編集:岩田忠利 / 編集支援:阿部匡宏
NO.818 2015.12.09 掲載 
故郷 わが家の味
NO.5
 
                           ★昭和56年11月1日発行『とうよこ沿線』第8号から転載

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ニッポン放送アナウンサー

くり万太郎ご夫妻新婚の味


作る人:くり万こと、高橋良一氏と夫人(アナウンサー・都立大学)


取材・文
:野崎昭子(主婦・日吉)  写真:森邦夫(日吉)
 


 ダイヤル1242、「くり万のまだ宵の口」でおなじみの「くり万太郎」こと高橋良一アナご夫妻を都立大のマンションヘお訪ねした。

 新居もお嫁さんもピッカピカの新生活2カ月目。ラジオで耳にしている「くり万」さんとは全く別人のごとく、とても口が重い、高橋アナの素顔。
 高橋さんは生まれも育ちも元住吉。新居も都立大学と根っからの東横沿線の住人≠セ。奥様は職場の後輩で現在はフリーのアナウンサーとしてご活躍中。チャーミングでお料理が大好き。
「習ったことはないが、自分で工夫して作るのがとても楽しい」、とおっしゃる。

 さて今日のメニューは、まず1品が「ナスの中華風おひたし」、2品目が「生揚げのはさみ揚げ」、3品「ハッシュドポテトくり万風」、4品「桃のシャーベット」。

なかでも忘れられないのがこの味、甘さを抑え、ロゼワインのピンクとまろやかさが口の中に広がって、これぞまさしく新婚の味、アイディアと愛情いっぱいのお料理でした。
  さあ、皆様もご一緒に作ってみませんか。


   ■ナスの中華風おひたし


             <材料>

 ナス   4個
 飾り  (青ジソの葉2枚、長ネギ2分の1本、
       ゴマ油大サジ2・砂糖少々)
 タレ  (醤油大サジ4、赤トーガラシ 
      酢大サジ1、ニンニク、ネギ)

      <作り方>

  l ナスは4つ割りにして15分位蒸す。

 2 大皿に@を並べる。

  3 ナベにゴマ油を熟して赤唐ガラシ、ニンニク、
   しょうが、ネギのみじん切りをいため、醤油、
   酢、砂糖を入れタレをつくりAの上にかける。

 4 大皿ごと冷蔵庫で冷やす。一晩置くと味がしみて
   おいしい。

  5 盛り付ける時にさらしネギと大葉を上に飾る。

 

   ■生揚げのはさみ揚げ


            <材料>

 生揚げ    2枚
 ハム     2枚
 スライスチーズ2枚
 カボス    1個
  クレソン、パセリ少々

      <作り方>

 l 生揚げ2分の1に切れ目を入れスライス
  チーズとハムをはさみ小麦粉、卵、パン粉を
  つけ、揚げ、2つに切って切り口の白いとこ
  ろにパセリのみじん切りをのせる。

 2 熱いところをカボスの絞り汁で食べる。








 ■ハッシュドポテト・くり万風


              <材料>

 コンビーフ    大1缶
 玉ネギ      小1個
 ジャガイモ    5〜6個
 バター      大サジ2
  生クリーム    半カップ

       <作り方>

 l コンビーフとみじん切りの玉ネギをバターで
  いため、コショウをふる。

 2 @をパイ皿に平らにひく。

 3 ジャガイモも5〜6個をゆで、つぶしてバター
   と生クリームを加えBの上に重ねる。

 4 Bをl00200℃の天火で15分〜20分焼く。


       ■桃のシャーベット

         <材料>

 桃     1個
  水     1カップ弱
 砂糖    80グラム
 レモン汁  2分の1個分
 レモン皮  少々
 ロゼワイン 大サジ2
 卵白    1個分

      <作り方>

 l 水と砂糖を煮たて、火からおろし、レモン
  汁とレモン皮を入れる。

 2 桃を裏ごす。

 3 さめた@の中にAを入れロゼワインを入れ
   卵白をかたく泡立て加え、冷凍庫で少し
   かためてはよく2〜3回かきまぜる。








                                                     

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