大田区田園調布5-3-19、東横線田園調布駅から、閑静な住宅街を歩いて10分ほどの所に立つ巨大なクロマツは、昭和38年3月19日に都の天然記念物に指定されている。
樹齢300年以上、高さ15メートル、直立した幹は周囲3.9メートル、根元から約7メートルのところで枝を四方に伸ばし、高嶋易断本部の屋根と、そのそばにある水子地蔵を、傘のようにおおっている。
坂下にある照善寺の守護神として、秋葉神社の小祠がまつられているので「秋葉のクロマツ」と呼ばれる。
クロマツは、海岸地方に多く自生する常緑高木で、樹皮は灰黒色、4月に開花し翌年10月ごろ淡褐色に熟す。
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