02 ツバメが飛んでいるように見える、ヒエンソウ(飛燕草)の花 別名:チドリソウ(千鳥草) | |||||||
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所在地 | 横浜市港北区新吉田町 畑の畔 | |||||
科.属など | キンポウゲ科 ヒエンソウ属 1年草(宿根草) | ||||||
見どころ | セリバヒエンソウの花は15ページNO.19に載っています。 | ||||||
撮影者 | 八城幸子 | 撮影日 | 2012.5.14 |
14 センダイハギは草木の2種あり、野草のムラサキセンダイハギ(紫千代萩) | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | マメ科ムラサキセンダイハギ属 多年草、耐寒性宿根草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.19 |
19 大きく膨らんだ特異な形で目につく、ゴウソ(郷麻)の穂 | |||||||
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所在地 | 横浜市緑区寺山町291 県立四季の森公園 | |||||
科.属など | カヤツリグサ科スゲ属の多年生 | ||||||
見どころ | 北海道から九州、南西諸島、朝鮮、中国にも分布し、日本全土の畦や湿地に生える、スゲの1つです。高さ40〜70センチで、茎の先に1個の雄小穂、下部に長さ2〜4cmの六角柱状で緑褐色の特異な形の雌小穂を3〜4個吊り下げるため、見分けやすく、比較的親しまれています。細い花茎に大きな穂が付いている状況を魚釣りにたとえ、鯛釣りスゲとの異名もあります。 | ||||||
撮影者 | 八城幸子 | 撮影日 | 2012.5.19 |
20 鮮やかな青色の花、ツユクサ(露草)の花 | |||||||||
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所在地 | 横浜市港北区綱島上町の畑 | |||||||
科.属など | ツユクサ科ツユクサ属 1年草 | ||||||||
見どころ | 別名は
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撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2012.6.10 |
17 葉は無く、細い棒を土に突き刺したような奇妙な格好、ヘビイモ(蛇芋) | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | サトイモ科サウロマタム属 多年草 | ||||||
見どころ | 小石川植物園ではサトイモ科の植物だけを直射日光を避けるためヨシズ張りで囲っています。他のサトイモ科の仲間に混じって「ヘビイモ」と書いた標識があります。葉っぱらしきものは一枚も無く、棒切れが一本立っているだけ。名の由来は、これをヘビに見立てたのだろうか。この細長いものは茎なのか、葉なのか……。ヘビイモに関することは図鑑にもインターネットにもありません。どなた、知っている方、教えてください。 | ||||||
撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.19 |
10 英名の香草ハーブ「コリアンダー」のほうがお馴染み、コエンドロの花 | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | セリ科コエンドロ属 | ||||||
見どころ | 別名は亀虫草。和名の「コエンドロ」は江戸時代にポルトガルから渡来した頃、ポルトガル語でコリアンダーを意味するコエントロ(Coentro)がなまったもの。もう一つの和名「カメムシソウ(亀虫草)」は、葉や実がカメムシのような強烈な匂いがあることから。英名の「コリアンダー」のほうが私たちにはハーブの香草でおなじみです。地中海沿岸〜西アジア原産。古代エジプトでも薬用、食用として用いられていたそうです。日本では健胃・発汗・去痰などの薬用。 | ||||||
撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.19 |
11 熟して割けた果実が馬の首にかける鈴に似ていて、ウマノスズクサ(馬の鈴草) | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.19 |
12 泡が集まって盛り上がったように例えて、アワモリショウマ(泡盛升麻)の花 | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | ユキノシタ科チダケサシ属の多年草 | ||||||
見どころ | 本州近畿以西〜九州の山地の谷川沿いの岩場などに生え、4月から6月に白く小さな花が集房状にたくさん咲きます(円錐花序)。名前の由来は、白い花序を泡が盛り集まったように見立てたもの。別名を「アワモリソウ(泡盛草)」とも呼びます。「升麻(ショウマ)」
とは、根茎を用いた生薬名です。。「升麻(ショウマ)」と名のつく山野草は、赤(あか)升麻、晒菜(さらしな)升麻、大葉(おおば)升麻)、類葉(るいよう)升麻、山吹(やまぶき)升麻、蓮華(れんげ)升麻、鳥足(とりあし)升麻などがあります。
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.19 |
03 カンゾウの仲間でより早く花を咲かせる、ヒメカンゾウ(姫萓草)の花 | |||||||
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所在地 | 横浜市港北区新吉田町 畑の畔 | |||||
科.属など | ユリ科 ワスレグサ属の多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 八城幸子 | 撮影日 | 2012.5.14 |
15 じつに変わった名前の、ムラサキスズメノオゴケ(紫雀麻小笥 ) | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | ガガイモ科 ◇属名:カモメヅル属 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.19 |
09 目立たない雑草ですが、ホウレンソウ(菠薐草)の仲間の、シロザ(白藜)の葉と花 | |||||||
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所在地 | 横浜市港北区新吉田町 畑の畔 | |||||
科.属など | アカザ科アカザ属の一年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 八城幸子 | 撮影日 | 2012.5.18 |
06 花は見たことがなくても薬味野菜でおなじみの、アサツキ(浅葱)の花) | ||||||||
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所在地 | 横浜市港北区新吉田町 畑の畔 | ||||||
科.属など | ユリ科ネギ属の球根性多年草 | |||||||
見どころ |
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撮影者 | 八城幸子 | 撮影日 | 2012.5.18 |
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2012.5.17〜5.20 掲載20種
