東工大が蔵前から移転した昭和3年ころ



 昭和3年、蔵前で関東大震災に遭い、北口に仮校舎を建てた東工大

 当時は「東京高等工業学校」時代で、コの字型のこの仮校舎を「清水窪」と呼びました。この仮校舎は現在の大岡山北口商店街の片側一帯を占める地域で、写真右上に写る町並みが北口商店です。左手の丘は現在清水窪小学校。
 現東工大は、この仮校舎の用地を売却し現在地を購入して南口へ移転しました。
 提供:東京工業大学(石川町1丁目)


写真左の説明











昭和3年、北口駅前にあった清水窪校舎の正門

この日は文化祭で賑わっています。後方は駅のホーム。
提供:東京工業大学(石川町1丁目)


大岡山に移転後5年、昭和8年1月南口に本館が完成間近

提供:東京工業大学(石川町1丁目)





   昭和4年12月、歳末売り出しの南口駅前商店街

 店は手前右から木村屋、小林金物店(現在雪が谷大塚駅前)、風月堂(北口に移転)などの店が並んでいます。
 提供:東京工業大学(石川町1丁目)






  写真左の南口駅前商店街の現在(2013.4.10)

 電車の地下化で街並みは一変しました。左手の高層ビルは東急病院です。
 撮影:石川佐智子さん(日吉)


昭和3年、目蒲線と大井町線が通る踏切

 提供:東京工業大学(石川町1丁目)





写真左の41年後、昭和44年の踏切

提供:川島写真機店(大岡山駅前、北千束3丁目)



写真上と同じ場所、現在(2013.4.10)

電車が地下を走り、踏切は無くなり、広場になりました。右手は交番です。
撮影:石川佐智子さん(日吉)

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NO.14
大田区域の大岡山駅周辺、その情景

校正:石川佐智子/ 編集支援:阿部匡宏/ 編集・文:岩田忠利

MAP:大岡山駅地区