編集:岩田忠利 / 編集支援:阿部匡宏 / ロゴ:配野美矢子
NO.626 2015.05.07 掲載 

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『とうよこ沿線』No1(創刊号)…昭和55年(1980年)7月7日発行 号名「夏」

 B5判 紙数:56ページ

 頒布:無料 希望者に最高300冊進呈
   
 特集
 第1回誌上座談会「わが東横沿線を語る」

 

いまここに、同じ東横線に乗り、沿線に住む人たち10名が席に着いた。年齢も20代から60代までの半世紀の差、職業も社会的立場もさまざま、そして在住年数も60年以上の差……。
   そんな人たちが初めて顔を合わせ「わが東横沿線」を活発に語る。


  出席者の皆さん(沿線各駅代表)

提橋 昭二さん(自由が丘駅。ジーンズショップ店経営。美観商店会会長。群馬県出身。在住26年。53歳)

原田 達蔵さん(田園調布駅。早稲田大学社会学部3年。・鹿児島県出身。在住3年、22歳)

岩谷 隆存さん(武蔵小杉駅。国立教育会館勤務。川崎市社会教育委員など。生まれも育ちも武蔵小杉。在住65年、65歳)

斉藤 正己さん(日吉駅。グラフィック・デザイナー。東京五反田生まれ、在住35年、67歳)

本田 秀一さん(日吉駅。キヤノン販売且ミ員。東京生まれ、在住25年、29歳)

有馬 新子さん(綱島駅。主婦。大阪府豊中市出身。在住1年、36歳)

小川 泰子さん(菊名駅。主婦。兵庫県神戸市出身。在住3年、29歳)

浅野 桂子さん(菊名駅。フェリス女学院大学国文科3年。菊名生まれ、在住21年、21歳)

原 国雄さん(妙蓮寺駅。会計事務所勤務。鶴見区馬場生まれ、在住27年、27歳)

 司会 岩田 忠利(「東横沿線を語る会」代表。本誌編集長)


      情報の“送り手”、延べ2333名の声

  編集の音(抜粋)





「だれが読んでも楽しくて、だれが読んでも役に立ち、永久保存したくなるような本。そんな雑誌が東横沿線にあってもいい」。こうした願いから生まれたのが本誌です。
(日吉 医師 吉村忠一)





活字文化にドップリ浸かった生活をしていながら、いざ自分が書くとなると、とてつもなく難しい。しかし、取材で出会った人たちだけは、ボクの一番の宝となった。
(田園調布 学生 原田達蔵)







「やってみたい」と思った時は既に6割がたそっちへ走り出している。相も変らぬ愚かさ……、死ぬまで続くだろうと諦めてはいる。しかし、そこに生まれる新たな出逢い。生きている喜びを感じる瞬間でもある。
(綱島 主婦 有馬新子)





良かったこと……ふだん会えない人と話ができた。わかったこと……有名、無名を問わず、“燃えている人”はどこにもいる。私もがんばらなければ……。
(菊名 主婦 小川泰子)





編集室の雑用が、5月下旬まで。それからは広告担当も志願。この道ズブの素人が思いがけない成果を得た。「熱意と誠意は通ず」と、チョッピリ自信がついたこの頃。
(日吉 主婦 鈴木好子)









<人生は芝居のごとし。上手な俳優が乞食になることもあれば、大根役者が殿様になることもある> 福沢諭吉のこの言葉をいま、じっくりかみしめている。
このダイコン役者、才はなくとも、自分の役は一生懸命演じます。皆さん、今後もどうぞ、お引き立てを! 
(本会代表・編集長 岩田忠利)

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