かわりハンバーグ
料理は5年に1度くらいしかしないそうで「七夕は年に1回、5年に1回だと、さしずめ5・7・35夕だわネ」と奥様の声。
出来あがったかわりハンバーグ≠ウっそくご賞味を、とすすめられた。
なるほど、卵、玉ネギ、パンが入らない分、純粋な肉の味で大変美味しい。よく冷えた1974年のフランスのボルドーワインもまた格別。
サイドボードに並ぶスーパーニッカやG&Gは近くの酒屋さんでお買いになるとか。「さぞや飲み放題では」と思ったのは浅はかでした。
奥様は豆腐の田楽≠作ってくださいました。
「これにはワイン、あら、これはウイスキーね。このおつまみには日本酒が合うわ」と、そこはウイスキー会社の奥様。さりげない心遣いがとてもうれしい。「お客様大歓迎」とおっしゃる。
持参した小さな鉢植えを「まあ、なによりだワ」と喜んで飾ってくださり、後から見えたご友人の持ってこられた大きな花の鉢を、さっと別の部屋へ持って行かれる心配り。
橋本家のわが家の昧″は、「もてなす心」とお見受けしました。
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