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21.フジといえば薄紫色だが、黄色いフジの花
所在地 栃木県足利市迫間町607 あしかがフラワーパーク0284-91-4939
科・属など マメ科キングサリ属 落葉性小高木
見どころ いわゆる「フジ」は、枝が蔓で“右巻き”に長く伸びます。それに対し「ヤマフジ」は“左巻き”に伸び、フジよりも花序(花のつながり)は短いが花は大きい。ヤマフジの中に白い花のものを「シラフジ」と言い、花序が短く、花が大きいので花屋は「ダルマフジ」と呼んでいます。近年珍しい園芸品種も多く、写真の真黄色なフジは珍しいので撮りました。※紫色のフジの花が1ページNO.17に掲載。
撮影者 山田紀子
23.小公園に咲いていた、マテバシイ(馬刀葉椎)の花
所在地 横浜市港北区箕輪町2丁目
科・属など ブナ科マテバシイ属 常緑高木
見どころ  ブナ科の常緑高木です。葉が厚く、防風・防火に使われます。排気ガス公害などの環境に耐え、よく育ち、剪定にも強いので神社の境内、工場の緑化、街路樹などでも植えられています。
撮影者 石川佐智子
17.早渕川の土手際に咲く白いキョウチクトウ
所在地 横浜市港北区綱島西3丁目 新川橋付近
科・属など キョウチクトウ科キョウチクトウ属 常緑低木もしくは常緑小高木
見どころ 葉が竹のように細く、花が桃の花に似ていることから「夾竹桃」と名づけられました。夏中咲き続け、見た目はきれいですが、有毒植物。大気汚染に強いので道路沿いなどに植えられている。ピンクの一重、八重が多く見られます。白花は一重のものが多いそうです。赤い花が下記NO.22に。
撮影者 北澤美代子

16.初夏の風物詩 箱根の「あじさい電車」

所在地 箱根湯本〜強羅間
科・属など
見どころ 写真は昨年2008年。恒例の箱根「あじさい電車」は今年は6/20(土曜)〜7/12(日曜)走るそうです。昼間は1時間4本、夜間2〜3本。夜間は7カ所でライトアップされます。電話予約受付は5/20から。
 ※3ページNO.1にガクアジサイ。
撮影者 山田紀子
15.昔は欠かせなかったセンダンの木
所在地 東京都調布市深大寺北町1-4 都立神代植物公園
科・属など  センダン科センダン属 落葉高木
見どころ 諺「栴檀(せんだん)は双葉より芳し」のセンダンはこの木のことではなく、ビャクダン(白檀)のことを指すのだそうです。高さ15bにも生長するセンダンは、私たちの日常生活に非常に役立つ木です。果実は、生薬としてヒビ・アカギレ・シモヤケの薬。これを煎じて飲むと整腸・鎮痛剤に。樹皮も駆虫剤に。葉は強い防虫効果があり農作物の防虫に、また材木は建築や器具用材に使われました。
 ※黄色いセンダンの実は12ページNO.7に。
撮影者 山田紀子
2. 肉厚で剣のように尖った葉、アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)
所在地 川崎市中原区井田三舞町
科・属など  ユリ科ユッカ属 常緑低木
見どころ バイク走行中、目に入ったのは背が高く、ひときわ目立つ白い蘭。正確には北アメリカ原産でリュウゼツラン科ユッカ属、「厚葉君が代蘭」という立派な名前の持ち主です。お椀を逆さにしたような花が春と秋に二度咲きすること、葉が肉厚で剣のように尖った葉先、極度の乾燥土を好むなど、非常に個性的な植物です。
撮影者 岩田忠利

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32.可愛らしい赤い実、ジューンベリー
所在地 横浜市港北区日吉本町4-986 コンフォール南日吉団地内
科・属など バラ科ザイフリボク属 落葉低木
見どころ 春には白い花、初夏には赤い実がなり、秋は紅葉、冬の落葉後の枝ぶり、1年を通して楽しめます。実はジャムに作っても美味しいそうです。※ジューンベリーの花は16ページNO.20に掲載。
撮影者 石川佐智子
22.もう咲いている赤のキョウチクトウ
所在地 横浜市港北区箕輪町近辺
科・属など キョウチクトウ科キョウチクトウ属 常緑低木もしくは常緑小高木
見どころ 常緑小高で排ガスなどに強いため、都市緑化用樹木として植えられています。白い花もあります。
撮影者 石川佐智子
18.あたり一面甘い香りが漂う栗の花
所在地 横浜市港北区綱島西4丁目 民家の庭   
科・属など ブナ科クリ属 落葉広葉高木
見どころ 白色に近いクリーム色の穂のような花。とにかく香りが強く遠くからでも、栗の花だとわかります。
 ※満開の栗畑3ページNO.32をご覧ください。
撮影者 北澤美代子
番外編「木花いろいろ」

