09果実が「ひっつき虫」のひとつ、チヂミザサ(縮み笹) | |||||||
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所在地 | 横浜市緑区寺山町291 県立四季の森公園 | |||||
科.属など | イネ科チヂミザサ属の多年草 | ||||||
見どころ | |||||||
撮影者 | 八城幸子 | 撮影日 | 2012.5.19 |
19 繊細な感じの花、ヤナギハナガサ(柳花笠) | |||||||
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所在地 | 横須賀市鴨居 観音崎公園 | |||||
科.属など | クマツヅラ科クマツヅラ属 多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.5.23 |
20 赤白複輪花の可愛らしい花を咲かせる、サルビア・ミクロフィラ | |||||||
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所在地 | 横浜市港北区大曾根 鶴見川沿いの道端の寄せ植え. | |||||
科.属など | シソ科・サルビア属 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 大田孝子 | 撮影日 | 2012.5.24 |
2012.5.20〜 掲載20種
04 葉がスズランに似ています! ギョウジャニンニク(行者葫)の花と葉 | |||||||
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所在地 | 東京都町田市東玉川学園3-3165 昭和薬科大学薬用植物園内 | |||||
科.属など | ユリ科ネギ属 多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.5.19 |
15 草丈も葉も大型、オオトウワタ(大唐綿)その花の蕾 | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | ガガイモ科トウワタ属の多年草 | ||||||
見どころ | 草丈が1メートルを超える大型、葉はホウ葉(朴の木の葉)の葉のように大きさです。、オオトウワタの名前もその大きさを表しているものと思います。 ※ フウセントウワタ(風船唐綿)の花と果実が4ページNO.3に、トウワタ(唐綿)の花が4ページNO.18に載っていますので、見どころの説明は上記をお読みください。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.19 |
02 全体に白い綿毛が密生している、スイセンノウ(酔仙翁)の花 | |||||||
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所在地 | 横浜市港北区新吉田東1丁目 早渕川土手の植え込み | |||||
科.属など | ナデシコ科リクニス属 1年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2012.5.19 |
12 山菜、薬草、行事の草として知られる、オケラ(朮)・ウケラ(:宇家良) | |||||||
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所在地 | 東京都品川区荏原2丁目 星薬科大学薬用植物園 | |||||
科.属など | キク科オケラ属 | ||||||
見どころ | 「花期は9月、10月」と図鑑に載っているのに、花ガラです。もう咲き終わったのか、昨年の花ガラが年を越したのか……。雌雄異株。葉は下のものは、対になりますが、上のものは単葉。日当たりのよい林縁に生えています。私は食べたことがありませんが、昔から新芽を天ぷらに、おひたし、和え物、汁の実にすると山菜のビッグ3に入るほどの旨さだとか。根茎は東洋医学では生薬「白朮(ビャクジュツ)」と呼ばれ、胃腸病、神経痛、動悸、息切れなどに使われる重要な薬品だそうです。さらに、京都祇園の八坂神社では大晦日から元旦にかけて「朮祭り(おけらまつり)」という神事が行われ、祭りに参拝することを「朮参り」と呼ばれ、京都の人たちの年中行事だそうです。オケラの名前の由来は、またの機会に。 | ||||||
撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.16 |
06 閉鎖花で確実に子孫を残す、キキョウソウ(桔梗草)の花 | |||||||
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所在地 | 横浜市港北区日吉本町4丁目 地域ケアプラザ付近の道ばた | |||||
科.属など | キキョウ科キキョウソウ属 1年草 | ||||||
見どころ | 別名はダンダンギキョウ。キキョウソウは1931年に横浜市で報告された北アメリカ原産の帰化植物です。道ばたや荒れ地などに生育します。春から5月頃までは、花を開かないまま種子をつくる閉鎖花を形成し、6月になると通常の赤紫色の花(開放花)を形成して、花径1〜2センチほどの、 小さいけれど「キキョウ」そっくりの美しい花を咲かせます。車道沿いに多くみられるようです。あまり枝分かれせず、高さは20cセンチ前後の場合が多い。茎には数本の明瞭な稜があり、稜には毛が生えています。 | ||||||
撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2012.5.20 |
17 切り花にしても長持ちする、アストロメリアの花と葉 | |||||||
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所在地 | 横浜市港北区日吉5丁目 民家の庭 | |||||
科.属など | ヒガンバナ科ユリ科アルストロメリア属 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.5.22 |
07 鳴子百合に似ています、カギクルマバナルコユリ(かぎ車葉鳴子百合) | |||||||
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所在地 | 東京都町田市東玉川学園3-3165 昭和薬科大学薬用植物園内 | |||||
科.属など | ユリ科 | ||||||
見どころ | 原産は中国雲南省。漢方の滋養強壮、疲労回復の生薬であるオウセイ(黄精)は、中国ではカギクルマバナルコユリの根茎から作られます。日本ではナルコユリ(鳴子百合)根茎を黄精(オウセイ)といい、滋養強壮薬として用います。※ナルコユリの花は3ページNO.25に掲載されています。 | ||||||
撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.5.19 |
03 昔からハーブとして知られる、イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)の花 | |||||||
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所在地 | 東京都町田市東玉川学園3-3165 昭和薬科大学薬用植物園内 | |||||
科.属など | シソ科イブキジャコウソウ属 常緑多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.5.19 |
13 有名な漢方薬「八味地黄丸」はこの根の成分、カイケイジオウ(快慶地黄) | |||||||
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所在地 | 東京都品川区荏原2丁目 星薬科大学薬用植物園 | |||||
科.属など | ゴマノハグサ科ジオウ属 多年草 | ||||||
見どころ | 漢方薬店で売っている有名な薬「八味地黄丸」は、このカイケイジオウの根がその薬の成分だそうです。補血、強壮などに薬効があります。中国の快慶(河南省)で栽培されていたものが、1940年(昭和15年)に日本に導入され、地名の快慶がこの野草名の由来。 ※ 成分的に殆ど同じアカヤジオウの花が、17ページNO.1に載っています。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.1 |
14 葉の甘味成分の結晶はサッカリンの甘さの2倍。アマギアマチャ(天城甘茶) | |||||||
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所在地 | 東京都品川区荏原2丁目 星薬科大学薬用植物園 | |||||
科.属など | ユキノシタ科アジサイ属の落葉小低木 | ||||||
見どころ | 原産は伊豆地方。アジサイ属ですが、別種でヤマアジサイなどと同じように茎頂に花をつけます。しかし葉の形が違う、伊豆半島に自生する日本固有種です。生の葉を噛むと甘味があり、伊豆地方では昔から甘茶の代用、甘味や調味料としたりして使ってきました。この木を 甘木(アマギ)と呼び、その自生する山を「天城山」と名付けたという。そして、名の由来は「アマギアマチャ」と呼ぶようになったそうです。葉の甘味成分の結晶はサッカリンの2倍の甘さがあるというから驚きです。花は6〜8月頃。 | ||||||
撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.16 |
08 コバンソウ(小判草)より小さい、 ヒメコバンソウ(姫小判草)の穂 | |||||||
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所在地 | 横浜市港北区箕輪町2丁目 駐車場 | |||||
科.属など | イネ科コバンソウ属 一年生植物 | ||||||
見どころ | 別名はスズガヤ(鈴茅)。ヨーロッパ原産の帰化植物で江戸時代に渡来。葉の色は黄緑で、全ての葉はほぼ垂直に立っています。草丈は10〜60センチで、葉は細長くて毛がなく、長さ5〜15センチ、幅5〜10ミリくらいです。花期は5月頃、花序は茎の先に円錐状につき、糸状の細い枝先に長さ4ミリほどの三角状卵形の小穂を多数つけます。名前の由来はコバンソウ(小判草)より小さいため。別名のスズガヤは小穂を振るとカサカサと音がするため。 ※コバンソウの穂が21ページNO.04に掲載されています。 |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.5.21 |
18 鮮やかな黄色の花、ミヤコグサ(都草)の花 | |||||||
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所在地 | 横須賀市鴨居 観音崎公園 | |||||
科.属など | マメ科ミヤコグサ属 | ||||||
