編集:岩田忠利 / 編集支援:阿部匡宏
NO.814 2015.12.08 掲載 
故郷 わが家の味
NO.1
 
                           ★昭和55年12月1日発行『とうよこ沿線』39号から転載
作る人:野崎昭子(主婦 港北区日吉本町  
    ★画像はクリックし拡大してご覧ください。

                       山菜おこわ

 
お友達とおしゃべりしながら、30分もあれば出来る簡単なおこわ。きらりとした山菜の味と色をいかにうまく出すかがこの料理のコツ″。

 時には少ししつこいという人、コクがあってとってもおいしいという人、人さまざま。でも人気がある。

 モチ米だけで作る時は、はし休めに酢のものか、香のものをつけるとよい。子供向きに牛肉・ゴボウ・糸コンニャク・人参・絹さやと具をかえて少し甘辛に味つけ、コクのあるようにアレンジしてもおいしい。

 



 野崎昭子さん
「昭子ママの料理は“チョーいける”」と評判です

<材料>     (4人前)

 もち米    3カップ
 とり肉     100g
 人 参     小1本
 山菜ビン詰   小1本

 合わせ汁

 しょう油    大さじ2
  砂  糖    小さじ12
  塩       小さじ1
 
酒       大さじ2
  油       大さじ1〜2


 
<作り方>
  @無水ナベを火にかけ、油を入れ、とり肉と   人参をいためる。

A @の中に洗って水切りしておいたモチ米を入れて合せ汁と水を米がかぶるくらいヒタヒタに入れよく具と米をかき混ぜる。

B フタをして蒸気が出てきたら弱火にして15分ぐらい蒸す。出来上がる前に汁を切った山菜を入れ火を止めて10分ぐらい蒸す。

(注)

@ 表面の米が半煮えの時は上下をよくかきまぜ5分くらい蒸すとよい。水を入れてはダメ。

A モチ米とウルチ米を半々にしてもよい。


  鮭のマリネ


 新巻が店頭を飾る頃になると、毎年作っておくものの一つに「鮭のマリネ」があります。
 1227日息子の誕生日がくるとマリネの仕込みにかかる。この頃に仕込むと、ちょうどお正月が食べ頃になるからです。

厚木に引っ越した友人に教わったものです。「そこらのスモークサーモンなんかよりずっとおいしいから」という彼女の話を半信半疑で試してみた。
 
おいしい!!  ほんとうにおいしいのです。それ以来,新巻をいただいた時、脂ののった鮭を入手した時に創っている酒の肴。鮭にぎり、サラダ、焼モチに巻いたり、キュウリとセロリを拍子切りにして巻いたり、エトセトラ…。

 

お客様にも大好評なのです。手間がかからず、おいしく、日持ちがよく、色々と変化が楽しめおせち料理の一つに加えてみられたらいかがでしょうか。


 <材料>

 新 巻       4分の1尾
  サラダオイルと酢  同量
  玉ネギ        中玉2
  月桂樹の葉     12










 <作り方>

@ 密封容器に玉ネギのうす切りを敷く。

A @の上に2枚におろした皮付きの鮭を入れその上に玉ネギのうす切りと月桂樹の葉を入れる。

B Aの中に同量のサラダオイルと酢を鮭の表面がかくれるくらいかける。

C フタをして5日〜6日ねかす。

D 皮をむき、うす切りにしていただく。

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