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以下の情報の中の“欠番”は、低木・小低木の一部、ツル性植物などで、「野草-World」へ移しました。 掲載25種

13.シベが長く、変わった形のイロハモミジの花

所在地 横浜市港北区日吉4丁目 慶応大学日吉キャンパス内
科・属など カエデ科カエデ属 落葉高木
見どころ 秋の紅葉時は主役となるモミジですが、新緑のときの葉っぱの色合いもいいものです。その葉の下にぶら下がるように咲く花は紅紫色、径4〜6ミリと小さく、とかく見逃しがちです。この花が次のNO.14のような実(タネ)をつけます。
撮影者 山田紀子
10.アジサイらしくないカシワバアジサイ
所在地 川崎市中原区井田2丁目 民家の庭(川崎市立井田病院の裏手)
科・属など  アジサイ科 アジサイ属 落葉低木
見どころ 葉の形が柏の葉に似ていることから「柏葉アジサイ」。花は円錐状に長くて大きく、その姿は普通のアジサイとはまるっきり違います。アジサイの原産は日本ですが、こちらはアメリカ原産。
撮影者 岩田忠利
30.日本原産の石楠花。その中で本州、四国に生えるホンシャクナゲ
所在地 東京都調布市深大寺北町1-4 都立神代植物公園    
科・属など ツツジ科ツツジ属 常緑低木
見どころ 学生時代登山に夢中だった頃、野生のシャクナゲを随所で見かけましたが、気にも留めませんでした。野生種は5種だそうですね。その中でホンシャクナゲは本州中部以西に多く、アズマシャクナゲは関東以北、アマギシャクナゲは伊豆・天城山中に多いそうです。
 ※アズマシャクナゲの花は15ページNO.26
撮影者 山田紀子
6.20bにもなる常緑高木のタイサンボク
所在地 東京都調布市深大寺北町1-4 都立神代植物公園
科・属など モクレン科モクレン属 常緑高木
見どころ 「泰山木」とは、大きくて、泰然自若としたこの樹の姿を表しているようです。いかにも中国産のようですが、じつはアメリカ産です。※タイサンボクの大木は20ページNO.28に掲載。
撮影者 山田紀子
34.秋になると赤、黄色の可愛い実をつけるピラカンサス
所在地 横浜市鶴見区馬場2丁目20-1 鶴見馬場・花木園
科・属など バラ科トキワサンザシ属 常緑低木
見どころ 「ピラカンサス」は5月頃白い花を咲かせ、秋から冬にかけて赤や黄色の小さな実を沢山つけます。コンパクトな公園で四季折々の花が咲いていて静寂な雰囲気、散歩には最適です。入場料が無料。第3月曜日が休園日です。※真っ赤な実は11ページNO.1に, 大木にたわわに実った様子が13ページNO.15に掲載されています。
撮影者 石川佐智子
40.ポトマック河畔の桜の返礼、アメリカハナミズキ
所在地 横浜市都筑区中川 “くさぶえのみち”。この道は山崎公園、牛久保西公園、牛久保公園、徳生公園までのルート。
科・属など ミズキ科ミズキ属 落葉小高木
見どころ 明治45年時の東京市長・尾崎行雄がワシントン市に桜の苗木を贈った返礼に米国から贈られたアメリカハナミズキ。この話は子供の頃からよく聞いていました。それだけにこの花には特別な思い入れが あります。和名「アメリカヤマボウシ」。東急沿線で“ハナミズキ並木”が見事なのは二子玉川駅前周辺が一番でしょうか。
撮影者 山田紀子
25.生垣に多いマサキ。この木に花が咲くとは?!
所在地 横浜市都筑区北山田 民家の生垣
科・属など ニシキギ科ニシキギ属 常緑低木
見どころ 芽吹きが良いので生垣として多く利用。海岸近くに自生する常緑低木だけあって、耐寒、耐潮に強い木です。※珍しいオウゴンマサキ16ページNO.26をご覧ください。
撮影者 山田紀子
28. ナツツバキまたはシャラノキとも言います。清楚な花、木肌、樹姿が魅力
所在地 神奈川県箱根町 
科・属など ツバキ科ナツツバキ属 落葉高木
見どころ 高さ約5bになる落葉高木。清楚な白い花、スベスベした樹肌、ほうき状になる美しい樹姿が魅力で、庭木に使われます。茶褐色の滑らかな樹皮は古くなるとはがれます。
 ※ナツツバキの花4ページNO.24をご覧ください。
撮影者 山田紀子
4.団地に咲くブラシの木
所在地 横浜市港北区日吉本町4-986 コンフォール南日吉
科・属など フトモモ科ブラシノキ属 常緑小高木
見どころ 前に山田紀子さんが撮影された「ブラシの木」です。団地の中に咲いていた「ブラシの木」があまりに美しいのでパチリ。※同類の花、1ページNO.263ページNO.30参照。
撮影者 石川佐智子
33.ロウバイは冬に咲くが、春咲きの香りの良いクロバナロウバイ
所在地 横浜市港北区日吉本町4-986 コンフォール南日吉団地内
科・属など ロウバイ科クロバナロウバイ属 落葉低木
見どころ 木の高さは2メートル位。若木のうちから花径4センチほどのチョコレート色の花が咲きます。花期は4月〜5月。※ロウバイの花は13ページNO.17に掲載。
撮影者 石川佐智子
19.近所にも咲いていた、バイカウツギ(梅花空木)の花
所在地  横浜市港北区綱島西4丁目 民家の庭   
科・属など  ユキノシタ(アジサイ科)バイカウツギ属 落葉低木
見どころ 梅の花の形に似ていて茎が空洞になっているので、「梅花空木」と書くそうです。純白で清楚な花。普通の「卯の花」より大きく見ごたえあり。写真だけ撮らせてもらうつもりが、アジサイも一緒に切花にして下さり、恐縮しながらありがたく頂いてまいりました。※同種の花3ページNO.10に。
撮影者 北澤美代子
1.ロンドンで見たモクレンの花
所在地 英国・ロンドンの公園
科・属など モクレン科モクレン属 落葉低木
見どころ  ロンドン留学中の娘に会いに昨年(2008年3月5日)渡英し、ロンドンの公園で見たモクレンです。樹の形も花の咲き方も日本のモクレンと大分違います。そういえば世界には12属のモクレンがあり、約240種が分布しているそうです。花は両性でオシベとメシベがあり、幹を傷つけると良い香りがします。 ※日本のモクレンの花15ページNO.28と見比べてください。
撮影者 尾嶋万里子
31.金平糖のような蕾、時計の形をした花のカルミヤ
所在地 東京都調布市深大寺北町1-4 都立神代植物公園    
科・属など ツツジ科ハナガサシャクナゲ属(カルミア属 )常緑低木
見どころ 常緑低木で高さ1〜3b。樹形は楕円形のような良い形。枝は車輪状に出ます。西日の当たらない半日陰を好み、乾燥を嫌います。
撮影者 山田紀子

