01. 鶴岡八幡宮ぼたん庭園のヤチヨツバキ(八千代椿)
所在地 鎌倉市雪ノ下2丁目 鶴岡八幡宮 ぼたん庭園内
科・属など ボタン科ボタン属 落葉低木
見どころ 透けるようなピンク色の中輪で、華やかに咲き誇っていました。
撮影者 北澤美代子
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37.観賞用品種を「ハナモモ(花桃)」と言い、食用品種は「モモ(桃)」と言う
所在地 横浜市港北区箕輪町3丁目 民家の庭
科・属など バラ科サクラ属 耐寒性落葉低木
見どころ  このモモの花も「元町・中華街行き」東横線の電車が日吉駅ホームを出るとすぐ車窓右手、“箕輪の丘”の下の屋敷に咲いているのが見える。桃の節句に欠かせないこの花も、もともと薬用として中国から渡来したもの。
 
 明治時代、綱島の池谷道太郎さん(光朗さん祖父)が試行錯誤の末、“日月桃”という美味の新品種をつくって綱島名物となった。全盛期の大正13年には綱島果樹組合の組合員農家91軒、桃畑面積22町歩(22f)にも。一斉にピンクの桃の花が咲く景観はまさに“桃源郷”・・・。花見客で賑わい、映画のロケ地になったりしたものだ。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2010.03.13
35.ヒガンザクラ(彼岸桜)と間違えやすい、ヒカンザクラ(緋寒桜)
所在地 横浜市港北区日吉2丁目 民家の庭
科・属など バラ科サクラ属 落葉高木
見どころ 久しぶりに散歩に出ると、民家の門の脇に真っ赤な花が咲いています。近づくと鮮やかな緋紅色の一重の花が下向きに咲いている「緋寒桜」でした。このヒカンザクラ(緋寒桜)はヒガンザクラ(彼岸桜)と混同しやすいため「カンヒザクラ(寒緋桜)」とも言われます。沖縄では1月〜2月に開花、本州の関東あたりでは3月に開花します。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2010.03.12
34.NO.8に掲載と同種。30〜50個の花がかたまって咲く、ミツマタの満開
所在地 横浜市港北区日吉本町3丁目5番 民家の庭
科・属など ジンチョウゲ科ミツマタ属 落葉低木
見どころ NO.8の写真は同じミツマタでも咲き初め。こちらは蕾は一つもなく、ミツマタ(三又)の枝先にびっしりと30〜50個の花がかたまって咲いています。花びらに見えるのは実はガク(萼)で、内側が鮮やかな黄色で美しい。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2010.03.10
32.春を彩る代表的な花木。果実が“握り拳”に似ているコブシ(辛夷)
所在地 横浜市港北区高田東3丁目36番の民家
科・属など モクレン科モクレン属 落葉高木
見どころ 私は毎年正月頃からこの花が咲くのが待ち遠しい。コブシの白い花とその芳香で春の到来を実感するからです。雪に閉ざされた北国ではコブシの白い花が農作業を始める目安になっています。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2010.03.13
31.早咲きのツツジで鹿児島だけに自生するハヤトミツバツツジ(隼人三葉躑躅)
所在地 文京区白山 3-7-1 小石川植物園内
科・属など ツツジ科ツツジ属 落葉低木
見どころ 3月というのに遠くからも目立ちます。赤紫色の花で、鹿児島地方だけに咲いている貴重な植物、ハヤトミツバツツジ(躑躅)です。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2010.03.10
23.桃の節句には欠かせません! ハナモモ(花桃) 
所在地 横浜市港北区綱島台 綱島市民の森 「桃の里」
科・属など バラ科サクラ属 耐寒性落葉低木
見どころ 桃色と濃いピンク色の花が満開でした。ハナモモは切花に使われます。戦前、綱島は岡山と並ぶ日本のモモの二大産地でした。有名な綱島桃畑の蕾は、まだ固い状態でした。「東京園」のサクラの花と同時に見られるでしょう。(綱島駅から徒歩5分)。※綱島ラジウム温泉 東京園に掲載
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.03.08
20.馬が食べると酔ったようになることから漢字名で、アセビ(馬酔木)
