週1回、1カ月間、50人が編集実務を学ぶ講座
神奈川区役所主催の「平成19年度情報紙編集講座」は、同区役所発行の生涯学習応援が「みんなのアイディアで紙面をつくろう」との紙面の呼びかけに定員50人(先着順)で集まった皆さんが受講生です。
会場の同区役所5階、神奈川区区民活動支援センター交流室で50人の皆さんが初めて顔合わせをして、まず自己紹介をした後、10人ずつで5グループ編成、5種類のタブロイド判2面“情報紙”の完成をめざします。
第1日目は、企画段階。グループごとに話し合い、「読者はどんな人たちにどんな情報を提供する情報紙にするか」、そして「情報紙の名前」を決めます。今回の「特集記事はどのような情報にするか」などを話し合い、決定します。
第2日目は、「取材」についての講座。取材先の選定、取材交渉、取材のポイントなど机上で勉強したのち、各人が次週までに余暇に取材を経験し取材情報をメモ書きしてくることを宿題とします。
第3日目は、文章表現の原則など文の書き方などを学んだ後、メモ書きを文章にし、原稿にします。続いてカメラで取材先の撮影の仕方について。掲載写真の良否の選定。写真サイズの縮小・拡大などトリミングの仕方などを写真の上からトレーシングペーパーをかけて実践します。
最終回の4日目は、いよいよ文章・写真・イラストをバランスよく紙面に配したレイアウトと校正の実務です。
ついに10名の知恵と経験の合作が完成。各グループの代表が皆さんの前でボードに“作品”を貼って紙面のPRと苦労した点などを発表しあいます。
こうして1カ月間、4回顔合わせて一つの目標に向かって活動したことから連帯感が生まれ、皆さんがお互いに完成の喜びにしたり十年来の友だちのように親しくなっていました。
毎回各グループに付き添って講師の私をアシストしてくださったのは、上記の情報紙「ぐろーばる・あい」スタッフの皆さまでした。
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