17 秋の七草の一つ、キキョウ(桔梗)の花
所在地 横浜市港北区大豆戸町 港北区役所屋上
科.属など キキョウ科キキョウ属
見どころ  日本全土、朝鮮半島、中国、東シベリアに分布しています。日当たりのよい山野などに自生し、日本では万葉の昔から秋の七草として親しまれており、各地に名所も知られています。切り花としても利用されます。根はキキョウサポニンを含み、咳止めなどに効く薬草としても利用されます。また、家紋などの意匠や図案にもよく用いられました。花期は初夏から秋で、つぼみはふくらんだ風船のようで、そこから「バルーン・フラワー」の英名があります。
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.6.19
01 水墨画の題材となったりする、シュンラン (春蘭)の花 別名:ジジババ


花の拡大
町立湯河原美術館内日本庭園 2012.4.13 八城幸子撮影
所在地 東京都千代田区 皇居東御苑石室南側
科.属など ラン科シュンラン属の単子葉植物
見どころ

2012.4.7 新芽
新潟県長岡市雪国植物園
大田孝子撮影
 
 土壌中に根を広げる地生蘭の代表的なもので、名の由来は春に咲く蘭からです。常緑の草木で、北海道から屋久島まで分布し、中国にも生育しています。明るい二次林に生育していることが多く、森林の遷移とともに減少しつつある植物の1つです。東洋ランの代表であり、花の色や形が通常のものと異なっているものは珍重されてきました。花を塩漬けにしたものを「蘭湯(らんゆ)」として祝いの席に使うことがありましたが、乱獲が原因で減少しています。花姿が上の方に、おばあさんが頭にかぶる”ほっかむり”、下の方に、おじいさんの”白いひげ”があることからジジババ」「とも呼ばれます。
 
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.4.25
20 岩肌に咲く紫色の星形の花、イワタバコ(岩煙草) 別名:イワヂシャ(岩萵苣)


咲き競うイワタバコの花
所在地 神奈川県鎌倉市山ノ内1367 東慶寺境内
科.属など イワタバコ科イワタバコ属の多年草
見どころ  湿った岩場に群生し、大型の根生葉が2〜3枚出ます。葉は、長さ10〜30センチ、幅5〜15センチの楕円状卵形、質は柔らかく表面には、ちりめん状のしわがあり、縁には粗い鋸歯があります。葉は、冬になると丸まって地上部は小さな塊(からまり)状になり、春になると再び葉を伸ばします。花は、6〜8月ころに花柄を10〜30センチ伸ばして紅紫色の美しい花を咲かせます。花冠は約1.5センチ、先が5裂します。イワタバコは、山菜として古くから親しまれていて、地方では「山ヂシャ」、「岩ヂシャ」などと、以前は方言で呼ばれていたようです。名の由来は、葉の様子がタバコの葉に似ていることから。葉は天日で乾燥させたものは、生薬名で苦苣苔(くきょたい)と呼ばれます。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.6.14
19 球根でふえる、ヒガンバナ(彼岸花)の花と茎葉 別名:曼珠沙華(まんじゅしゃげ)

白と赤のヒガンバナ

2010.10.5 
千葉県千枚田 大田孝子撮影
所在地 埼玉県日高市大字高麗本郷125-2 巾着田(きんちゃくだ)
科.属など ヒガンバナ科ヒガンバナ属
見どころ  
 中国原産で、ちょうどお彼岸の中日(秋分の日、9月23日)の前頃からいきなり花を咲かせ、数日で花が終わって茎だけになってしまい、花茎の根元から葉がでてきます。葉がある時には花が咲かず、花が咲くときには葉がありません。日本では不吉であると忌み嫌われることもあり、「死人花」の別名がありますが、反対に「曼珠沙華(マンジュシャゲ、またマンジュシャカ)」と、「赤い花・天上の花」の意味で、おめでたい兆しとされることもあります。日本に存在するヒガンバナは全て遺伝的に同一であり、三倍体で、種子で増えることができません。中国から伝わった1株の球根から日本各地に株分けの形で広まったと考えられています。(八城幸子)

 葉は花が終わった後、出てくる。しかも、写真のように冬でも青々と茂っています。そして他の植物が茂っている6月には枯れてしまう。9月に入り、花が咲く一週間ほど前に突然茎をニョキニョキ伸ばし、真っ赤な花を咲かせるのです。“変わりモノ”ですよね〜。(岩田忠利)

黄色のヒガンバナ 
港北区樽町 民家の庭 2012.10.2
大田孝子撮影

  “変わりもの”の野草
   2011.12.11 港北区日吉
   岩田忠利撮影
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.9.17
11 こぼれダネでもふえる、シラン(紫蘭) 別名:ベニラン(紅蘭)、ケイラン(尢磨j