所在地 横浜市港北区高田町  高田中学校近くの民家
科・属など ツツジ科アセビ属 常緑低木
見どころ 5-14に石川さん撮影、アセビの実が掲載されています。高さ1〜8bの常緑低木。早春からスズランに似た釣り鐘型の花を咲かせ、春の到来を感じさせる植物です。花が美しいので庭木としても人気がありますが、有毒植物です。写真の花は紅色を帯びた品種でした。
撮影者 配野美矢子 撮影日 2010.03.05
18.シキミ(樒)の花が咲き始めました!
所在地 横浜市港北区日吉本町2丁目 金蔵寺境内
科・属など シキミ科シキミ属 常緑高木
見どころ  8ページNo.05にシキミの実が掲載されています。 その木に淡黄白色の花が咲きはじめました。仏前に供える木です。 金蔵寺の帰りに「シキミ」の鉢植えを5鉢も置いてある家がありました。(綱島西5丁目)日当たりが良いためか良く開いていたので、こちらの家の画像を載せます。 
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.03.02
16.萼が黄緑色の リョクガクバイ(緑萼梅)
所在地 横浜市鶴見区馬場2丁目20-1 「鶴見馬場花木園」内
科・属など バラ科サクラ属 落葉高木
見どころ 普通の白梅は萼が赤いのですが,緑萼梅(バラ科)の萼は黄緑色です。中国原産の梅で,庭木や盆栽用に植えられます。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2010.02.20
15.羽根木梅林の梅「紅千鳥」
所在地 世田谷区代田4-38-52
科・属など バラ科サクラ属 落葉高木
見どころ この写真も今年2月25日撮影の「紅千鳥」。
撮影者 西川恭永
13.濃いピンクの実がびっしり! マユミの実
所在地 神奈川県下足柄郡二宮町 吾妻山公園頂上
科・属など ニシキギ科ニシキギ属 落葉小高木
見どころ 5ページNo.32に若い実が、 11ページNo.16に実が割れて種子が顔を出した様が掲載されています。ピンク色の実が割れて、中の種子はほとんど落ちてなくなり殻だけが残っていました。まるで木全体に花が咲いているようでした。
撮影者 北澤美代子
12.葉が銀灰色をしている ギンヨウ(銀葉)アカシアの花
所在地 横浜市港北区綱島西3丁目 民家の庭
科・属など マメ科アカシア属 常緑樹
見どころ 5ページNo.34にインゲン豆のような実が垂れ下がっている様子が、13ページNo.22のフサアカシアの見所の中にも掲載されています。ギンヨウアカシアとフサアカシアの花は全く同じに見えます。黄色い球状の花がびっしり咲きます。葉は、いろいろの形があるようです。
撮影者 北澤美代子
05. 初めて実物の花を見ました。ユーカリノキの花
所在地 鎌倉市岡本1018番地 県立フラワーセンター大船植物園 温室内
科・属など フトモモ科ユーカリノキ属 常緑高木
見どころ 6ページno.20に木が掲載されています。フトモモ科の常緑樹で樹皮は,はがれやすく幹はすべすべで白くなっていました。葉が肉厚で卵形の園芸植物もユーカリの木と同じ種類だそうです。花期は、4〜5月とありますが、温室の中では咲き始めていました。開花と同時に花びらが落ちてしまうため、雄しべだけが目立つのだそうです。もう少し拡大したかったのですが、高木のため私のカメラでは、これが限界でした。
撮影者 北澤美代子
29.熟すと赤い実がなる モクレイシ(木茘枝 )
所在地 文京区白山 3-7-1 小石川植物園内
科・属など ニシキギ科モクレイシ属 常緑小高木
見どころ 常緑小高木、3〜4月に葉腋に緑白色の、小さな花で葉はスプーンの形をしています。雌雄異株で花弁は5枚。雄しべが目立つのが雄花、雌しべが目立つのが雌花。花弁は、雌花が小さいです。モクレイシの実は、熟すと赤い種が露出してきます。その様子がライチ、つまりレイシに似ているので、木レイシと名付けられたそうです。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2010.03.10
02. 鶴岡八幡宮ぼたん庭園のレンカク(連鶴)
所在地 鎌倉市雪ノ下2丁目 鶴岡八幡宮 ぼたん庭園内
科・属など ボタン科ボタン属 落葉低木
見どころ 真っ白い花で、鶴が連なって飛んでいるように思われました。 庭園内は、比較的ピンク系の株が多く、白い株は数少なかったです。
撮影者 北澤美代子

