1.近畿以西に多いクマノミズキ(熊野水木)
所在地 横浜市都筑区中川“くさぶえのみち”
科・属など ミズキ科ミズキ属 落葉高木
見どころ 名前の由来は三重県の熊野で最初に見つかったので「熊野水木」の名がついたそうで近畿以西に多いようです。ズキとクマノミズキの違いはほとんどわからないようですが、クマノミズキは開花が1〜2カ月遅いこと、木の肌が違うこと 、花がサカズキ状、葉の形が対生・互生だそうです。
※実が10ページNO.29に載っています。
撮影者 山田紀子
2.奈良県内はカシワが少なく、ほとんどがナラガシワ(楢柏)
所在地 横浜市都筑区中川“くさぶえのみち”
科・属など ブナ科コナラ属 落葉高木
見どころ 落葉高木。葉はカシワに比べて、鋸歯の先端が鋭い。 奈良県内にはカシワは少なく、ナラガシワで柏餅を作るそうです。
撮影者 山田紀子

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3.早くも2月頃から花の穂を垂らすハンノキ(榛の木)
所在地 横浜市都筑区中川“くさぶえのみち”
科・属など  カバノキ科ハンノキ属 落葉高木
見どころ 湿地などに生える木で東横沿線では碑文谷公園の弁天池の周りに大きな木があり、まだ肌寒い春、枝いっぱいに花の穂を垂らしているのを見た覚えがあります。
撮影者 山田紀子
4.世界三大花木の一つ、ジャカランダの花を三ヵ所で見る

大倉山で十年ぶりに咲いた!
八城幸子撮影
所在地 横浜市港北区大倉山4丁目 大倉山ハイム1号棟敷地内
科・属など ノウゼンカズラ科ジャカランダ属 落葉高木
見どころ
 ブラジル原産のノウゼンカツラ科の木。葉っぱが涼しげで、とても風流な趣のジャカランダ。世界三大花木の1つです。熱帯、亜熱帯の国で街路樹としてよく植えられています。ハワイでは、日系人が日本の桜を偲んで「ハワイ桜」と呼び、ジャカランダの木の下で花見をするそうです。日本の港北区で見られます。10年ぶりに咲いたそうで、話題になっています。美しいブルーの花は一見の価値あり、です。(八城幸子)

 以前、木全体が青紫になったロサンジェルスの見事な街路樹の写真を見たことがあります。今回名前がわからず、また、あきらめることもできずにおりました…。木がまだ細いためか(?) 花は少ししか咲いていませんでしたが、間違いなくジャカランダの花です。
 何となく涼しげな葉は,ネムノキに似ていますが、マメ科でなく、ノウゼンカズラの仲間だそうです。キリの花に似ていることから別名「キリモドキ」とも言われるそうです。ハワイでは、日系人が「ハワイ桜」「紫の桜」とも呼んでいるとか。宮崎県日南市南郷町「道の駅」では開花時期5月末から6月半ばに毎年「ジャカランダ祭り」が開催されるそうです。(北澤美代子)

スペイン・グラナダ、 アルハンブラ宮殿 夏の離宮庭園内
白藤明撮影

港北区高田西2丁目 歩道植え込み
北澤美代子撮影
撮影者 八城幸子
5.樹皮は線香や黄八丈の染料になるタブノキ
所在地 横浜市港北区太尾町1805 太尾堤緑道 太尾小学校校庭そば
科・属など  クスノキ科タブノキ属 常緑高木
見どころ 別名イヌグス(犬楠)。暖地の沿海地に多い常緑高木です。クスノキ科の植物で、大木になると高さ25メートルにもなります。樹皮はお線香の材料に使われるほか、八丈島では樹皮を黄八丈の染料にもなり、果実からは蝋(ろう)をとります。霊が宿る木とされていたことから、「霊(たま)の木」と呼ばれ、それがしだいに「たまのき」→「たぶのき」に変化していったとのこと。 果実は緑色から夏〜秋に黒っぽくなります。 実のつく枝先が赤くなるのがおもしろい。
 ※相鉄線鶴ヶ峰駅から徒歩15分ほどにあるタブノキを「名木古木」3ページNO.19に掲載。
撮影者 八城幸子
6.緑道にキウイフルーツの棚が・・・
所在地 横浜市港北区太尾町1805 太尾堤緑道 太尾小学校校庭そば 
科・属など マタタビ科マタタビ属 雌雄異株の落葉蔓性植物
見どころ 散歩中、藤の棚だと思っていたら、なんとキウイフルーツでした。それがちゃあ〜んと立派な実がなっています。いったいどなた様が管理し、収穫されるのでしょう?