04 綺麗な空色の花、アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)の花 | |||||||
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所在地 | 東京都港区白金台5-21-5 国立科学博物館付属 自然教育園内 | |||||
科.属など | アヤメ科ニワゼキショウ属 多年草 | ||||||
見どころ | 別名は瑠璃庭石菖。原産地は北アメリカ。帰化植物です。草丈は20センチ〜30センチくらいです。根際から生える葉は平たい線形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はありません。開花時期は5〜6月で、花径は10〜15ミリくらい。青紫色の花被片は6枚で、花の色がニワゼキショウやオオニワゼキショウよりさらに濃い藍色をしているので、アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)と名付けられました。 ※ニワゼキショウの花は8ページNO.05に掲載されています。 |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.5.17 |
01 初夏に大型の花序をつける、ハナウド(花独活)の花と茎葉 | |||||||
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所在地 | 東京都品川区荏原2丁目 星薬科大学薬用植物園 | |||||
科.属など | セリ科ハナウド属 多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.16 |
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08 生の茎と葉をもんで汁をつけると血が止まる、チドメグサ(血止草)の葉と花と実 | |||||||||||
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所在地 | 横浜市港北区新吉田町 畑の畔 | |||||||||
科.属など | セリ科チドメグサ属の多年草 | ||||||||||
見どころ |
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撮影者 | 八城幸子 | 撮影日 | 2012.5.18 |
07 パンやうどん、菓子などに加工されて食される、コムギ(小麦)の穂 | |||||||
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所在地 | 横浜市港北区新吉田町 畑の畔 | |||||
科.属など | イネ科コムギ属 一年草 | ||||||
見どころ | 世界三大穀物の一つで、古くから栽培され、世界で最も生産量の多い穀物のひとつです。かつては日本のいたるところで見られた小麦畑ですが、最近はほとんど見られなくなってしまいました。日本では麦とイネ(米)、 アワ 、 ヒエ、それに豆を五穀と呼び、重要な穀物として扱われてきました。 ※ライムギ(ライ麦)の穂が18ページ4に載っています。 |
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撮影者 | 八城幸子 | 撮影日 | 2012.5.18 |
05 なぜか恥ずかしそうに下向きに咲く、 鮮やかな紫色、ナス(茄子)の花 | |||||||
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所在地 | 横浜市港北区大曾根 鶴見川沿いの家庭菜園 | |||||
科.属など | ナス科ナス属 一年草 | ||||||
見どころ | 和名は奈須比。ナスの花は、いっけんばらばらに咲いているように見えますが、良く見るとみんな下を向いて咲いています。茄子も他の多くの植物同様に花が咲いて、花粉がめしべに受粉すると花粉に含まれるオーキシンという成長ホルモンの作用で、実に養分が運ばれて大きくなる仕組みに。
茄子の花のオシベの数が6本以下でメシベが短い花でそういった花のことを短花柱花といい、こういった花はなかなかますぐな実をつけないことが多いです。ナスの花にムダ花はないという言葉がありますが、茄子は花が咲いた分だけ、実がなるという意味です。茄子の種類によって、花もそれぞれ、色や花びらの様子がちがい、花びらが縮緬のようになっていたり、筋の色が濃かったり薄かったりみんな違う表情をしています。 原産地はインドの東部が有力です。語源は諸説ありますが、もともとは「なすび」と呼び、室町時代の女官に「おなす」と呼ばれるようになり、いつしか「なす」という呼名が一般化したと、云われています。 諸説ある語源の中で、夏にとれる野菜「夏の実(なつのみ)」から、「なすび」になったともいわれています。花期6〜10月。 |
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撮影者 | 大田孝子 | 撮影日 | 2012.5.17 |
13 梅の花に似た、鮮やかな黄金色、キンバイカ(金梅花)の花 | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | バラ科、キジムシロ属 落葉小低木 | ||||||
見どころ | 中部地方以北〜東北〜北海道〜カラフト・千島列島の高山帯に生える、高さ30センチ〜1メートルの落葉小低木です。中部以北と言っても箱根にはありません。名前の由来は梅に似た黄金色の花であることから。花径は2〜3センチで柄やがく片に白絹毛があります。花期は夏。 | ||||||
撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.19 |
18 画家クロード・モネも愛した スイレン(睡蓮)の花 | |||||||
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所在地 | 横浜市都筑区 せせらぎ公園 | |||||
科.属など | スイレン科、スイレン属の水生多年草 | ||||||
見どころ | 日本において、一般的なスイレン(睡蓮)は、いくつかの野生種を交配、品種改良し、作り出された園芸種です。花の色、葉の色、模様、様々な姿の品種が存在します。日本に自生するのは和名:ヒツジグサ(未草)の1種類のみです。白い花を午後、未の刻ごろに咲かせる事からその名が付いたと言われています。ハス(蓮)とスイレン(睡蓮)がよく間違われますが、ハス(蓮)は、葉や花が水面から立ち上がりますが、スイレン(睡蓮)は、葉も花も水面に浮かんだままです。葉はどちらも円形ですが、スイレン(睡蓮)は基本的に葉に切り込みが入りますが、はす(蓮)には入りません。スイレン(睡蓮)の語源は、花が夜は閉じ、昼に咲き、蓮に似た形をしている(つまり、「睡眠をとる蓮」、「眠る蓮」)からと言われています。 ※コダイハス(古代蓮)の花と実が10ページ3に載っています。 |
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撮影者 | 八城幸子 | 撮影日 | 2012.5.19 |
16 この夏は節電になりそう。涼しそうな葉……。シマダンチク(縞暖竹) | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | イネ科ダンチク属 多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.19 |