11.花を下向きに開花する、ヤマオダマキ(山苧環) | |||||||
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所在地 | 長野県東御市池ノ平湿原 | |||||
科.属など | キンポウゲ科オダマキ属 多年草 | ||||||
見どころ | ヤマオダマキは、山地の草原や林の縁にに咲く多年草。五角形の花の形が苧環(おだまき)糸を巻く道具に、似ていることから名付けられました。花の色や形には変異が多く、萼片が赤褐色をしているものがもっとも広範囲に分布していますが、本州中部では花全体がクリーム色のヤマオダマキが多いです。草丈は30〜100センチ位、6月〜8月に花径3センチ前後の花が下向きに開花します。 | ||||||
撮影者 | 大田孝子 | 撮影日 | 2012.8.23 |
09.雑草の中にまぎれて咲く可憐な花、ハクサンフウロ(白山風露) 別名:アカヌマフウロ | |||||||
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所在地 | 長野県東御市池ノ平高原 | |||||
科.属など | フウロソウ科フウロソウ属 多年草(高山植物) | ||||||
見どころ | 高山帯の草原に生育する多年草です。本州中部の亜高山帯にだけに分布しています。日当たりのよい湿った草原に生え、群落を形成します。高さは30〜50センチになり、花の色は薄いものから濃いものまであり、日当たりが大きく関係するようです。花弁の形は同じ株からの花でもかなり違い、花が何日咲いているのか判りませんが、咲いている間に花弁が伸びて、花弁の基部が空いている状態になるようです。葉は5深裂して、羽片は3出状に中裂します。エゾフウロやイブキフウロと変種の関係にありますが、顎片には伏した毛がある程度で、毛が目立たない点や、花弁の形などで区別されます。花期は7月〜8月頃。 | ||||||
撮影者 | 大田孝子 | 撮影日 | 2012.8.23 |
02.絶滅危惧II類に指定されている、ミズキンバイ(水金梅) | |||||||
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所在地 | 東京都千代田区皇居東側に附属、皇居東御苑 | |||||
科.属など | アカバナ科チョウジタデ属 水生多年草 | ||||||
見どころ | |||||||
撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.8.22 |
16.茎や萼に白い毛が密生し他のツユクサ種と異なる、アカバナツユクサ(赤花露草) | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | ツユクサ科アカバナツユクサ属 多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.8.26 |
2012.8.22〜27 掲載20種
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04.米より栄養価が高い、ヒモゲイトウ(紐鶏頭) 別名:センニンコク(仙人穀) | |||||||
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所在地 | 東京都小平市中島町21-1 東京都薬用植物園 | |||||
科.属など | ヒユ科ヒユ属(アマランサス属) 1年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 八城幸子 | 撮影日 | 2012.8.23 |
18.道端でよく見かける、チカラシバ(力芝) 和名:道芝、花火茅 | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | イネ科 チカラシバ属 多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.8.26 |
08.山地の木陰に生える多年草、スズムシバナ(鈴虫花) | |||||||
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所在地 | 東京都八王子市高尾町 高尾山野草園 | |||||
科.属など | キツネノマゴ科イセハナビ属 多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.8.24 |
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06.山地の落葉林内で見られる、レンゲショウマ(蓮華升麻) | |||||||||
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所在地 | 東京都八王子市高尾町 高尾山野草園 | |||||||
科.属など | キンポウゲ科レンゲショウマ属 多年草 日本固有の1属1種 | ||||||||
見どころ |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.8.24 |
20.埼玉県戸田市地区に多く、トダシバ(戸田芝) 別名:馬簾(ばれん) | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | イネ科 トダシバ属 多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.8.26 |
01.ひっそり咲く寄生植物、ナンバンギセル(南蛮煙管) 別名:オモイグサ(思草) | |||||||
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所在地 | 東京都港区白金台5-21-5 国立科学博物館付属 自然教育園内 | |||||
科.属など | ハマウツボ科ナンバンギセル属 1年草 寄生植物 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.8.19 |
15.長野県・群馬県の一部に自生する日本固有種、シナノアキギリ(信濃秋桐) | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | シソ科 アキギリ属 多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.8.26 |
