者 | 岩田忠利 |
木花-World TOPへ戻る
4.乾燥した葉がカレーやシチューの香辛料、ゲッケイジュ(月桂樹) | ||||||
|
所在地 | 川崎市中原区木月住吉町 川崎市立東住吉小学校校庭 | ||||
科..属など | クスノキ科ゲッケイジュ属 常緑高木 | |||||
見どころ | 厚手の葉は芳香があり、その葉を乾燥させたものがカレーやシチューなどの煮込み料理の香辛料として欠かせません。花は4〜5月に葉の脇に淡黄色の小さな花をいっぱいつけ、秋には香りの良い黒紫色の果実となります。庭に一本植えておくと重宝します。 | |||||
撮影者 | 岩田忠利 |
5.巨木が多く、樹皮から樟脳の原料を採ったクスノキ(楠) | ||||||
|
所在地 | 川崎市中原区木月住吉町 川崎市立東住吉小学校校庭 | ||||
科..属など | クスノキ科ニッケイ属 常緑高木 | |||||
見どころ | 生長が早く、神社などに20bを超える巨木が多く、各地で天然記念物や保存樹となっていますい。写真のように木の形も整い、美しい。木から良い香りがし、昔は樹皮から殺虫剤の“樟脳”の原料と採りました。漢字でクスノキを「樟」とも書きます。 ※日本一の大木と言われる楠は「名木古木」に載っています。 |
|||||
撮影者 | 岩田忠利 |
6.実は生食でも美味しく、薬効もあるナツメ(棗) | ||||||
|
所在地 | 川崎市中原区木月住吉町 川崎市立東住吉小学校校庭 | ||||
科..属など | クロウメモドキ科ナツメ属 落葉広葉小高木 | |||||
見どころ | クロウメモドキ科ナツメ属、中国北部原産で樹高10bにもなります。花は葉の脇に5_ほどの小さい花で目立ちませんが、果実は秋にタマゴ形の赤茶色で熟し、生で食べても甘くて美味しく、ドライフルーツや砂糖漬けにする家庭が多い。この実は利尿や強壮の薬効があるといわれ、庭木に植える人がかなりいます。 | |||||
撮影者 | 岩田忠利 |
8.葉柄の跡が残る、太くて迫力のある幹、フェニックス(カナリアヤシ) | ||||||
|
所在地 | 川崎市中原区木月住吉町 川崎市立東住吉小学校校庭 | ||||
科..属など | ヤシ科ナツメヤシ属 常緑高木 | |||||
見どころ | 5ページNO.5のフェニックスは若い木ですが、この木はかなりの“年輩”のようで、幹には葉柄の落ちた跡が時の経過とともに違い、新しい葉柄の跡ほど迫力があります。幹を見るだけでも楽しい木ですね。花期の4〜6月には葉の間から2bにもなる花穂を出すそうですから、 来年はそれを撮りたいものです。 | |||||
撮影者 | 岩田忠利 |
9.盆栽に多く、針葉が5本ずつつくことからゴヨウマツ(五葉松) | ||||||
|
所在地 | 川崎市中原区木月住吉町 川崎市立東住吉小学校校庭 | ||||
科..属など | マツ科マツ属 常緑針葉高木 | |||||
見どころ |
|
|||||
撮影者 | 岩田忠利 |
10.街路樹に多く、樹皮が黒褐色で縦に割れ目が出るスダジイ | ||||||
|
所在地 | 川崎市中原区木月住吉町 川崎市立東住吉小学校校庭 | ||||
科..属など | ブナ科シイ属 常緑高木 | |||||
見どころ | 各地で街路樹として見かけるスダジイなのに、登場していないのは意外ですね。本州では福島・新潟両県以西と四国、九州に生える常緑広葉樹で樹高20bになる高
木。花期の5〜6月には花序が満開になると、木全体が淡黄色になります。今年もずいぶん見たのに、撮影チャンスを逃したのは残念でした。 ※スダジイの大木は「名木古木」4ページNO.24でご覧ください。 |
|||||
撮影者 | 岩田忠利 |
12.白く煙っているように見える花! シマトネリコの花 別名タイワンシオジ | |||||
|
所在地 | 横浜市港北区日吉本町4丁目 コンフォール南日吉団地街路樹 | |||
科..属など | モクセイ科トネリコ属 半常緑〜常緑低木 | ||||
見どころ | 10ページNO.04に白い鞘(実)が載っています。雄雌別株で6〜7月頃、大きな花序に小さい白い花を多数付け、葉が涼しげで、最近とても人気の高い観葉植物です。 小さくて良い香りのする白い花には、虫が多く集まります。8〜9月頃に白いサヤが付きます。庭木、公園木に多く利用されています。 | ||||
撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2010.06.30 |
15.こんなに綺麗なナンテンの若葉 | |||||
|
所在地 | 川崎市中原区木月住吉町 元住吉駅東口付近の民家 | |||
科..属など | メギ科ナンテン属 常緑低木 | ||||
