01 カンザン(関山)の花にそっくり! フゲンゾウ(普賢象)の花 | |||||||
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所在地 | 千代田区の皇居東側に附属、皇居東御苑(約21へクタールの庭園) | |||||
科・属など | バラ科サクラ属 落葉高木 | ||||||
見どころ | カンザン(関山)と同じようによく見られる大輪の八重桜です。室町時代のころからよく知られている品種です。咲き始めは淡紅色で、満開になるとほぼ白色に変わります。普賢象というのは普賢菩薩が乗っている象のことで、葉化した雌しべがこの象の鼻に似ていることからつけられた名前だそうです。 ※カンザン、ギョイコウザクラ、キクザクラは、17ページNO.28.29.30に掲載されています。 |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2011.4.24 |
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08 別名の「ナンジャモンジャ」で有名な、本名「ヒトツバタゴ」 | |||||||
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所在地 | 川崎市中原区木月住吉町1957-1 川崎市平和公園 | |||||
科・属など | モクセイ科ヒトツバタゴ属 落葉高木 | ||||||
見どころ | 「ヒトツバタゴ」の別名「ナンジャモンジャ」の名の由来は、「この木はいったい何じゃ?」と木の名前がはっきりしない見慣れない植物のことを言ったものです。したがって、特定の植物をさす名前ではなく、数種がこの名で呼ばれますが、「ヒトツバタゴ」をこの名で呼ぶことが最も多いようです。本種は高さ10mにも達する高木で、純白の白い花が樹冠全体を覆い、雪をかぶったようにな素晴らしい姿になります。愛知、岐阜・長野県と長崎県対馬地方に多く自生しています。川崎市が近年ここ平和公園に3本植樹しましたので花の咲くのを楽しみにしていました。 ※ヒトツバタゴの花は「ナンジャモンジャ」の名で1ページNO.10、NO.11に連番で、実が23ページNO.35に載っています。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2011.5.8 |
15 葉は健康茶、実が食用、樹形が五重塔みたいなコバテイシ 別名:モモタマナ | |||||||
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所在地 | アメリカ合衆国自治領北マリアナ諸島のサイパン島 | |||||
科・属など | シクンシ科モモタマナ属 落葉高木 | ||||||
見どころ | コバテイシ、別名モモタマナは、オーストラリアやアジアの熱帯から亜熱帯地域、太平洋諸島に分布し、日本では沖縄や小笠原諸島で見られます。白い花をいっぱい咲かせた後、写真のような5センチほどの桃の種状の実をつけます。実がオレンジ色に熟すと、完熟メロンのような味がします。葉はポリフェノールを多量に含み、健康茶として広く売られています。この木の特徴は、幹は直立しますが、側枝が横に輪生状に何段も伸び、その姿が“五重塔”のような形になることです。 ※モモタマナの実は、30ページNO.12に載っています。 |
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撮影者 | 栗原茂夫 | 撮影日 | 2010.6.24 |
03 初めて見ました! オニグルミ(鬼胡桃)の雌花と雄花 | |||||||
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所在地 | 横浜市港北区綱島上町 鶴見川の河川敷 | |||||
科・属など | クルミ科クルミ属 落葉高木 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 北澤美代子 | 撮影日 | 2011.5.4 |
10 白い花が泡を吹いたように見える 、アワブキ(泡吹)の花 | |||||||
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所在地 | つくば市天久保4-1-1 筑波実験植物園内 | |||||
科・属など | アワブキ科アワブキ属 落葉高木 | ||||||
見どころ | 落葉高木です。樹高は10メートル位になります。この木を燃やすと切り口からさかんに泡を出すのでこの名が付けられたそうです。6月に枝先に長さ15〜25センチの円錐花序を出します。9〜10月ころ赤い実が熟します。 ※フジノハアワブキの花は3ページNo.17に、紅葉は29ページNo.30に掲載されています。 |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2011.6.5 |
14 熱帯を代表する樹木、ホウオウボク(鳳凰木)の花 | ||||||
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所在地 | アメリカ合衆国自治領北マリアナ諸島のサイパン島 | ||||
科・属など | ジャケツイバラ科ホウオウボク属 高木 | |||||
見どころ |
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撮影者 | 栗原茂夫 | 撮影日 | 2010.6.24 |