14.千島列島の最北の島、その島の名前、シュムシュノコギリソウ(占守鋸草) | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | キク科ノコギリソウ属 多年草 | ||||||
見どころ | かつては日本領土だった千島列島、その最北端の島、シュムシュ(占守)島に自生する野草です。極寒の風雪に耐えて育つ野草だけに、他のノコギリソウ種に比べ、背が低く、地面にへばりつくように枝葉を広げています。花は小さいですが、花びらなどはしっかりしています。花期は7〜8月。 | ||||||
撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.8.26 |
13.海岸の砂地などに生える、ハマアザミ(浜薊) 別名:ハマゴボウ(浜牛蒡) | |||||||
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所在地 | つくば市天久保4-1-1 筑波実験植物園内 | |||||
科.属など | キク科アザミ属 多年草 | ||||||
見どころ | 草丈は30〜50センチくらいです。根生葉、茎生葉ともに羽状に切れ込み、厚くて光沢があります。葉縁には鋭いトゲが生え、触ると痛いです。花期は7〜12月頃で、茎の先端に直径3センチ程度の頭状花序をつけます。花は一般的に紅紫色で、管状花の付け根に4枚〜7枚程度の苞を持ちます。名の由来は地中深くゴボウのような根があることからつけられました。 | ||||||
撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.8.26 |
12.森林内に生育するラン科植物、ツチアケビ(土木通)の実 | |||||||
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所在地 | 東京都八王子市高尾町 高尾山野草園 | |||||
科.属など | ラン科ツチアケビ属 腐生植物 多年草 日本固有種 | ||||||
見どころ | 森林内に生育するラン科植物です。地上部には葉などは無く、地面から鮮やかな黄色の花茎が伸び、草丈は1メートルくらいになります。花期は6〜7月ころに、花径2センチくらいの黄褐色の花を咲かせます。花後、花軸の上部に果実を垂下して付けます。果実は多肉質の鮮やかな朱色をした楕円体で長さは10センチくらいになります。ツチアケビの和名は、果実の形がアケビによく似ていて直接土中から生えているためにつけられました。別名には、ヤマサンゴ、ヤマトウガラシ、ヤマノカミシャクジョウがあります。 | ||||||
撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.8.24 |
10.ほんのりと紅をさし咲く、メイゲツソウ(明月草) 別名:紅虎杖(ベニイタドリ) | |||||||
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所在地 | 長野県東御市池ノ平湿原 | |||||
科.属など | タデ科イタドリ属の多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 大田孝子 | 撮影日 | 2012.8.23 |
03.日当たりのよい場所に生えることから、ヒナタイノコヅチ(日向猪の子槌) | |||||||
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所在地 | 東京都小平市中島町21-1 東京都薬用植物園 | |||||
科.属など | ヒユ科イノコヅチ属 多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 八城幸子 | 撮影日 | 2012.8.23 |
17.ふわふわした銀色の大きな花穂がひと際目立つ、パンパスグラス 和名:銀葦 | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | イネ科 コルタデリア属 宿根多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.8.26 |
05.スーパーグレイン(驚異の穀物)と呼ばれる、スギモリケイトウ(すぎもり鶏頭) | |||||||
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所在地 | 東京都小平市中島町21-1 東京都薬用植物園 | |||||
科.属など | ヒユ科ヒユ属(アマランサス属) 1年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 八城幸子 | 撮影日 | 2012.8.23 |
19.日本全国に自生し穂から油のような成分を出す、アブラススキ(油薄) | |||||||
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所在地 | 東京都文京区白山 小石川植物園 | |||||
科.属など | イネ科 アブラススキ属 多年草 | ||||||
見どころ |
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撮影者 | 岩田忠利 | 撮影日 | 2012.8.26 |
07.江戸時代から観賞用に栽培されていた、イセハナビ(伊勢花火) | |||||||
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所在地 | 東京都八王子市高尾町 高尾山野草園 | |||||
科.属など | キツネノマゴ科イセハナビ属 多年草 | ||||||
見どころ | 原産地は東南アジア。江戸時代に中国経由で渡来して観賞用に栽培されていたものが野生化しました。草丈は40〜50センチくらいで葉は対生し長楕円形です。花期は夏〜初秋によく枝分かれした枝先に花弁は長さ1〜2センチくらいで、先端は5裂して漏斗状の薄紫の花をつけます。 | ||||||
撮影者 | 石川佐智子 | 撮影日 | 2012.8.24 |
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