14.モミジの実(タネ)は遠くに飛ぶように翼の中に

所在地 横浜市港北区日吉4丁目 慶応大学日吉キャンパス内
科・属など カエデ科カエデ属 落葉高木
見どころ 鮮やかなピンクの翼の長さは1.5a〜2a。その翼の中央部分の丸く硬いモノが実(タネ」です。
撮影者 山田紀子
8.金平糖のよな蕾、笠状の花、カルミア 
所在地 横浜市港北区日吉2丁目 民家の庭
科・属など ツツジ科ハナガサシャクナゲ属(カルミア属 )常緑低木
見どころ 別名はアメリカシャクナゲ/ハナガサシャクナゲ(花笠石楠花)。カルミアの花の魅力は、金平糖のようなつぼみ、花はパラソル状でにぎやかです。花径は2センチほどですが、たくさん集まって房状に咲くのでとても美しく、人気のある花木です。花が金平糖のような形をしているところに特徴があります。※このページのNO.31をご覧ください。
撮影者 岩田忠利

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29.北海道から九州の山地に生えるツリバナ
所在地 横浜市都筑区中川 “くさぶえのみち”。この道は山崎公園、牛久保西公園、牛久保公園、徳生公園までのルート。
科・属など  ニシキギ科ニシキギ属 落葉低木あるいは小高木
見どころ 高さ約7bになる落葉高木。ニシキギ科に属し、別名「ツリバナマユミ」。日本全国の山地にあり、花期は5〜6月です。※赤い実が10ページNO.26に。
撮影者 山田紀子