上がシラン、下がシロバナシラン
所在地 鎌倉市岡本1018 神奈川県立フラワーセンター大船植物園
科.属など ラン科シラン属の宿根草
見どころ  

白と紫、シランのハーモニー
2012.5.16 星薬科大学薬用植物園
岩田忠利撮影
 日本(本州・四国・九州・沖縄)、台湾、中国などに分布するランの仲間です。栽培の歴史も長く、万葉集にも登場します。3月〜5月にかけて紫色の花を咲かせますが、紫色のランなので「紫蘭(シラン)」の名前があります。性質は丈夫で、湿り気と日当たりの良い場所では年々増えていきます。花後は縦に太い筋が入った、細長い紡錘形の果実をつけます。中には細かいタネがぎっしり詰まっています。根は「白及根(はくきゅうこん)」といい、漢方薬として止血、あかぎれ、ひびに薬効があります。シランの園芸品種として、シロバナシラン(白花紫蘭)があります。
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.6.2
09 真っ赤な実が美しい、タケシマラン(竹縞蘭)
所在地 秋田県にかほ市象潟町横岡中島台 鳥海山麓、獅子ケ鼻湿原
科.属など ユリ科タケシマラン属の多年草
見どころ  本州中部以北の亜高山帯の針葉樹林内に生育。全体に無毛。葉は長さ4〜10センチで笹の葉に似ていて、3本の葉脈が目立ちます。6月ころ、葉の腋から長い花柄を出し1個の淡紅褐色の花を下向きに咲かせ、花被片は6枚で、そっくり返ります。液果は球形で赤く熟します。名は葉の状態を竹の縞に見立てたらしい。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.8.3
08 星型の黄色い花が、下から咲いていく、キンコウカ(金光花、金黄花)
所在地 山形県鶴岡市 月山八合目 弥陀ヶ原湿原
科.属など ユリ科キンコウカ属の多年草
見どころ  北海道、本州の中部以北に分布し、亜高山から高山にかけての湿原、湿地などに自生します。花茎の高さは、20〜40センチくらいになります。葉は根生し、アヤメのような剣状線形。花期は7〜8月で、花茎の上に花被片6枚の星型の鮮やかな黄色い花を総状につけ、下方から開花します。毒性のあるサポニンを含みます。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.8.2
18 秋の七草の一つ、オミナエシ(女郎花)の花 別名:アワバナ(粟花)

