
大正14年4月、横浜線の電化工事に従事する人たち
私鉄「横浜鉄道」は大正6年に国有化され、鉄道院「横浜線」と改称されました。
国は東海道本線を電化するため試験的に横浜線の東神奈川駅〜原町田駅間の電化工事に着手し、写真の大正14年4月、その工事が完了しました。そのときの記念写真です。
開通時植樹した桜の木が大きく生長しました。
提供:佐藤フサエさん(寺山町) |
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現代の中山駅地区は……
中山駅地区は、南東で鶴見川と恩田川が合流します。中山地区の中央を今から108年前の明治41年(1905)からJR横浜線が走り、中山駅は中山町・寺山町・台村町の3町にまたがっています。
駅周囲の道路網は北に県道の青砥・上星川線、南に中原街道の丸子・中山・茅ヶ崎線、駅前通りの南に都市計画道路の幹線の山下・長津田線が通っています。
公共交通機関として平成20年3月30日、東横線の日吉駅〜中山間(13.1キロ)を結ぶ新線、市営地下鉄グリーンラインが開通、都内へのアクセスが一層容易になりました。駅前からは市営と民間バスが絶えず発着し賑わい、中山駅はまさに緑区内の交通の“要塞”です。
道路沿いには商業施設が軒を並べ、緑区最大の商店街に成長しています。地区内には緑区役所・緑警察署・学校・銀行・通信・電力・四季の森などの生活サービス施設が揃い、鶴見川沿岸に工場群もあって内陸工場地帯の一角にもなっています。
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