※花を1ページNO.7・NO.8に掲載。
撮影者 八城幸子
9.端午の節句に食べる「柏餅」を包む葉、カシワ(柏)の花
所在地 横浜市港北区高田西2丁目 民家の庭
科・属など ブナ科コナラ属 落葉広葉高木
見どころ 柏餅は柏の葉の若葉を乾燥させて餅を包んだものです。柏は男性的で、新芽が育つまでは、古い葉が落ちないという性質で「子孫繁栄」に 通じる「縁起樹」とされています。雄花は10〜15cmの穂になって尾のように垂れ下がり、雌花はその年に伸びた枝の付け根に1個ずつ付くそうです。
撮影者 北澤美代子
12.見事な大輪の花を咲かせる“一日花”、フヨウ(芙蓉)
所在地 京都・詩仙堂
科・属など アオイ科フヨウ属 落葉低木
見どころ フヨウの花期は7月から10月と長く、どこでもよく見かけるお花ですが、ピンクの色が濃く、花つきが見事なので撮りました。
撮影者 山田紀子
11.日本だけで12属150種あるタケ(竹)
所在地 京都・鈴虫寺(1年中鈴虫の鳴くお寺)
科・属など イネ科マダケ属 多年生常緑竹
見どころ タケはイネ科の多年生常緑木なんですね。マダケ属、クマザサ属、アズマザサ属など12属があり、150種もあるそうですが 、写真は鈴虫寺の三角ダケや四角ダケ。この寺では他にもいろいろ変わった竹が見られます。
撮影者 山田紀子
10.皆に愛飲されるお茶、チャノキ(茶の木)
所在地 横浜市港北区綱島西1丁目 民家の庭
科・属など ツバキ科ツバキ属 常緑低木
見どころ お茶の木はもともと1種類で、何千年という歴史の中でさまざまな品種、変種が生まれ、お茶の製法が改良されたと言われています。お茶の木の種類は、品種的に紅茶に適したアッサム種と緑茶などに適した中国種に分けられます。本来のお茶の木は低木とはいえ大きく広がって育ちますが、葉を効率よく摘むためにカマボコ形に刈られます。木の寿命は約150年〜200年と言われますが新鮮でおいしい茶葉を摘むために日本の茶畑では、20年〜30年を目安に植え替えられています。カテキンの殺菌作用、整腸作用,口臭予防、生活習慣病などいろいろの効用があります。
 ※花を11ページNO.8に掲載。
撮影者 北澤美代子
17.捨てるところの無い、ワタノキ(棉)
所在地 南米 アルゼンチン タンゴの街
科・属など 落葉性の高木
見どころ 綿の花は収穫直後、クリスマスツリーや生花に。綿毛は布団の綿や織物の糸に。綿実は油や乳牛の餌に。実の殻はきのこ栽培の“菌を寝かせる床”に、と日本の稲のように捨てるところがありません。
撮影者 山田紀子
18.江戸時代に渡米し逆輸入された品種が主流のスモモ(李)
所在地 横浜市港北区篠原町2598 臼井義常さん宅
科・属など バラ科サクラ属 落葉小高木
見どころ 樹齢30年ほどの大きな木。ご主人が「お好きな枝をどうぞ!」と梯子を掛けてくださり、帰りには真っ赤に熟したスモモをお土産にいただきました。スモモはバラ科サクラ属だけあって花も綺麗です。実は果物店に並ぶ果実として生食用やジャムなどに利用。日本では古くから栽培されている果樹で、江戸時代にアメリカに渡って改良され、それが逆輸入された品種「サンタローザ」が現在多く栽培されています。※花が15ページNO.16に。
撮影者 臼井昭子
19.初冬にもう一度見たい、ネズミモチ
所在地 品川区小山台2-6-11 林試の森公園
科・属など モクセイ科イボタノキ属 常緑小高木
