06.塗ると皮膚病などの薬効がある、シュウカイドウ(秋海棠)

シュウカイドウの花
所在地 横浜市港北区新吉田町の山道
科.属など シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属) 多年草(球根植物)
見どころ

若葉の頃、2012.6.15 新吉田町で撮影   若葉の頃も美しく和風庭園などによく用いられます
 中国原産で江戸時代に渡来したベゴニアの仲間です。名の由来は春に咲くカイドウ(海棠)の花に色合いや垂れ下がる姿が似て、秋に咲くので、秋海棠の漢名があり、それを音読みしてシュウカイドウの名となったようです。
 シュウカイドウの垂れ下がって咲く様子を、仏像の飾りだまを紐に通した瓔珞(ようらく)に例えてヨウラクソウ(瓔珞草)の別名があります。半日陰、湿り気味の場所に生えます。葉っぱは左右非対称で輪郭は心臓のようなかたちで、花がない時期でも美しいです。
撮影者 八城幸子 撮影日 2012.8.7
14.ヒエ(稗)に似ていても食用にならない、イヌビエ(犬稗)

イヌビエの花
所在地 横浜市港北区日吉本町一丁目 日吉本町一丁目公園
科.属など イネ科 雑草 1年草
見どころ  40日ほど前に造園業者が来て、この公園の草刈を綺麗に済ませました。それが、瞬く間に草丈60〜70センチに生長し、どの茎の先にも長さ10-25pの花穂を出しています。そもそもイヌビエは畑や水田、道端や空き地などいたるところに生える繁殖力旺盛な雑草。ヒエ(稗)に似ていますが食用にならないことが、その名の由来です。イヌビエには似たような品種が多く、タイヌビエ、ケイヌビエ、ヒメイヌビエなどがあります。花期は8〜10月。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2012.8.14

18.西洋では聖なる草として祝い事や平和の象徴、バーベナ・リギダ 和名:宿根バーベナ

バーベナ・リギダの花
所在地 横浜市都筑区勝田町 空き地
科.属など クマツヅラ科バーベナ属の多年草
見どころ

葉はやや堅く、長披針形で鋸歯が
 原産地は南アメリカで、地下茎で根を伸ばしてよく殖えます。成長が早く、高さは30〜60センチほどになります。葉はやや堅く、長披針形で鋸歯があります。寒冷地でも越冬し淡い紅紫色の小さな花が群がって咲きます。バーベナ種はヨーロッパでは聖なる草として祝い事などや平和の象徴として用いられています。花色も様々あってカラフルです。
撮影者 八城幸子 撮影日 2012.8.15
05.猫をひきつけることは、ほとんどないが、猫の名がつくキャットミント
所在地 藤沢市辻堂太平台2-13-35藤沢市長久保公園 ハーブ園
科.属など シソ科イヌハッカ属多年草
見どころ

キャットミントの葉
 和名はイヌハッカ(犬薄荷)です。地中海沿岸が原産で、高さは40センチくらいになります。甘くてさわやかな香りがあり、ポプリに使われます。葉の表面には綿毛が生え、ビロードのような感じがします。5月から9月ごろ、藤色から紫色の花を咲かせます。おなじイヌハッカ属の仲間で、白花のキャットニップは猫が好きな香りとして有名ですが、キャットニップと比べてそれほどネコは引きつけられないようです。
撮影者 八城幸子 撮影日 2012.7.27
02.花びらに細い切れ込みがある、オグラセンノウ(小倉仙翁)
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など ナデシコ科センノウ属 多年草 絶滅危惧種
見どころ  朝鮮半島北部、九州地方、岡山県以西の中国地方などの山間部の湿地帯に生育しています。オグラセンノウは、高さ60〜80センチほどになりますが茎は細く、自立せずに近くの植物に寄り添う形で生育しています。葉は対生し無柄、披針形で長さは4.5〜11センチ。花は6〜8月に咲き、朱色に赤を混ぜたような紅色です。花弁の先端は繊細に分裂し、基部には濃紫色の葯を付ける雄しべが10本あります。
 「小倉」の名は京都の紅葉の名所、小倉山にちなむという説があります。和名は阿蘇山で見つかったものを牧野富太郎博士が命名。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25
11.湿った草地などに生え、小穂が油色、エゾアブラガヤ(蝦夷油茅)