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25.ツツジの仲間の中でも早春真っ先に咲くミツバツツジ
所在地 横浜市港北区高田町 高田中学校付近の民家
科・属など ツツジ科ツツジ属 落葉低木
見どころ ツツジ科ツツジ属の落葉広葉低木、近畿から関東の太平洋側の山間地に生育し、3月下旬から4月にかけて葉が出る前に赤紫の花を咲かせます。 枝が細くすんなり上に伸びていて、菱形状をした緑色の葉が枝先に3枚輪状に付くのが特徴です。
撮影者 配野美矢子 撮影日 2010.03.10
08.和紙や紙幣の原料となるミツマタ、その花
所在地 横浜市港北区篠原北1-26-22 わが家の庭
科・属など ジンチョウゲ科ミツマタ属 落葉低木
見どころ 12年前に入院中の主人が退院したのを記念し、縁起の良いミツマタの苗木を庭に植えました。毎年1月下旬に開花して3月上旬まで楽しませてくれます。1ページNO.21に珍しい赤い花のミツマタが載っていますが、わが家のは黄色い花で掲載写真に一輪だけ咲いています。
撮影者 臼井昭子

03. 鶴岡八幡宮ぼたん庭園のシンジツゲツ(新日月)

所在地 鎌倉市雪ノ下2丁目 鶴岡八幡宮 ぼたん庭園内
科・属など ボタン科ボタン属 落葉低木
見どころ 鮮やか赤色が魅力的で引き込まれそうな感じがしました。
撮影者 北澤美代子
27.ユズの近縁種 ハナユ(花柚)
所在地 文京区白山 3-7-1 小石川植物園内
科・属など ミカン科ミカン属 常緑低木
見どころ 5月〜6月にミカン科特有の、白い香りの良い花を付け、秋から冬に黄色い大きな実に生長します。枝にはトゲがあり、葉柄に広い翼が付いているのが特色です。ハナユは耐寒性の小型のユズで、庭木としてもよく使われ、果実はミカンに比べると、デコボコが多くごつごつした感じがします。果汁に含まれるクエン酸は豊富です。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2010.03.10
11.早春に咲く花 サンシュユ
所在地 横浜市緑区寺山町291 四季の森公園 内
科・属など ミズキ科ミズキ属 落葉小高木
見どころ 11ページ02に掲載されているサンシュユです。黄色の小さい花が満開でした。サンシュユの果実でお酒を造ります。漢方薬にも使われています。
撮影者 石川佐智子

04. 常に新旧の実が付いていることから「代々の繁栄」を願う縁起物、ダイダイの果実

所在地 横浜市港北区日吉本町6-29-1 わが家の庭
科・属など ミカン科ミカン属 常緑小高木
見どころ わが家のダイダイは40年ものですが、今年は例年になく豊作でした。果汁は鍋物のお酢に、皮も実もジャムに、果皮はお風呂に、と使っています。実は熟してもなかなか落ちません。一つの実が、2年も3年も木に付いています。「代々、繁栄する」の意はそこに由来。お正月のしめ飾りや鏡餅に載せたりします。「橙色」の語源も、実の鮮やかな彩りから。ダイダイのルーツがインドというのも面白い。皆さん、調べてみて〜!
撮影者 尾嶋万里子
28.屋久島地方に多く咲く サクラツツジ(桜躑躅)
所在地 文京区白山 3-7-1 小石川植物園内
科・属など ツツジ科ツツジ属 常緑低木
見どころ 落葉低木です。 屋久島に特に多く台湾にもごくまれにあります。高さ4〜5b。花の色が桜に似ていることからサクラツツジと名付けられたようです。見ていると心が癒されます。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2010.03.10
NO14「木花いろいろ」

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36.早春の陽だまりに花開き、夕方には閉じる。よく目立つハクモクレン(白木蓮)
所在地 横浜市港北区箕輪町3丁目 民家の庭
科・属など モクレン科モクレン属 落葉高木
見どころ 「元町・中華街行き」の東横線の電車が日吉駅ホームを出るとすぐ車窓右手、“箕輪の丘”の下の屋敷にこの大きなハクモクレンの木に今を盛りと白い花が咲いている。いつかこの木の花が満開の様子を写真に収めようと思っていたが、ようやくその思いが叶った。9枚の花びらが完全に開ききるのを何度か行って撮影したが、コブシとは異なり、モクレン同様完全には開ききらないということが分かった。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2010.03.11
以下の情報の中の“欠番”は、低木・小低木の一部、ツル性植物などで、「野草-World」へ移しました。 2010.01.29〜03.13 掲載26種
19.中国原産で日本に導入されて日が浅い新花木、ミヤマガンショウ(深山含笑)の花
所在地 横浜市港北区樽町3丁目  民家の庭
科・属など モクレン科ミケリア属 常緑花木
見どころ オガタマノキ(招霊の木).ウンナンオガタマノキ、カラタネオガタマノキなどの仲間です。花期はハクモクレンよりも早く、2月半ば頃から咲きます。一重の白花で花径は10センチ程の大輪で、良い香りがします。モクレン類は枝先に花をつけますが、ミヤマガンショウは枝の途中に花をつけるのが特徴です。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.03.03
14.羽根木梅林の梅「呉羽しだれ」
所在地 世田谷区代田4-38-52 
科・属など バラ科サクラ属 落葉高木
見どころ
公園全体が小高い丘になっており、昭和42年に55本の梅の梅を植えて以来、数々の記念植樹を経て、現在は紅白約700本の梅が植えられている都内でも屈指の観梅の名所です。毎年梅まつりが開催されており、今年で第33回目を迎えました。
写真は今年2月25日撮影の「呉羽枝垂れ」。
撮影者 西川恭永