綱島でいちばん古いお寺――長福寺
文禄元年(1592)戦国時代、西国の落武者・綱島18騎のうち一人、佐々木賀典が出家し開山した寺。歴史は約400年。
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御本尊がおさめられた本堂 |
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昔、2度目の火災の時、法然上人の南無阿弥陀仏の名号が松の梢にかかって残った不思議や、太子堂のいわれを聞きに、連日子供たちが佐々木典丸住職(64)を訪ねる。現在の荒んだ人の心を潤せたらと、住職は毎日願いを込めて梵鐘を打つ。
附属幼稚園では、花まつり行列が25年も続けられ、街を行くお稚児姿、鼓笛隊が可愛い。
これが新しくなった綱島公園だ
東横電車の窓から見えるこんもりと繁る緑の丘。ここが、市民の憩いの場、綱島の名勝として親しまれている綱島公園だ。
7千平方bとある土地は、以前、地主・池谷光朗家ほか数軒の所有地だったが、戦時中、高射砲陣地として帝国陸軍に強制的に安価で買収され、戦後、横浜市の管理となり現在に至っている。
昭和62年秋から整備工事中だった公園も、今春改修を完了。その新しい姿は、ざっとご覧の通り。一番の話題は、何といっても、動的ゾーン、春のテニスコートが、夏はプールへ早変わりする。
もちろん、区内唯一見学可能な綱島古墳(5世紀末)は、現状をとどめ、お花見、散歩の楽しめる森の安らぎは、そのまま。
綱島西一丁目地区センターが開館
西口商店街徒歩5分、1700平米の地に、鉄筋2階建て日当たり良好の綱島地区センター、ついに開館。1階は体育室・図書コーナー・プレイルーム・グループ。2階は会議室・工芸室・料理室そして、60畳もある和室。多目的に利用可。午前9時〜午後9時(日曜は5時) 月曜・祝日は休館 пi545)4578
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地域活動の拠点として今後の活用が期待される |
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楽しいナ、郷土にふれあう手づくり教育
――尚花愛児院――
「昨日は風が強かったから、今日は綱島公園へどんぐり拾いに行きましょう!」帰れば早速、独楽(こま)作り。
みそにタクワン、梅干し作り、田植え、七夕、盆踊り、相撲大会など。
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郷土文化の伝承と自然とのふれあいが目標の教育は、バラエティに富む。
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「すっぱいけれど、おいしいよ。ぼくらの梅干し味見にきてね」 ‘88秋、天日干し
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昨年、「郷土文化伝承活動」特別保育科目実施園として厚生省より認定される。
都市部の伝統文化の消滅が深刻な昨今、ここの園児270名は、どこ吹く風とばかり元気いっぱい!
水車は回るよ どこまでも!
コトコトコットン、流れる滝に回る水車、のどかな田舎と思いきや、なんと個人のお宅。
ご主人は宮田利徳さん(42歳)、相模女子大附属高・国語の先生だ。自ら設計、学園祭で利用したものを、「もったいない」と自宅に設置、滝も池もすべて手作り。いやあ、お見事!
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庭に水車がある光景。通行人も足を止めて眺め、楽しんでいます |
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水泳で腰痛もノックアウト!
――ザ・オワフクラブつなしま――
現代人の体の悩み第1位は腰痛。その痛みを緩和し予防することができたら、しかも楽しく。そんな願いで生まれた腰痛水泳コース=B
まずストレッチ体操で体をほぐし、次に水中体操そして水泳と、浮力を利用し腰への負担を軽くして血行を高める運動。練習は軽快な音楽の中で行なわれるため、自然と体がリラックスし和やかな雰囲気。
始めてまる3年、20歳〜70歳まで会員約60人が、今日も元気に1、2、3!
マタニティ、幼児、グッドライフ、各種水泳コースの他に、最近アスレチックジムを利用した体力・シェイプアップコース″も開始。忙しい人ほど運動不足とか、あなたはいかが?
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温泉キャンプは楽しみの一つです。河津にて
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ジャイアント馬場から水戸黄門まで
――坂田記念資料室――
見てびっくり! この大きな靴下。実は、プロレスラー・ジャイアント馬場さんご愛用のもの、一足作るのに普通の靴下の4倍の糸が必要(31a)、まさに日本−の大物なり。
ここは、株式会社ナイガイ、靴下博物館。元専務取締役、坂田氏の遺業をたたえ昭和53年春設立。そのコレクション(1万5干点)を見れば、日本の靴下の歴史が手にとるようにわかる。
特に変わり種は、水戸黄門の靴下(複製品)恐らく外国からの献上品と思われるが、あの黄門様も靴下をはいていたとは、驚き。他にも、明治天皇、吉田茂、川端康成、1足1万円の高級靴下など、結構楽しめる。
пi541)4257(予約必要)
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左が馬場さん(31a)、右はあなたの靴下

女性ストッキング各種 |
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