
闇夜になると、130本もの松明(たいまつ)を手に手に持って子供たちが練り歩きます
松明を持った百人を超す子供たちが笛と太鼓に合わせて「テン、テン、ドン、ドン……、よ〜い、よい」の掛け声で練り歩く。その距離は町内5キロ、3時間にも及びます。その光景は壮観で幻想的…、子供たちのよい思い出です。平成元年撮影
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「虫送り」とは
夏の土用の日に子供たちが手に手に松明を持って村内を回り、害虫をよその村に追いやって村の豊作を願うという伝統行事。
こうした由来は今風に言えば、極めて地域エゴ的な行事です。しかし都市化が急速だった現代では子供たちの思い出づくりと新旧住民交流の場となる重要な行事に変わっています。
平成4年に横浜市無形民俗文化財の指定を受けました。
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