エゾアブラガヤの花
所在地 東京都港区白金台5-21-5  国立科学博物館付属 自然教育園内
科.属など カヤツリグサ科クロアブラガヤ属 多年草
見どころ  エゾアブラガヤ(蝦夷油茅)はアブラガヤに似ていますが、以前は北海道地方に多かったのですが、今は全国の湿地帯に生えています。草丈は1〜1.5メートルくらいで、葉は線形で根際から生えます。花期は7〜8月ころで花穂に多数の3ミリ位の小穂が付きます。エゾアブラガヤ(蝦夷油茅)の小穂はほとんど球形。「アブラガヤ」と「エゾアブラガヤ」は区別しにくいですが、「エゾアブラガヤ」の小穂が小さめです。名の由来は、小穂が油色を帯び、さらに、油臭いので名付けられたそうです。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2012.7.11
19.古くから食欲増進の民間薬や香辛料だった、オランダセンニチ(和蘭千日)

花柄を出して黄色の管状花を一つ付けます
所在地 東京都品川区荏原2丁目 星薬科大学薬用植物園
科.属など キク科スピランテス属 1年草
見どころ

葉の上に花頭を一斉に出しています
 東南アジア原産。明治初期に食欲増進の薬用としてオランダから渡来し、センニチソウに似ていることがその名になったようです。茎は根元からたくさん分枝し,高さ約30センチ。花は、7〜9月に、花柄を出して黄色の管状花を一つ付けます。葉や花に、ピリッと刺激性の辛味があるのがこの植物の特徴です。
撮影者 岩田忠利 撮影日 2012.8.18
08.レンゲソウに似た紫色の花をつける、ムラサキモメンヅル(紫木綿蔓)
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など マメ科ゲンゲ属 多年草 日本固有種
見どころ
 北海道から本州の中部地方にかけて分布し、高山の砂礫地や石灰岩地に生えます。小葉は長い楕円形で7〜20ミリ位、5〜10対の羽状複葉です。葉の先は尖らず、裏面に疎らに毛が生えています。紫色の蝶形花を茎の基部に10〜20個まとまって咲かせます。実は袋状の豆果で上向きにつきます。丈は20〜60センチ位で、根は太い木質で根を深く広くはって安定させ、少ない水分で生きる強い生命力を持っています。和名は花と根が木綿質であることによります。花期は7〜8月です。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25
16.花が円盤状で周囲を舌状花が縁取っている、タカサブロウ(高三郎)

タカサブロウ花の拡大
所在地 横浜市緑区寺山町291 県立四季の森公園内
科.属など キク科タカサブロウ属 1年草
見どころ
 別名は「モトタカサブロウ」と呼ばれます。北海道〜九州の水田の縁など湿地に生え、高さは20〜70センチ。葉は対生し、長さ3〜10センチ、幅0.5〜2.5センチの披針形です。茎とともに毛があってざらつきます。頭花は1センチ位で、白色の舌状花(雌性)と緑白色の筒状花(両性)からなります。舌状花のそう果は3稜形、筒状花のそう果は4稜形で、そう果のまわりに翼があります。果実には綿毛がなく、碁盤の目状に平面に並ぶ様子などは、小さいヒマワリのようです。花期は7〜9月。

花と茎葉 2012.8.30 同じ場所

実です
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.8.15
03.触るとベタベタする、ネバリノギク(粘り野菊)
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など キク科シオン属 多年草
見どころ  北海道、本州、四国、九州に分布。原野、空地、道端などに生え、茎の高さが30〜70センチになります。ミヤコワスレとよく似ていますが、葉や茎にある腺毛から粘着液が出て粘ることからの名前です。北アメリカ原産の帰化植物。日本には大正時代に観賞用として持ち込まれましたが、現在では各地に野生化しています。花期は8〜9月。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25
12.小さなアザミ(薊)の花に似ている、オオカッコウアザミ(大霍香薊) 
所在地 横浜市鶴見区馬場2-20-1 鶴見馬場花木園
科.属など キク科カッコウアザミ属 1年草 
見どころ

カッコウアザミの葉
 熱帯アメリカ原産。日本に渡来したのは、明治時代の中期。草丈は60〜100センチくらいあります。葉は対生、卵状披針形で長さ5〜10センチ、鈍い鋸歯があります。花期は6〜10月ころまで咲いています。小さい青紫の花がこんもりと密集して咲いていました。花をよく見ますと、舌状花がなく筒状花で、糸を束ねたような独特の形をしています。花の色はピンクや白花もあるようです。カッコウアザミという名前の由来は、葉がシソ科のカッコウ(和名はカワミドリ)に似て,花がアザミに似ているところから名付けられました。カワミドリ(川緑)の生薬名はカッコウと呼ばれています。
カワミドリは41ページNO.18に掲載されています。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2012.8.13
20.葉はハート形で、花弁はまばらについている、シラヤマギク(白山菊)