見どころ 写真には木の下で輪になってパーティー中の十数人の若い人たちがいます。その姿と樹高をくらべ、この木がいかに高木であるか、お分かりでしょう。枝先が黄緑なのは花の色です。11月から12月に濃い紫色に熟し、鈴なりになります。今年は、その頃、もう一度訪れたいですね。
※花が3ページNO.35と満開の木が7ページNO.2に、実が11ページNO.3312ページNO.30に掲載されています。
撮影者 岩田忠利
20.コアラの唯一の食糧、ユーカリノキの葉
所在地 品川区小山台2-6-11 林試の森公園
フトモモ科ユーカリノキ属 常緑高木
見どころ 日本の動物園経営は、いま、どこも苦しい。その要因の一つは、動物たちの餌代の出費。なかでも人気者のコアラの餌、ユーカリノキの葉を調達する経費が大きいそうですね。オーストラリア原産のこの木は600種もあり、コアラが食べるのはその中のたったの12種だけで、しかも新鮮な葉でなければ食べない。その調達に職員はたいへん苦労しています。写真のこの木はカメラに収まらない20b以上の高木です。上野動物園のコアラたち、この木の葉は食べないのかしら? ※花は14ページNO.5に。
撮影者 岩田忠利
21.地面から“膝根”という奇妙な呼吸根を生やす、ラクウショウ(落羽松)
所在地 品川区小山台2-6-11 林試の森公園
科・属など スギ科ヌマスギ属 落葉針葉
見どころ 北アメリカ原産のこの木は、なかなかユニークな木です。表題のように地面から“膝根”という奇妙な呼吸根を出すこともユニークですが、側枝に葉を羽根のように伸ばし、それが秋になると枝ごとに落葉するというのも変わっています。※実は8ページNO.11に。
撮影者 岩田忠利
22.幹が直立し傘状になる姿が美しい、シマサルスベリ(島百日紅)
所在地 品川区小山台2-6-11 林試の森公園
科・属など ミソハギ科 サルスベリ属 落葉高木
見どころ サルスベリノキといえば、よく門かぶりとして門の脇に植わっている木肌のツルツルし、真夏に赤い花を咲かせる木だけと思っていましたら、シャラノキも別名をサルスベリと言い、また、この木もシマサルスベリと言う。この木がいわゆる、百日紅と違う点は花が白いこと、幹の皮がところどころ剥がれたように見え、その下からきれいな薄青色のツルツルした肌を見せていること、樹形が直立していることです。
撮影者 岩田忠利
23.意外に知られていないコウヨウザン(広葉杉)
所在地 品川区小山台2-6-11 林試の森公園
スギ科 コウヨウザン属  常緑針葉高木
見どころ 中国南部やベトナム南部の原産で日本には江戸時代に渡来したのに、意外に知られていない杉の木。葉は線形、鎌形で先が針のように尖っています。葉の表面は光沢があり、裏面に白色の幅広い気孔線があります。写真でご覧のようにマツボックリのような球果の実がなっています。
撮影者 岩田忠利
25.色づく柿は秋の風物詩、カキノキ(柿の木)
所在地 横浜市港北区箕輪町3丁目 民家の庭
科・属など  カキノキ科カキノキ属 落葉高木
見どころ 樹高は5〜15b。カキノキ科の落葉樹。5月頃、白黄色の地味な花をつけ、果実は秋に橙色に熟します。幹は家具材として用いられ、実は甘柿を生食、渋柿は干し柿にして食用、葉は茶の代わりとして加工され飲まれることもあります。実は12ページNO.12に。
撮影者 石川佐智子
26.緑陰効果が大きく、街路樹に多いアオギリ(青桐)の花
所在地 横浜市港北区日吉本町4-986 コンフォール南日吉団地内