所在地 東京都立川市緑町3173 国営昭和記念公園
科.属など オミナエシ科オミナエシ属 の多年生植物
見どころ  

2011.9.12
横浜市緑区四季の森公園

石川佐智子撮影
十五夜(旧8月15日)に飾る秋の七草の一つで、万葉集や源氏物語にも登場する日本人には古くから馴染みの深い植物です。沖縄を除く日本全土および中国から東シベリアにかけて分布しています。根を乾燥させて煎じたものを「敗醤(はいしょう)」といい、生薬や漢方として利用します。名前の由来は美女も圧倒する美しさという意味の「おみな圧し」からきているという説や、小さな黄色い小花が女性の食べていた粟飯=「おみな飯」に似ている事から名付けられたとの説があります。
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.9.16
06 葉緑体がない草、ギンリョウソウ(銀竜草)の花 別名:ユウレイタケ(幽霊茸)
所在地 山梨県山梨市牧丘町北原 乙女高原
科.属など イチヤクソウ科ギンリョウソウ属の多年草 腐生植物
見どころ  名の由来は、全体の姿を竜に見立て、白銀色をしているところから。また、白っぽい姿から幽霊が連想され、緑の葉がないのでキノコに見えるところから、ユウレイタケ(幽霊茸)の別名があります。「馬面」のようにもみえる先が花なのだが、下向きなので中を見るのはむずかしい。花の中心部は、青い目玉の様に見えます。薄暗い林の中で銀色に輝く植物の、不思議なこの白さは、採集すると、どんどん黒くなってしまうそうです。種子植物ですが、光合成をせず、菌根で取り入れた有機物で成長し、花を咲かせます。光合成をしないので、葉緑素は必要ないけれど、種子を作るためには、虫を呼んで花粉を運んでもらわねばなりません。紫外線を吸収する腐葉土に囲まれ、暗い森の中で咲くギンリョウソウは、全反射することで昆虫の目にも目立つのだそうです。花期は 5月〜8月。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.6.21
16 特に夜になると芳香を放つ、サギソウ(鷺草)の花
所在地 東京都世田谷区奥沢七丁目、九品仏浄真寺
科.属など ラン科サギソウ属
見どころ  由来は7月〜9月頃純白花をつけ、花茎を長く伸ばした姿が鷺(さぎ)が羽を広げたような姿に似ていることからきています。日当たりのよい平地や山麓の湿地に自生する日本を代表する野生ランです。かつては北海道、青森を除いた全国に分布していましたが、乱獲や生育環境の破壊により現在では自生のものを見る機会は少なく、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に指定されています。世田谷では大正末期まで自生地があり、世田谷区の花とされていたのが、今ではほとんど見られなくなってしまいました。
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.7.31
04 小さな花が螺旋階段のように並んで咲く、ネジバナ(捩花) 別名:モジズリ(捩摺)
所在地 東京都文京区白山 小石川植物園
科.属など ラン科ネジバナ属の多年草
見どころ  花茎の周りに螺旋状に並んで咲くねじれた花序が和名の由来です。北海道から九州、樺太・千島・朝鮮・中国・ヒマラヤに分布する多年草で、芝生などの草丈の低い明るい草地に生育します。普通に見ることができるため、ラン科にもかかわらず、雑草として扱われてしまうこともあります。4月から10月ごろピンク色の小花を付けます。螺旋は右巻きと左巻きの両方が見られ、まれに白色もあり、園芸愛好家に特に好まれるそうです。
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.6.26
14 一輪草の仲間で早春に咲く、ユキワリイチゲ(雪割一華)の花
所在地 東京都港区白金台5-21-5  国立科学博物館付属 自然教育園内
科.属など キンポウゲ科イチリンソウ属
見どころ  早春に花径3〜3.5センチの菊の花に似た花を茎先に一輪咲かせます。花色はうす紫色で、葉は3枚が輪生し葉の裏面は紅紫色をしています。「雪割」は雪解けと同時に姿を表して花を咲かせることを意味するそうです。ユキワリイチゲは、お日様が大好きで、曇りや雨では開花しないそうです。
 ※ユキワリソウ(雪割草)の花が7ページNO.3に載っています。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2012.2.3
03 風前のともしびの植物になりつつある、キンラン(金蘭)とギンラン(銀蘭)の花


上がキンラン、下はギンラン
所在地 東京都千代田区 皇居東御苑二の丸雑木林雑木林
科.属など ラン科キンラン属の多年草
見どころ  キンラン、ギンランは日本の野生蘭のひとつで、同じキンラン属に属し、同じような場所で5月初旬頃、同時期に開花します。近年は雑木林の放置による遷移の進行や開発、それに野生ランブームにかかわる乱獲などによってどちらも減少しているので、並んで咲いているのを見る機会も減りつつあります。また、この種は「菌根菌」と呼ばれる菌類と共生する特殊な生育形態にあり、この花を採取して移植しても家庭で育てることができないことも理由の一つで、今や絶滅を危惧される花になってしまいました。

 キンラン(金蘭)は金色に輝く花の意味でキンランと名づけられ、ギンラン(銀蘭)は花が白色で、キンランに対してギンランと名づけられました。キンランは黄色で良く目立ち、花の唇弁に赤い筋が入り、豪勢に咲きますが、ギンランは地味で、花もほとんど開きません。
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.4.25
12 一年中花が咲いている、ツルニチニチソウ(蔓日々草)の花 別名:ビンカ・マジョール
所在地 鎌倉市岡本1018 神奈川県立フラワーセンター大船植物園
科.属など キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の蔓常緑植物
見どころ  原産地は南欧〜北アフリカ(地中海沿岸)。花期は春から秋と長く、気候が温暖な房総では、真冬でも道端などで花を開いています。常緑蔓性の帰化植物で本来は鑑賞用やグランドカバーとして栽培されていたものが逸脱し、野生化したものが見られるようになりました。ニチニチソウ同様に繁殖力が非常に強く、花は淡紫色で直径が4pほどです。
 ※ニチニチソウ(日々草)の花が2ページ4に載っています。
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.6.2
13 花弁に入る斑模様が特徴的な、ヒメヒオウギ(姫檜扇)の花  別名:アノマテカ
所在地 横浜市港北区新吉田町の民家
科.属など アヤメ科アノマテカ属、ラペイルージア属
見どころ  原産地は南アフリカのケープ地方、半耐寒性球根の多年草です。花の咲き姿がフリージアに似ており、5月〜6月頃に横に伸びた花茎に一列に7〜8個の花をつけます。 6枚の花弁のうち、片側3枚のみに濃色のブロッチ(斑点)が入ります。花色は、白、ピンク、朱紅色などがあります。花期が終わると種が穂先につきますが、球根から発芽しても花が咲くため野生化しているものも見かけます。
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.5.22
02 カンサイタンポポに比べ大型で背丈が高い、シロバナタンポポ (白花蒲公英)の花
所在地 東京都千代田区 皇居東御苑 雑木林
科.属など キク科タンポポ属
見どころ  本州(関東以西)〜沖縄まで、暖かい人里近くに見られる多年草で、3月から5月ごろに花茎の先端に白色の頭花つけます。他の種類のタンポポに比べると葉はやや立つ傾向があります。日本在来種で、本州関東以西、四国、九州に分布し、西の方ほど多く見られます。関東地方ではめったに見られずかなり珍しい種類ですが、九州や中国地方ではかなり多いそうです。名前の由来は、風に飛ぶ種でおなじみの球形の姿が、槍などの練習用に使うタンポからきています。
 ※黄色い花のタンポポ(日本蒲公英)が1ページNO.11に載っています。
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.4.25