シラヤマギク花の拡大
所在地 横浜市青葉区寺家町「寺家ふるさと村」里山の道端
科.属など キク科シオン属 多年草
見どころ
 別名は「ムコナ(婿菜)」と呼ばれます。北海道から九州、朝鮮・中国に分布し、山地の草原や道ばた、明るい森林の中に生育します。根出葉は卵状心形で長い葉柄があります。花時には枯れます。葉は長さ9〜24センチで茎の上部になるにつれ小さくなります。茎に付く葉には翼があり、葉の表面には短毛があり、ざらつきます。裏面にも短毛があるが、特に脈上には毛が著しい。8月頃から茎を出して生長し、高さ1〜1.5メートルほどになります。茎の上部は枝分かれし、散房状の花序を形成し、ややまばらに頭花をつけます。花期は8〜10月。花は舌状花と中心部の筒状花からなるが、舌状花の数が少なく、間が透けて見える花が多いです。

茎葉です
 
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.8.15
09.水面に浮かんで生育する水草、ホテイアオイ(布袋葵)
所在地 横浜市港北区新吉田東5丁目 民家の庭
科.属など ミズアオイ科ホテイアオイ属 多年草 寒地では1年性草本
見どころ

丸く膨らんだ部分が浮き輪の役割をして、水に浮かびます 2012.8.19 撮影
 別名はホテイソウやウォーターヒヤシンスと呼ばれます。南アメリカ原産の帰化植物。葉の付け根あたりが丸くふくらんで、その形が七福神の布袋さんの大きなお腹に似ているところから名付けられました。この丸くふくらんだ部分が浮き袋の役割をし水に浮かびます。夏に涼しげな薄紫色の1日花を咲かせます。花びらは六枚、上に向いた花びらが幅広く、真ん中に黄色の斑紋があり、周りを紫の模様が囲んでいます。花が咲き終わると花茎は曲がって先端を水中につっこむ形となり、果実は水中で成長し、熟した果実は水中で裂開し種子をばらまきます。明治時代に観賞用として持ち込まれたものですが、各地の湖沼などで大繁殖して問題を引き起こしているようです。花期は6〜10月
 。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.8.2
17.花は枝先に1つずつ咲く、ガンクビソウ(雁首草) 別名:キバナガンクビソウ

ガンクビソウ花の拡大
所在地 横浜市青葉区寺家町「寺家ふるさと村」里山の道端
科.属など キク科ガンクビソウ属  1年〜越年草(多年草)
見どころ

花と茎葉
 北海道〜九州の山野に生えます。高さは30〜100センチ位になり茎や葉には軟毛が多くあります。下部の葉は卵状の長楕円形で長い柄があり、上部の葉は細いです。根生葉は花のころには枯れてしまいます。頭花は6〜8ミリの黄色の筒状花で、茎の上部で分かれた枝先に下向きにつきます。すぐ下に披針形の苞葉が2〜4個輪生しています。実はそう果で、先端部が細くなり粘液を出す腺があります。花期は6〜10月。花が横向きに付く様子が、キセルの雁首に似ていることからの名です。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.8.15

2012.8.7〜 掲載20種

04.山地の草地などに生える野菊、ハコネギク(箱根菊)

花の拡大
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など キク科シオン属 多年草
見どころ

ハコネギクの花と茎葉
 別名は「ミヤマコンギク(深山紺菊)」。
 関東や中部の山地の草原で、花茎の先に白花を一輪ずつ咲かせます。花の基部や蕾に粘りけがあり、葉は濃緑色で卵状長楕円形をしていて、葉の縁に浅い鋸歯があります。葉は上下に直角にずれて互生して付きます。 茎丈は30〜60センチ位になり、花径は2.5センチ位です。 花期は7〜9月。主に白色の花ですが、中には淡く紫を帯びるものもあるようです。箱根では駒ヶ岳の山頂の草原などでも咲いています。
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25
13.完全に開花することは稀な、シロバナヨウシュチョウセンアサガオ(白花洋種朝鮮朝顔)

シロバナヨウシュチョウセンアサガオの花
所在地 横浜市都筑区勝田町 早淵川近くの畑
科.属など ナス科チョウセンアサガオ属 1年草
見どころ
 日本には明治初期に渡来し、現在は各地で野生化しています。道端、農地、牧草地、芝地、肥料の山など至る所に自生しています。他のチョウセンアサガオ属同様にアルカロイド類を多く含み、薬用植物として用いられます。特に葉や種は幻覚剤として使用されることがあり、知識不足による過剰摂取で病院に搬送される人や、死亡する人もいるそうです。葉は柔らかく、長さは20センチほどで不規則なぎざぎざがあり、茎と葉面は無毛で、茎が緑色のものと暗紫色を帯びるものがあります。夏から秋にかけて、香りのある6.5〜9センチ長のトランペット状の花をつけます。花の色は白からクリーム色またはスミレ色です。果実は卵型で鋭い棘に覆われています。成熟した果実はクルミ程の大きさで4室に分かれていて、中に多くの黒い種子が入っています。


