18.真っ黒い艶々の実が生りました! シロヤマブキの実
所在地 横浜市港北区綱島西4丁目 早淵川土手の植え込み 
科.属など バラ科シロヤマブキ属 落葉低木
見どころ

葉は対生、花弁が4枚のシロヤマブキの花
 シロヤマブキの花弁は4枚、実は4個付きます。黄色いヤマブキの花弁は5枚で実は5個付きます。
 シロヤマブキとヤマブキの白花との違いは、シロヤマブキは花弁が4枚で、葉は対生。ヤマブキの白花は花弁が5枚で、葉が互生です。この写真は花弁が4枚で、葉が対生しているので「シロヤマブキ」です。
撮影者 北澤美代子 撮影日
05.目立たず控えめな、ウメモドキ(梅擬)の花と実
所在地 横浜市港北区綱島西4丁目 民家の庭
科.属など モチノキ科モチノキ属 落葉低木
見どころ  

ウメモドキの真っ赤な実
2010.11.16 
立川市 昭和記念公園
石川佐智子撮影
 葉や枝振りが梅に似ていて、実のつけ方も、小さな梅の実のように見えるためにつけられた名前。薄紫の小さな花は、決して美しくて目立つといえないが、よく見るとかわいらしい花です。秋には、赤い実をたくさんつけ、葉が落ちてから赤い実は、ひときわ目立って美しいですね。  
 左の写真は雌花が掲載されています。花は6月頃咲きます。雄花には、オシベが4~5本と、退化したメシベがあり、雌花は発達したメシベが目立ちます。
撮影者 北澤美代子 撮影日
06.5弁の花びらがサクラに似て、テイキンザクラ(堤琴桜)の花 別名:ナンヨウザクラ 
所在地 東京都調布市深大寺北町1-4 都立神代植物公園
科.属など トウダイグサ科ヤトロファ属 常緑小低木
見どころ

横須賀市  くりはま花の国で
配野美矢子撮影
 樹高1~2㍍の非耐寒性常緑低木。西インド諸島原産。5弁の花びらがサクラに似ていて、花径が2~3㌢と長いことを中国の弦楽器、提琴(バイオリンのこと)に見立て、テイキンザクラと名づけたようです。
花期は6~10月で濃い朱色,鮮やかな美しい花を咲かせます。葉はやや厚めで先が尖り、互生、長さ6~8㌢、幅3㌢ほど。温室なら一年中花を咲かせます。日当たりを好む非耐寒性なので冬は室内へ入れ、管理します。
 
撮影者 山田紀子 撮影日
02.どこまでも蔓を伸ばして伝わり、♪屋根より高い~、ノウセンカズラの花 
所在地 横浜市都筑区北山田 民家の庭先
科.属など ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ属 つる性木本
見どころ  蔓性の生命力旺盛な落葉植物。5~10㌢ほどのオレンジ色の花ですが、雨や曇りの日が続くと花や蕾がたくさん落ちます。有毒植物、池に花が落ちると魚が死にます。ご注意を!
撮影者 山田紀子 撮影日

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08.常緑つる性のクマツヅラ科の、ムラサキツクバネカズラ(紫衝羽根葛)の花
所在地 東京都調布市深大寺北町1-4 都立神代植物公園  
科.属など クマツヅラ科ヤモメカズラ属
見どころ  メキシコから中央アメリカの林に自生し12㍍ほどまで伸びます。英名「サンドペーパーパイン」は葉の表面が紙やすりのようにザラザラしているのでその名がついています。青紫の花が咲くことから和名は「ムラサキツクバネカズラ」とも呼びます。
撮影者 岩田忠利 撮影日
07.赤い紐が垂れ下がったように咲く、ベニヒモノキ(紅紐の木)の花
所在地 東京都調布市深大寺北町1-4 都立神代植物公園 
科.属など トウダイグサ科エノキグサ属 常緑低木
見どころ  トウダイグサ科の常緑低木で西インド諸島原産だそうです。ハワイの各島で見られると文献に出ています。花穂の長さは20~50㌢ほどでした。
撮影者 岩田忠利 撮影日
03.食べたことありますか、グミの実? それと花 
所在地 横浜市港北区日吉本町4-986 コンフォール南日吉団地内
科.属など グミ科グミ属 落葉低木
見どころ

緑区寺山町民家の庭 グミの花
2010.03.31 撮影
  グミは落葉低木と常緑低木の2種あります。開花時期 4月~5月 樹高は2~3メートル、花径は約1センチです。グミはサクランボに似ていて、果実は楕円形、赤く熟し渋みと甘みがあります。リコピンを多く含んでいますよ。
 
撮影者 石川佐智子 撮影日

2012.6.14~6.15 掲載20種

19.葉っぱは、大きな団扇のように見える ヤツデ(八手)の花
所在地 横浜市港北区新吉田東5丁目 民家の塀ぎわ
科.属など ウコギ科ヤツデ属 常緑低木
見どころ  

去年秋に花が咲いて4月下旬、
実が黒く熟しました!