見どころ | 6月28日、元住吉の関東労災病院通りを歩いていて、ひときわ目立つナンテンに気づきました。鮮やかな赤い若葉の下から花も咲かせています。こういう若葉が綺麗に紅葉するナンテン、初めてみました。※3ページのNO.5、NO.6に花と実が、12ページにはNO.13、NO.28、NO.38に実を掲載。 | ||||
撮影者 | 岩田忠利 |
18.美しい樹形、葉のつき方と若葉の色で「生きた化石」と言われるメタセコイア | ||||
|
所在地 | 川崎市中原区中丸子 日本電気葛ハ川工場内 | ||
科..属など | スギ科メタセコイヤ属 落葉針葉高木 | |||
見どころ | メタセコイアは大昔に絶滅した植物とされていましたが、1945年中国四川省で発見され、世界中の話題になりました。写真のように自然と整った円錐形の樹形になり、その姿は美しく、葉の若葉が鮮やかな緑色で樹全体からしなやかな雰囲気をかもし出しています。こんどは秋の紅葉を載せましょう。 ※メタセコイアの花は1ページNO.38、実は12ページNO.20に。 |
|||
撮影者 | 岩田忠利 |
19.見慣れた樫の木で材が赤樫に比べて白いシラカシ(白樫) | |||||
|
所在地 | 川崎市中原区中丸子 日本電気葛ハ川工場内 | |||
科..属など | スギ科メタセコイヤ属 落葉針葉高木 | ||||
見どころ | 前橋の実家の生垣が高さ8bほどのシラカシですので、子供の頃から馴染みのある木です。樹皮は灰黒色で割れ目が無くザラザラとし、葉は鋸葉があります。材は硬く、農具の柄などの器具材や建築材に多く使われます。※シラカシの大木は「名木古木」7ページNO.36に掲載。 | ||||
撮影者 | 岩田忠利 |
23.棕櫚でも中国原産で「唐」がついてトウジュロ(唐棕櫚」 | |||||
|
所在地 | 川崎市中原区木月住吉町 渋川の川端、稲荷橋付近 | |||
科..属など | ヤシ科シュロ属 常緑耐寒性高木 | ||||
見どころ | シュロとの違いは、葉の先が垂れ下がらないことと、黄色い大きな房になって垂れ下がる雄花があること、この2点です。※「トウジュロ」の実ではありませんが、「シュロ」の実は3ページNO.28をご覧ください。 | ||||
撮影者 | 岩田忠利 |
24.黒松に比べ、公害に弱く、都会では余り見られないアカマツ(赤松)、別名雌松 | |||||
|
所在地 | 川崎市中原区木月住吉町 団体施設の植え込み | |||
科..属など | マツ科マツ属 常緑針葉高木 | ||||
見どころ | 樹皮が赤褐色で「赤松」。黒松に比べ、葉が柔らかく「雌松」とも呼びます。御殿場で陶芸センターを経営する友人は、登り窯を持ち、窯焼きの燃料として赤松以外のものは使わず、赤松の調達には苦労しています。火力が強いことと、焼き上がった作品の色に独特の味があるそうです。 | ||||
撮影者 | 岩田忠利 |
26.コンクリートの建物に良く似合うシマトネリコ | |||||
|
所在地 | 横浜市港北区日吉2丁目7番地 ライオンズ日吉 | |||
科..属など | モクセイ科トネリコ属 半常緑〜常緑低木 | ||||
見どころ | トネリコ、別名タモノキは刈り取った稲を干す稲架木用として田んぼの畦に植えられていた木でしたが、近年は材が野球のバット材として使われ、注目されました。しかし、この木「シマトネリコ」の「シマ」と名がつくのは沖縄などの暖地が原産です。そのため寒さに弱い難点がありますが、暑さには強い丈夫な木。花は地味ですが、艶のある小さい葉と新芽の淡い緑色、それが風になびく樹姿は無機質なコンクリートの建物に良くマッチします。最近完成したライオンズ日吉の前に等間隔で8本ほど植えられています。 ※実は10ページNO.4 を参照。 |
||||
撮影者 | 岩田忠利 |
28.花も実も樹姿も美しく、人気急上昇のエゴノキ | |||||
|
所在地 | 川崎市中原区木月住吉町 マンションの植え込み | |||
科..属など | エゴノキ科エゴノキ属 落葉高木 | ||||
見どころ |
|
||||
撮影者 | 岩田忠利 |
29.露地植えして三十数年、背丈よりも高いウチワサボテンと巨木 | |||||||
|
所在地 | 横浜市港北区新吉田町 民家の庭 | |||||
科..属など | サボテン科オプンティア属 | ||||||
見どころ |
|
||||||
撮影者 | 守谷明子 |
33.“純度100パ手絞り”の美容液が期待できるオリーブ | |||||
|
所在地 | 横浜市港北区日吉本町5丁目 民家の玄関まわり | |||
科..属など | モクセイ科オリーブ属 常緑高木 | ||||
