最近気づいたこと
いままで17年間の人生のうち約6割の10年間、私は中野区内の公立学校に通ってきました。学校が楽しくて仕方がなかったのは小学校の4年生くらいまでで、それからはどの学校にいるときも、「早く卒業したいよぉ」と思っていました。よくよく学校にツイていないと思っていたのですが、最近学校が悪いんじゃなくて、私の方が悪いんじゃないかということに気がつき、自分を磨き、明るい子になるよう努力しているところです。
なんかすっごくクラい子だなぁと思われたでしょうが、そーんなことはないですよっ。(でもやっぱり根はクラいかな?)
学校の教科では、家庭科が嫌いで、英語と現代文が好きです。そのせいもあってか、「日本語」に興味があって、将来はこれをもっと勉強したいと思っています。
そこで今度こそは自分の希望する大学へ進学して思う存分勉強してみたいのです。
そんな私にとって今一番関心があるのは、やはり昨今の大学入試改革、今のところ第一志望は国立なので‥…。
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国立が2校受験できる!?
昨年、このことが正式に決まったとき、私は、「やったネ!」と思いました。我が家は、「私立は高くてもったいないから、大学に行くなら安い国立に」という考え方なので、国立が2校受けられるというのは、プラスにこそなれマイナスになる訳がないと信じて素直に喜んだのでした。
しかし今年になってフタをあけてみたら、皆さんご存じの通り。ものすごい不評、批判の山。そこで、また少しずつ改正していこうか、という動きが出てきているようです。
実は、私たちがいちばん心配なのはこの点なのです。
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確かに、今回の入試改革は不評でした。が、ちょっと試してみて、あぁダメだからまた変えよう、というのが私たちにとっては一番困るのです。
悪いなら悪いなりに、何年か続ければデータなどもそろうし、それなりに対策も考えることができます。私たちのために行われる「改革」が、私たちを迷わせるのでは、どうしようもないのです。
タイトル・イラスト:辻 英美(都立富士高校)
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