2010.04.24 上記の場所
 手のひらのように切れ込みのある葉が特徴で、常緑広葉低木です。10~11月に白色の小花が球状に集まって、枝の先端につき円錐形の房状になって咲きます。翌年の春になって、実が黒く熟します。よく見かける花ですが、とても豪華な花です。
撮影者 北澤美代子 撮影日
12.蝶形花がびっしり咲く、ムラサキナツフジ(紫夏藤)の花
所在地 横浜市港北区綱島台11 マンションの庭
科.属など マメ科ナツフジ属 常緑蔓性低木
見どころ  豆科、ナツフジ属の常緑つる性低木です。別名サッコウフジ(酢甲藤)とも呼ばれるそうです。葉は、総状花序を伸ばし、花は、6~8月に暗紫色から、紅紫色に変化する蝶形花を咲かせます。秋には扁平なサヤを付けます。庭木、鉢物、盆栽に利用されるそうです。
撮影者 北澤美代子 撮影日
01.香り漂う、ニオイバンマツリ(通称マツリカ)の花 
所在地 横浜市港北区大倉山3丁目 民家の塀
科.属など ナス科バンマツリ属 半常緑~常緑低木
見どころ  毎日通る家の塀の上にこんもりと、白とところどころに紫の花が咲いていて、葉の緑との調和がとても素敵だなと思っていました。また、いい香りに魅せられてじっと花の所から離れがたい時もありました。
撮影者 池田はるみ 撮影日

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17.ブルーベリーのような形の、マルバシャリンバイ(丸葉車輪梅)の実と花
所在地 横浜市港北区日吉本町6丁目 「日吉本町西原第二公園」
科.属など バラ科シャリンバイ属 低木
見どころ

マルバシャリンバイの花
先端が丸く鋸歯の少ない。シャリンバイは葉の先端が尖っています。
 先端が丸く鋸歯の少ないものをマルバシャリンバイ、先端が尖るものをシャリンバイとして区別するそうです。鹿児島県の奄美大島では、この樹皮を大島紬(おおしまつむぎ)の染料として使うそうです。
 
撮影者 石川佐智子 撮影日
16.真っ白い清楚な花です。セイロンライティアの花
所在地 横浜市港北区綱島西4丁目 店の入り口
科.属など キョウチクトウ科 ライティア属 常緑低木
見どころ  原産地はスリランカ。70㌢~2㍍程にもなるそうです。花期は6月~10月です。非耐寒性なので冬場は室内で管理が必要のようです。
撮影者 北澤美代子 撮影日
15.道端でよく見かける、ムラサキシキブ(紫式部)の実と花、白式部の実

ムラサキシキブの実

色違い、シロシキブの実
上記の同じ場所で撮影
所在地 川崎市中原区新城4丁目~井田1丁目  江川せせらぎ遊歩道
科.属など クマツヅラ科ムラサキシキブ属 落葉低木
見どころ

ムラサキシキブの花
目黒区白金台 目黒自然教育園
池田はるみ撮影
 日本や台湾、中国に分布する落葉性の低木です。秋に付く光沢のある紫色の実を平安時代の女流作家、紫式部に見立てたものです。
 
撮影者 石川佐智子 撮影日
14.和名を「紅丁子」と呼ぶ、 ケストルム・エレガンスの花
所在地 川崎市中原区新城4丁目~井田1丁目  江川せせらぎ遊歩道
科.属など ナス科キチョウジ属 常緑低木
見どころ  和名ではベニバナヤコウカ(紅花夜香花)とかベニチョウジ(紅丁子)と呼ばれますが、特に強い香りはありません。メキシコ原産の常緑低木で、高さは1~2㍍くらいになり、枝は垂れ下がり葉は被針形で、長さ10~15㌢。葉は綿毛に被われ、筒型の紫紅色の花を咲かせます。
撮影者 石川佐智子 撮影日
13.真っ赤な実が生りました! クコの実と花
所在地 横浜市港北区綱島西4丁目 民家の庭
科.属など ナス科クコ属 落葉低木
見どころ
楕円形の真っ赤な実は、果実酒のほか、薬膳料理には欠かせません。血圧やコレステロール値を下げ、動脈硬化の予防や慢性肝炎、糖尿病などの治療効果があるそうです。