見どころ | オリーブの木はいくらでもありますが、沢山結実するこは珍しいと思います。玄関まわりを2階まで覆っています。小豆島発今はやりの美容液、東海林のり子さんも顔まけ、“純度100パ手絞り”が期待できますね。※オリーブの花は20ページNO.14に、オリーブの木は18ページNO.2に載っています。 | ||||
撮影者 | 佐野紀子 |
34.真っ赤に色づく秋が楽しみ、ヒメリンゴ(姫林檎) | |||||
|
所在地 | 横浜市港北区高田西付近の早渕川土手。 | |||
科..属など | バラ科リンゴ属 落葉低木 | ||||
見どころ | 早渕川の土手はウオーキングの人たちで賑わっています。私もほとりの植物に関心をよせながら楽しませてもらっています。昨年までは申し訳程度に実をつけていたのですが、今年は沢山の実をつけていることに目を見張りました。真っ赤に色づく秋の眺めがまた楽しみです。 ※ヒメリンゴの花は16ページNO.15に掲載。 |
||||
撮影者 | 佐野紀子 |
|
所在地 | 横浜市港北区日吉本町4丁目 横浜市の緑地 | |||
科..属など | バラ科リンゴ属 落葉低木 | ||||
見どころ | ベニバナトチノキは俗称「マロニエ」とも呼んでいます。ここでは花は沢山咲きますが、毎年1本の木で実は3〜4個実ります。秋になると実がぽっかり割れて栗に良く似た実が落ちてきます。私はこの木の前の特等席ベランダから生長のようすを眺め、誰にも拾われないうちにゲッドできる特権を持っています。お餅には足りませんが、磨いて飾物として大切にしています。 ※樹形と花は1ページNO.2とNO.9をご覧ください。 |
||||
撮影者 | 佐野紀子 |
|
所在地 | 横浜市港北区日吉本町3丁目 金蔵寺近く | |||
マツ科マツ属 常緑針葉高木 | |||||
見どころ | 松笠など珍しくもありませんが、多くの人が秋茶色になって落ちてくる松笠をイメージします。ところが今、初夏の松ノ木の上ではみずみずしい緑色の松の実が見られます。もう少し早くどんな過程を経てあのような玉ができたのか知りたいところです。来年の楽しみです。高い木の上の営みに多くの人が気づきません。 ※灯台の役目を果たしていた松が「名木古木」5ページNO.30 に載っています。 |
||||
撮影者 | 佐野紀子 |
37.旧家に1本は植えられていた花木、エンジュ(槐)の花 | |||||
|
所在地 | 横浜市港北区綱島西4丁目 | |||
科..属など | マメ科エンジュ属 落葉高木 | ||||
見どころ | 木花写真が出つくした頃、あるはずがないと思いながらも白く煙るように美しい花があったんです。エンジュならば、落葉高木マメ科、小葉が9枚〜15枚奇数羽状複葉、開花7月〜8月の黄白色、これがまさにエンジュノキの花です。満開時は煙ったようにはなやか。生薬、若葉は干して茶葉にします。昔は旧家の屋敷うちには必ず1本はあった必需の花木でした。 |
||||
撮影者 | 佐野紀子 |
39.クルミらしからぬ花序が無数に垂れ下がるサワグルミ(沢胡桃) | ||||
|
所在地 | 川崎市中原区宮内 川崎市等々力緑地公園 | ||
科..属など | クルミ科サワグルミ属 落葉高木 | |||
見どころ | 等々力緑地公園は、昔の多摩川の流れの跡。ここは良質の砂利の採掘場で、東京・丸の内や横浜・関内のコンクリートビルの建設は多摩川の水利を利用した帆掛け舟(いわゆる“砂利舟”)で重い砂利を運び、施工されました。当時の採掘の跡地が広大な池となり、それが近年、「東横水郷」といわれた池の部分のみが釣り堀として残し、埋め立てられ広い公園となりました。その釣り堀の池から流れ落ちる小川沿いに大きなサワグルミの木が何本も生えています。今を盛りと、長い花序を垂れ下げ、咲いています。 | |||
撮影者 | 岩田忠利 |
さくいんのページへ戻る
「とうよこ沿線」TOPへ戻る
写真をクリックし拡大してご覧ください。
写真を連続して見るには、左上の「戻る」をクリックしてください。
以下の情報の中の“欠番”は、低木・小低木の一部、ツル性植物などで、「野草-World」へ移しました。 | 2009.7.2〜 | 掲載30種 |
40.葉を着れば姿を隠せる蓑に形容したカクレミノ(隠れ蓑) | |||||
|
所在地 | 川崎市中原区宮内 川崎市等々力緑地公園 | |||
科..属など | ウコギ科カクレミノ属 常緑広葉高木 | ||||
見どころ | この木は川崎市民ミュージアムの前に植えてありました。常緑の低木樹。厚い葉は光沢があり、大きな葉でも12 センチほどで「葉を着れば姿を隠せる」という名前の由来は誇張過ぎます。この木を見ると親友の母親を思い出します。茶道の教授だった彼女は茶室の前にあるこの木を指して「カクレミノは私にとって大事な木なの!」と私に言いいましたが、もう三十年前にこの世を去った。 ※実が11ページNO39に。 |
||||
撮影者 | 岩田忠利 |