
昭和53年、建設中の十日市場駅舎
提供:近藤彰一さん(都筑区中川)
|
|
地名は古いが、駅の開業は新しい
「武蔵国都筑郡十日市場村」と呼ばれた時代は、江戸時代慶長期(1604)から市町村制施行の明治22年(1889)までの285年の間。村の範囲は現在の十日市場町と霧が谷1〜6丁目の地域でした。
集落は神明下、中村、北門(ほっかど)の3集落。中世の頃、神明下の台地で「十の日に市が開かれていた」ことが十日市場の地名の由来といわれています。
十日市場村は明治22年の市町村例施行で新しくできた都筑郡新治村に編入した後、昭和14年に新治村の横浜市編入で横浜市港北区十日市場町になり、さらに昭和44年、港北区の分区により緑区十日市場町となりました。 十日市場駅の開業は昭和54年4月1日。これは当サイトで連載中の駅の中で最も新しい駅です。ちなみに次に新しいのは田園都市線あざみ野駅の昭和52年5月。
|