実です
 ※チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)の花が48ページ02に載っています。
撮影者 八城幸子 撮影日 2012.8.15

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01.花の感じを銀銭に見立てて、ギンセンカ(銀銭花) 別名:チョウロソウ (朝露草)

朝、開き、昼には閉じるギンセンカの花
所在地 東京都小平市中島町21−1 都立薬用植物園
科.属など アオイ科フヨウ属 1年草
見どころ

スイカの葉に似た葉
 地中海の東部沿岸地方が原産です。江戸時代に観賞用として渡来しましたが、一部に野生化したものがわずかに残っているそうです。草丈は30〜60センチくらいになり、葉の形は西瓜の葉を連想させるような切れ込みがあります。7月ごろから秋まで、クリーム色または淡い黄色の花を咲かせます。中心部は暗い紫色です。朝に開いた花は昼ごろには閉じてしまいます。別名でチョウロソウ(朝露草)と呼ばれています。
撮影者 石川佐智子 撮影日 2012.8.3
10.蔓性の種類と蔓無しの種類とがある、ササゲ(大角豆)

ササゲの花
所在地 横浜市都筑区大熊町の畑
科.属など マメ科 ササゲ属 1年草
見どころ
 アフリカ北部のエチオピアが原産だと考えられています。わが国へも平安時代にはすでに渡来していて、栽培されてきました。莢は、ふつう10〜30センチの長さになります。名前の由来は、莢の先が上に反り返り、捧げもつ手の形に似ていることからきています。夏に葉腋から蝶形の花梗をだし黄白色または薄紫色の花を咲かせます。若い莢や完熟した豆が食用にされます。50センチ近く長い莢のなかに、マメが16個入っているということから名づけられた、ジュウロクササゲ(十六大角豆)という種類もあります。

非つる性ササゲの葉と実

柵につる性の長い実、長さ30センチほど
片倉城址公園そばの畑 2012.7.24撮影 
撮影者 八城幸子 撮影日 2012.8.7
07.葉が放射状に出ているところからの名前、シャジクソウ(車軸草)

白花のシャジクソウの花
所在地 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿生花園
科.属など マメ科シャジクソウ属 多年草
見どころ
 原産地は日本、東アジア。北海道と本州中部地方以北の高原などに分布するが、本州の分布は宮城県、群馬県、長野県と局地的。山地の乾いた草原や海岸の岩上などに生えます。 頭状花序に多数の赤紫色の細長い花弁を付けます。まれに白花のものもあります。放射状に出る葉は、下部では3枚、上部では5枚の小葉からなる掌状複葉で、これを車軸に見立てて命名されました。小葉は狭倒卵形で縁にギザギザがあります。 草丈は30センチ位。マメ科シャジクソウ属の アカツメクサ(赤詰草) 、シロツメクサ(白詰草)などの仲間です。豆果は3〜6個の種子が入っています。花期は6〜8月。
車軸状の茎葉と赤色の花
 

赤色の花拡大
 ※アカツメグサ、シロツメグサは1ページNO.16とNO.17に載っています。 
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.7.25
15.葉をちぎると葉脈に沿って矢の形に切れる、ヤハズソウ(矢筈草)

長さ5ミリほどの小さい花、ヤハズソウ
所在地 横浜市緑区寺山町291 県立四季の森公園内
科.属など マメ科ハギ属 1年草
見どころ
 北海道〜九州の日当たりのよい道ばたなどに生えます。茎は高さ10〜25センチで下向きの毛が生えています。葉は互生し、長倒卵形の3枚の小葉を持つ複葉で、斜めに並んだ側脈が目立ち、ふちに伏毛があります。小葉の先は丸いかややへこんでいます。花期は8〜9月で、葉のわきに淡紅色の小さな蝶形花をポツンポツンとつけます。花はとても小さく長さ5ミリほどです。葉の先端と基部を持って引っ張ると、どこでちぎれてもヤハズ(矢筈)のような「く」の字の形にちぎれることからこの名があります。

花の拡大

葉の先端と基部を持って引っ張ると、きれいに「く」の字に切れました
 
撮影者 北澤美代子 撮影日 2012.8.15