科・属など アオギリ科アオギリ属 落葉高木
見どころ 街路樹でよく見かけます。幹が緑色なので見分けやすい。生長が早く大きな葉が木陰を作ります。樹皮が緑色で葉が桐に似ているので「青桐」。夏に薄黄色の花が 咲きます。実は袋状で大きく、中に種子があります。※実は10ページNO.2に、樹皮が下記に載っています。
撮影者 石川佐智子
29.百日間も咲きつづけ、ツルツルした木肌は猿も滑り落ちるサルスベリ(百日紅)
所在地 横浜市都筑区北山田 民家
科・属など ミソハギ科サルスベリ属 落葉中高木
見どころ 昨日は32度の猛暑。近所の百日紅の花が鮮やかな赤紫色の花を咲かせていました。
※紅葉が13ページNO.16に、古木が大聖院のサルスベリで「名木古木」4-25に載っています。
撮影者 山田紀子
30.印鑑や櫛を作る材となるツゲノキ
所在地 横浜市港北区箕輪町3丁目 日吉の丘公園
科・属など ツゲ科ツゲ属 常緑広葉低木〜小高木
見どころ 庭木や生垣に多く使われているツゲは、本来、石灰岩地に生える木です。自生地の福岡県穂波町の「古処山ツゲ原生林」は特別天然記念物に指定され観光地となっています。ツゲの木は材が硬くて木目細かく、印鑑や将棋の駒、櫛などの細工物に使われます。※ツゲノキの花は22ページNO.11に掲載。
撮影者 岩田忠利
31.お正月の鏡餅や〆飾りに欠かせないユズリハ(譲り葉)
所在地 横浜市港北区日吉本町1丁目 東急バスターミナル
科・属など ユズリハ科ユズリハ属 常緑高木
見どころ 常緑樹で、新しい若葉が伸びると古い葉が一斉に落ちます。この特徴をとらえ、当主が跡取りに家業を譲り、末永い繁栄を願ったものです。お正月、床の間や神棚や仏壇に供える“鏡餅”は半紙の上に大小二つの鏡餅を重ね、その上にユズリハとウラジロを乗せ、さらにその上に橙、串柿、昆布などを飾ります 。
撮影者 岩田忠利
32.歌手・西田佐知子の「♪アカシヤの雨に打たれて〜」の、あのニセアカシア
所在地 品川区小山台 都立小山台高校内
科・属など マメ科ハリエンジュ属 落葉高木
見どころ  北アメリカ原産のマメ科ハリエンジュ属落葉高木。「針槐(はりえんじゅ)」とも言います。日本で「アカシア」といえば、ふつうはニセアカニアをさします。学問上のアカシアは、オーストラリア原産のフサアカシアやギンヨウアカシアなどで、日本ではそれらを「ミモザ」と呼んでいます。ニセアカシアの花は、白い房状で、白フジに似ています。花から採れる蜜は極上で数倍の値段で取引され、新芽は“おひたし”やゴマ和え”で食べられます。歌「アカシアの雨がやむとき」は、学生運動で挫折した学生や知識人の共感を呼び、大ヒットしました。
花が9ページN0.8に載っています。
撮影者 池田はるみ
27.建具、家具,楽器などになるアオギリ(青桐)の木
所在地 品川区小山台2-6-11 林試の森公園
科・属など アオギリ科アオギリ属 落葉高木
見どころ 東南アジア、日本の暖地に野生化しています。高さが15〜20bになる落葉高木。材は建具、家具,楽器などにします。10月に熟す種子を戦時中はコーヒーの代用品として飲んでいたそうです。
撮影者 池田はるみ
34.カンツバキ(寒椿)はサザンカ系の園芸品種
所在地 東京都調布市深大寺北町1-4 神代植物園
科・属など  ツバキ科ツバキ属 常緑中低木
見どころ ツバキの園芸品種は、上記のヤブツバキ、ユキツバキ、サザンカを母種とした種類、また、それらの交配種が数多く植えられています。写真は1月27日撮影のカンツバキです。