見どころ | 別名はエボシグサ(烏帽子草)。草丈は15〜30センチ。葉は白っぽい緑で、かすかに粉を吹いたように見え、やや厚みがあります。花は長い花茎の先にあって、萼は筒状で先は裂けます。花はいかにもマメの花、といった形で、鮮やかな黄色。開花時期は4月〜6月。花色は黄色で花径は1.5センチくらいです。花の形が烏帽子(エボシ)に似ていることからエボシグサとも呼ばれます。 | ||||||
撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.5.23 |
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01 上へ反り返る付属品がある、ホタルブクロ(蛍袋) | |||||||
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所在地 | 横浜市港北区綱島西1丁目 綱島地区センター付近道路わき | |||||
科.属など | キキョウ科ホタルブクロ属 多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2012.5.19 |
10 “日本三大毒草”の一つ、ドクゼリ(毒芹)その花 | |||||||
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所在地 | 東京都品川区荏原2丁目 星薬科大学薬用植物園 | |||||
科.属など | セリ科ドクゼリ属の多年草有毒植物 | ||||||
見どころ | 春の七草の一つ、セリは私の大好物です。そんなセリの中にも間違って食べると、間違いなく、この世におさらば、という猛毒のセリがることを初めて知り、ゾッとしました。しかも、ドクウツギ、トリカブトと並んで日本三大毒草の一つだそうですね。その毒芹の見分け方を知って注意しましょう! まず第一にセリは独特の香りがありますが、毒芹には香りが無いこと。次に毒芹は葉を千切ると黄色い液が出ること、第三に地下茎が太く中空であることです。 ※ セリの葉と花が2ページNO.9に載っています。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.16 |
11 健康野菜の社会にも悪玉がいます! ドクニンジン(毒人参) | |||||||
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所在地 | 東京都品川区荏原2丁目 星薬科大学薬用植物園 | |||||
科.属など | セリ科ニンジン属 | ||||||
見どころ | ニンジンのオレンジ色は、料理の彩りに欠かせないだけでなく、栄養素カロチン(ビタミンA)の色。このカロチンは、英語名のキャロットが名前の由来というほど、ニンジンはカロチンを多く含む健康野菜のビッグ3。「こちらの植物園には見事なニンジンの花が咲いているなぁ〜」と近づいてみると、ネームプレートにこう記されています。「ドクニンジン(セリ科)<用部>果実=コ
ニウム実 全草にコニインを含み猛毒}。 ニンジンは健康野菜の“優等生”ばかりだと思っていたのに、猛毒な悪玉もあるのですね。なるほど……、人間社会と同じでした〜。 ※ ニンジンの花が、2ページNO.15に載っています。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.5.16 |
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05 下草やグラウンドカバーに用いられる、ヨウシュコナスビ(洋種小茄子)の花 | |||||||
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所在地 | 横浜市港北区日吉本町4-986 コンフォール南日吉内の道ばた | |||||
科.属など | サクラソウ科オカトラノオ属 多年草 | ||||||
見どころ | 別名はコバンコナスビ。ヨーロッパ原産の帰化植物。花の色は黄色、花径は約2.5センチの5弁花を上向きに咲かせます。 花期は6月〜7月。葉は、茎からの短い柄の先に対生につきます。草丈は5〜10センチほどで、地表を這って横に広がります。花後の実が小さな茄子(ナス)に似ているので小茄子(コナスビ)と呼ばれます。 | ||||||
撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2012.5.20 |
16 水槽に涼しげな花を咲かせる、ナガバオモダカ(長葉面高) | |||||||
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所在地 | 栃木市都賀町里山の空き地 | |||||
科.属など | オモダカ科 オモダカ属 多年草 落葉宿根草 (水性植物) | ||||||
見どころ | 別名はジャイアントサジタリア。ナガバオモダカは山野草として、池や湿地に自生している、北米原産の帰化植物です。性質も強く、どんどん増えて駆除されます。沈水〜腰水管理で栽培可能で、やや日当たりを好みます。 水上葉は束生し、ヘラオモダカなどにやや似た草姿ですが、環境により比較的大きくなります。 花茎を草体よりやや高く上げ、白い3弁で中心部が緑がかった涼しげな小さな花を多数つけます。ヘラオモダカと葉の形が似ていますが、ナガバオモダカの花は雌株のみなので区別することが出来ます。草丈30〜80センチ。 水槽内に入れると自然環境に近づき、メダカがリラックスできるそうです。 花期 5〜7月。 | ||||||
撮影者 | 大田孝子 | 撮影日 | 2012.5.10 |