自然健康食品の先駆け、クコの実2010.11.06 皇居東御苑
岩田忠利撮影
港北区綱島西4丁目 北澤美代子撮影
 
撮影者 北澤美代子 撮影日
11.高貴な花にしびれます、シコンノボタン(紫紺野牡丹)の花
所在地 横浜市港北区日吉本町4丁目 民家の庭先
科.属など ノボタン科ティボウキナ属 常緑低木
見どころ

2階のベランダに届くほどの勢いで
伸びたシコンノボタン
川崎市中原区市ノ坪 横山家

2010.09.26 
岩田忠利撮影
 常緑花木です。葉は対生で楕円形、産毛で覆われてビロードのような手触りがします。花は濃い紫色の大輪の1日花が次々と咲きます。雄しべが長く飛び出しているのが特徴です。又長短の雄しべが、共に紫色をしています。雄しべと、その先の葯の部分が、クモの足のように見えるため別名スパイダーフラワーとも言われます。開花期は夏から秋です。 (北澤美代子)

 シコンノボタンはブラジル原産。寒さに弱いため関東では植木鉢に植え、冬は室内や暖かい軒の下で寒さ避けします。横山家の庭は南向きの日当たりの良い場所のせいか、地植えのシコンノボタンの木が2階のベランダに届くほどの勢いで育っています。寒さに弱い木が露地でこれほど生長するのは珍しく、しかも見事にたくさんの花を咲かせています。(岩田忠利)
 
撮影者 北澤美代子 撮影日
10. オチャの仲間として扱われるツバキ科の、ダイトウチャ(大東茶)の花
所在地 横浜市港北区綱島西4丁目 民家の塀際
科.属など ツバキ科タイワンツバキ属 常緑高木
見どころ  葉が長楕円形をしており、普通のツバキの葉とは違います。蕾がぎっしりかたまって付き、“一日花”ですが、次々と咲きます。別名「タイワンツバキ」とも言われます。
撮影者 北澤美代子 撮影日
09.ハワイでレイの素材となり人気急上昇、プルメリアの花

ハワイで歓迎や祝い事に、レイやコサージュに使う花プルメリア
港北区高田東1丁目 民家の軒先
北澤美代子撮影


白花のプルメリア
2010.10.12 岩田忠利撮影
中原区杉山町 島整形外科入り口
所在地 アメリカ合衆国自治領サイパン島……このサイパン島は小学校低学年まで住んでいた“私の生まれ故郷”です。
科.属など キョウチクトウ科インドソケイ属
見どころ  
 ヨーロッパではこの木を英語で「Temple Tree」と言い、墓地でよく見かける花で、死人に手向ける花だそうです。祝い事などに贈るのはタブーとされてきました。しかし、比較的近年、甘く芳しい香りと魅惑的な花、プルメリアはハワイで歓迎や祝いの花としてレイやコサージュの素材として欠かせないものになりました。いまや熱帯や亜熱帯地域のどこでも見られる人気の花になっています。ラオスの国花でもあります。
 フランスの植物学者「プルミエさん」の名前が花名になりました。

プルメリアの林
黒くがっしりした枝を迷路のように伸ばし、その先端にたくさんの花をつけます。周囲一帯に甘く芳しい香りを漂わせます

葉はユズリハの葉よりも大きく巨大、鞘状の実も巨大です
撮影者 栗原茂夫 撮影日 2010.6.24

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20.ヤブコウジの仲間で、なぜか「百両」と呼ばれる、カラタチバナ(唐橘)の実
所在地 東京都港区白金台5-21-5  国立科学博物館付属 自然教育園内
科.属など ヤブコウジ科ヤブコウジ属 常緑小低木
見どころ

カラタチバナの花 2010.7.4 同所
 お正月の縁起植物として人気のセンリョウ(千両)、マンリョウ(万両)。そして、カラタチバナ(唐橘)は百両で、ヤブコウジ(藪柑子)が十両となぜか、貨幣の単位で呼ぶそうです。カラタチバナの葉はヤブコウジの葉より長いのが特徴です。
 
撮影者 石川佐智子 撮影日
04.白鳥とは関係がない、ハクチョウゲ(白丁花)の花
所在地 横浜市港北区箕輪町 民家の庭
科.属など アカネ科ハクチョウゲ属 常緑低木 
見どころ  小さい白い可愛いお花です。5月~6月にかけて咲き、花の直径は1センチほど。盆栽や庭に良く似合ってます。
撮影者 石川佐智子 撮影日