撮影者 山田紀子
33.果実は整髪用の椿油が採れるヤブツバキ(藪椿)
所在地 川崎市中原区井田中ノ町 住吉西公園
科・属など ツバキ科ツバキ属 常緑高木
見どころ 常緑樹で樹高平均5〜6b。になります。ツバキは多くの園芸種がありますが、その母種。早春の2〜4月に赤く大きな花を咲かせます。果実は秋に熟すと割れ、数個の種を出します。これが椿油の原料となり、力士のチョンマゲや女性の日本髪を結う整髪用椿油となります。伊豆大島は広大なヤブツバキ原生林があり、椿油の特産地として有名です。※花は12ページNO.23に
撮影者 岩田忠利
36.種子から油を採り食用や灯火用としたカヤ(榧)
所在地 東京都世田谷区野毛2-7-11 善養密寺境内
科・属など  ツバキ科ツバキ属 常緑中低木
見どころ 農家の庭先に植えられていたの上記のため。成長は遅いが、寿命が長く、枝を左右に伸ばし、樹形は端正。写真のカヤは樹齢800年、樹高22bの大木でカメラに収まらず、地面に着いた枝先の実です。
 ※このカヤの大木は「名木古木」2ページNO.14に載っています。
撮影者 池田はるみ
37.関東平野の風景を象徴する樹木、ケヤキ(欅)
所在地 東京都千代田区 皇居東御苑
科・属など  ニレ科ケヤキ属 落葉広葉高木
見どころ  空に向かってホウキ状に枝を伸ばす木の姿は美しい。春の新緑、秋の黄色い葉も美しく、庭木や街路樹として植えられ、親しまれています。戦時中、各農家の屋敷内の大木が船舶用材として供出させられ、大木が見られなくなったのは寂しい。今は餅つきの杵や臼、太鼓の胴などに使われています。
 ※関東にはケヤキの大木が多く、その代表格が「名木古木」3ページに3カ所の巨木が載っています。その一つ、練馬白山神社のケヤキをご覧ください。
撮影者 岩田忠利
38.日本産の針葉樹で唯一落葉するカラマツ(唐松)
所在地 長野県諏訪郡富士見町 八ケ岳
科・属など マツ科カラマツ属 落葉針葉高木
見どころ 学生時代よく北アルプスの山行をしましたが、秋、金色に輝くカラマツ林が上高地、梓川の水に映える光景が忘れられません。葉は短い枝に20〜30本まとまって生えています。※カラマツの木が22ページNO.30に載っています。
撮影者 山田紀子
番外編「木花いろいろ」

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以下の情報の中の“欠番”は、低木・小低木の一部、ツル性植物などで、「野草-World」へ移しました。 2009.6.25〜 掲載30種
39.庭木に最も多いイヌマキ
所在地 横浜市港北区箕輪町2丁目 民家の庭
科・属など マキ科マキ属 常緑針葉高木
見どころ イヌマキはマキ科マキ属の常葉高木。高さ20mほど。樹皮は白っぽい褐色で、細かく薄く縦長にはがれます。茎はまっすぐに伸び、枝先は上を向きますが、大木になると枝先は下垂します。葉は細長いが、扁平で主脈がはっきりしており、いわゆる針葉樹の葉には見えない形をしています。実は秋になると赤くなります。
 ※横浜市内にある樹木の中で“最長寿”、樹齢1020年のイヌマキが「名木古木」1ページNO.10に載っています。ご覧ください。
撮影者 石川佐智子

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