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駅名 |
平成7年2月時 |
平成25年時 |
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仲町台駅 |
15,700人 |
32,243人 |
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センター南駅 |
7,800人 |
76,992人 |
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センター北駅 |
4,300人 |
77,007人 |
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中川駅 |
6,900人 |
19,213人 |
上の数値は、平成7年2月現在の港北ニュータウン内を走る市営地下鉄3号線の4駅一日平均の乗降客数(横浜市交通局調べ)である。ちなみに仲町台駅の隣、新羽駅は10,200人、中川駅の隣で田園都市線との乗換駅、あざみ野駅は44,400人。
この時点での都筑区内人口は11万9千人である。
この数字からみて、一目瞭然なことはセンターと名がつく両駅の数の少なさだ。都筑区総合庁舎のあるセンター南駅、市歴史博物館のあるセンター北駅、ともに乗客は1万人に遠く及ばず、二つの駅が赤土もあらわに荒涼とした原にポツンと立っている。東京の新宿とほぼ同じ面積といわれる駅前の商業・業務ゾーン開発がバブル崩壊、不況の影響で立ち遅れていたのである。
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しかし今、この荒野には多くのブルドーザーと作業員が動き、地域冷暖房施設工事や両駅に500台収容の地下駐車場などの建設が進んでいる。
そしてセンター南駅前に東急百貨店、センター北駅前に阪急百貨店の出店が決まっている。阪急出店は数年先のようだが、今年3月着工した東急百貨店は「催しができる大小二つの屋外ステージ」と「個性的な多くの専門店」をもち、規模・格とも港北ニュータウンの一番店″をめざしているという。また、センター北駅前に平成10年オープン予定で住宅都市整備公団が建設計画を進めている地上6階、地下4階の商業・業務施設ビル、仮称「プラザビル」も。
21世紀に向け30万都市づくりの大プロジェクトがいま着実に進んでいる。
あの荒野と田舎駅並みの乗降客数が、語り草になる日は、もうすぐだ。
★上記表から平成7年と平成25年時の一日平均乗客数の推移を見ると、センター北駅は約18倍、センター南駅が9.9倍と急増していることが分かる。
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