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07 花は上から咲いていく、シロバナトウウチソウ(白花唐打草)
所在地 山形県鶴岡市 月山八合目 弥陀ヶ原湿原
科.属など バラ科ワレモコウ属の多年草 東北特産種です。
見どころ  東北地方に分布、高山帯の開けた草地に生育します。花期は 8〜9月、 高さ30〜40センチ。花は白色、花穂は直立し、上から下へと咲きます。雄蘂の長さは萼片の2倍以上あり、葯は黄白色または紅紫色をしています。花穂は長さ2〜5センチ。葉は奇数羽状複葉、小葉はすべてほぼ同じ大きさで、ワレモコウの葉にそっくりです。茎や葉軸は無毛、小葉の柄は長さは1〜2センチです。「唐打」は中国の組紐のことで、穂になって咲く花の姿をたとえたものです。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2010.8.2
05 葉の形はアヤメ(菖蒲)に似る、ニワゼキショウ(庭石菖)の花 別名:クサアヤメ
所在地 東京都文京区白山 小石川植物園
科.属など アヤメ科ニワゼキショウ属の一年草
見どころ  もう一つの別名を「ナンキンアヤメ(南京菖蒲」とも呼び、北アメリカ原産の帰化植物。芝生や荒地に生育し、時として20センチほどになります。6月下旬から7月上旬に、直径5ミリ位の小さな6弁の花をつけます。もともと観賞用として渡来したものが野化したものとのことで、小型ですが美しい花を咲かせます。花は一日でしぼんでしまい、後には丸い実ができます。花の色は紫のものと、白っぽいものがあります。
 ※ニワゼキショウはアヤメ科ですが、セキショウ(石菖)はサトイモ科で水辺を好み、池の端に生える光景が4ページNO.39に載っています。
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.6.26
15 冬枯れの大地で雪を持ち上げて花を咲かせる、クリスマスローズ 別名 :雪起こし
所在地 横浜市港北区新吉田町の民家
科.属など キンポウゲ科、ヘレボルス(属)
見どころ  ヨーロッパが原産で明治の初めに渡来した、寒さに強く、排水のよい半日陰地を好む常緑多年草です。花期は3月〜5月頃で、11月ころ実生(みしょう)もできます。花弁に見えるのは萼片で、花弁は退化して蜜管(蜜の出るところ)となっています。「クリスマスローズ」の名は、イギリスでは、クリスマスの時期に咲くバラ(ローズ)に似た花、ということから命名されたようです。 
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.3.23

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2012.02.03〜02.17 掲載20種

10 オレガノの名の方が知名度が高い、ハナハッカ(花薄荷)の花 別名:ワイルドマジョラム
所在地 東京都文京区白山 小石川植物園
科.属など シソ科ハナハッカ属/オリガヌム属
見どころ  夏から秋にかけて花をつける、地中海沿岸地方を原産とする、極めて繁殖力の強い多年草です。日本へは江戸時代末期に渡来しました。 健胃、鎮咳、去痰、鎮痙、利胆、駆風、風邪の初期症状を鎮める作用があり、食事の前のオレガノティーは、食欲増進作用、消化促進作用があります。また、生葉は各種料理に用いられ、トマトとの相性は良く、トマトソース、ミートソース、ピザなどイタリア料理には欠かせない香辛料です。強い香りを持つ本種は「芳香ハーブ」としても使われます。名前の由来は、ハッカに似た刺激臭があり、花が目立つので名付けられたようです。
 ※同じシソ科のハーブとして5ページNO.17にラベンダーの花、6ページNO.39にパイナップルセージの花が載っています。
撮影者 八城幸子 撮影日 2010.6.26