ハレーを見るぞ!
まず初めに、どんな道具を使ったらいいのかというと、肉眼で見るにはハレー彗星がちょっと暗いから、外灯のない山の上とかっていう光害の少ない、空の暗い所に行かないとダメなんだ。
だからハレー彗星を見るには、天体望遠鏡や双眼鏡を使わないとダメなんだよね。そんな訳で天体望遠鏡と双眼鏡にわけて、説明しちゃうね!
天体望遠鏡を使う場合は、できるだけ焦点距離が短くて、口径の大きなものを使い、倍率を低くした方が彗星の全体が見えるからとても良いぞ。
双眼鏡を使う場合は、倍率が7倍くらいで口径が50ミリの物が明るくて、視野も広く、良いのだ。そして、カメラ三脚に取り付けるか、ひじをイスなどの上にのせて、双眼鏡が揺れないようにするのだぞ。
ハレー彗星はどこにいる?
使う道具が決まったところで、ハレー彗星はどこにいるかということなんだけど、見ごろは3月の15日から21日の夜明け前、午前4時前後に南東の空、高度約15度くらいにいるんだ。
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星座でいうと、ヤギ座とイテ座の間なんだよね。ハレー彗星を見る時、いきなり外に飛び出すよりも、あらかじめ星座早見盤や星図などを使って、どれがヤギ座やイテ座なのかを練習しておけば、イザって時にとまどわなくて安心できるぞ。
さて、だいたいわかってもらえたかな? ハレー彗星や星のことでわからないことがあったら、電話(045)561-1000 『とうよこ沿線』編集室・高田まで……、待ってるぞ!
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