校正:石川佐智子 / 編集支援:阿部匡宏 / 古写真収集・文・編集:岩田忠利

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NO.13
 自然豊かな桃源郷、赤田谷戸
 江田駅の西北に位置する赤田谷戸は、南北を丘に囲まれた自然豊かな里でした。冬は北風をさえぎり暖かく、夜具の布団が一枚少なくて済むという。春はどこよりも早く梅が咲き、夏はホタルが飛び交い、樹木に覆われ涼しい。
 そんな自然に恵まれた赤田谷戸が騒々しくなったのは、東急の開発の話が持ち上がってから。「赤田谷戸の自然は残すべし」の世論と運動が荒波のように押し寄せたのでした。都市として生まれ変わる開発か、農村として生き続ける保存か……、その闘争は長く、激しいものでした。




昭和58年、赤田大入(あかたおおいり)の水田と森
撮影:根本藤吉さん(あざみ野)



     写真左の現在地(?)

 現在地はみすずが丘ということだけは、分かっていますが、あまりに大規模な造成で写真左の面影がありません、結局、場所が特定できず、交差点「みすずが丘」を撮りました。
  2013.9.17 
撮影:石川佐智子さん(日吉)




昭和58年、赤田宇多りの赤田川の鉄橋を渡る電車
撮影:根本藤吉さん(あざみ野)


写真左の現在地

現在地はあざみ野南・宇多り公園の近く。
2013.9.14 撮影:石川佐智子さん(日吉)







昭和58年、赤田平成橋から江田駅方面を望む
撮影:根本藤吉さん(あざみ野)


写真左の現在の沿線風景
2013.9.14 撮影:石川佐智子さん(日吉)









昭和41年6月、赤田のガード下付近での田植え
提供:徳江義治さん(荏田町)





昭和58年、赤田平成橋からあざみ野駅方面

右手は山内地区センター。
撮影:根本藤吉さん(あざみ野)

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