17 小笠原諸島、沖縄にも侵入した外来品種トクサバモクマオウ 別名トキワギョリュウ | |||||||
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所在地 | アメリカ合衆国自治領北マリアナ諸島のサイパン島 | |||||
科・属など | モクマオウ科モクマオウ 属常緑樹 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 栗原茂夫 | 撮影日 | 2010.6.24 |
18 ウルシ(漆)といってもかぶれない、ニワウルシ(庭漆)の実 別名:シンジュ(神樹) | |||||||
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所在地 | 東京都立川市緑町2173 国営昭和記念公園 | |||||
科・属など | ニガキ科ニワウルシ属 落葉高木 | ||||||
見どころ | 中国原産。日本には明治時代初期に渡来。落葉高木です。樹高25メートルくらいです。花期は6月(雌雄異株)で果実は10月ころだそうです。私が公園内を歩いて大木なので、目立ちました。果実は狭長楕円形の翼果で、中央に種子があります。翼を持った種子が風に乗って遠隔地に飛散させます。 生長が早く、庭木、街路樹、器具材などに用いられます。中国では根皮や樹皮を解熱・止瀉・止血・駆虫などに用いられています。 | ||||||
撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2011.6.26 |
09 日吉本町駅前でたわわに生っていたサクランボ、別名セイヨウミザクラ(西洋実桜) | |||||||
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所在地 | 横浜市港北区日吉本町3丁目 民家の玄関先 | |||||
科・属など | バラ科サクラ属 落葉高木 | ||||||
見どころ | 東横沿線地域でこれほど鈴なりに生ったサクランボの木に出合ったのは、初めてのことでした。あまりに見事なので、昨日に続き、きょうはカメラを持って撮ってきました。サクランボは雨に弱く、大抵が温室で栽培するそうですが、この木は何の覆いも無く、自然のまま。歩道に突き出た枝から落ちたサクランボが通行人に踏みつけられ歩道にびっしり・・・。 ※山梨県南アルプス市のサクランボが、4ページNO.35に載っています。 |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2011.5.8 |
16 南太平洋の島々で主食になってきた「パンの木」の実 | |||||||
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所在地 | アメリカ合衆国自治領北マリアナ諸島のサイパン島 | |||||
科・属など | クワ科パンノキ属 常緑高木 | ||||||
見どころ | サイパン島にはパンの木やマンゴウの大樹が家庭の庭、道路脇の至る所で見られます。15メートル以上にも生長し、30メートル以上の大木もあります。写真の丸いのがパンの実です。子供の頭位の大きさがあります。
太陽の恵みとして南太平洋の島々で主食とされていましたので『パンの木』と呼ばれています。 「パンの木」の名前の由来は、この木を英語で「 Bread fruit 」と呼ぶことからきています。パンの実は蒸し焼きにするとサツマイモトとパンの中間の味がし、美味しかった。ほったらかしの木が毎日食糧を提供してくれるのですから、本当に有難い木です。 |
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撮影者 | 栗原茂夫 | 撮影日 | 2010.6.24 |
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21 子供時代のサイパン島を思い出す木、ソウシジュ(相思樹) | |||||||
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所在地 | アメリカ合衆国自治領北マリアナ諸島のサイパン島 | |||||
科・属など | マメ科アカシア属 常緑高木 | ||||||
見どころ | サイパン島にいた子供の頃、サトウキビを運ぶ軽便鉄道の線路沿いにソウシジュの木がたくさんあり、当時を思い出す、とても懐かしい木です。「木花-World]とのご縁でこの木のことを調べるまでは、わたしはソウシジュといえば実を食べるものと思っていました。長さ5〜15センチ、幅1〜1.5センチの豆の実が入っていて、よくこれを食べました。名前が「ソウシジュ=相思樹」とは知りませんでした。 この木の本来の葉は発芽するとすぐ落ちてしまうそうです。葉に見えるのは、じつは「葉柄」に当たる部分で、これが表と裏が同じ模様で、昔は恋文に添えて出したそうです。「私の思いは表裏がありません。あなた一筋です」という意味から、ロマンティックな名前がついたようです。花もこんなに綺麗な木とは全く知りませんでしたねぇ。 |
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撮影者 | 栗原茂夫 | 撮影日 | 2010.6.24 |
以下の情報の中の“欠番”は、低木・小低木の一部、ツル性植物などで、「野草-World」へ移しました。 | 2011.4.25〜 | 掲載21種 |