編集:岩田忠利 / 編集支援:阿部匡宏 / ロゴ:配野美矢子
NO.698 2015.06.24 掲載

 
『とうよこ沿線』No.69…平成10年(1998)1月10日

 B5判 紙数:60ページ

 頒布:有料  定価300円
   

      情報の“送り手”、延べ2333名の声

   編集の音(抜粋)






最近は写真にハマっています。プロの私が言うのも変ですが……、渋谷や六本木のスナップ、都会の朝焼け、お台場の風景、仕事を離れて自由にやっています。デジタルも良いが豊富なグラディションのアナログにもこだわりたい。
(祐天寺・フリーカメラマン・深谷光男)






受話器を取ったら「歳を忘れた」山室さん。いつもの若い声が「編集長がお待ちですよ」。そうだ、締め切り――と鉛筆が目を覚まして「編集の音」の18字×6行。「すぐ出来るんだから、それならそうと最初から」。またも自分が自分に小言を言いました。
(菊名・大崎春哉)





アメリカの優れた児童文学者、カニグスバークの本を読んでいる。多くの子供たちの共感を得た『ぼくと(ジョージ)』など。思春期の子供の一見不可解な心理を同情を込めてユーモラスに描いている。
(菊名・鈴木みづえ)









ホームページ『とうよこ沿線』を立ち上げて早10か月、1日平均のアクセス件数が日増しに増えています。もっと情報発信の基本を充実してお役に立てるサイトを完成させたい! 読者の皆様も本誌ホームページを活用してみてはいかがでしょうか。情報を得るだけではなく、皆様からも手軽に発信できるようになりました。
(武蔵新城・会社員・菊地清美♂)







パソコンとつきあい始めて2カ月。いや〜、パソコンの前に座ると、時間が経つのが速いのなんのって。瞬く間に10時間、20時間。あっという間に年をとりそうです。気がついたら白髪ぼーぼー老婆だったりして…。きゃ〜、怖い!
(反町・フリーター主婦 品田みほ)





サッカーも43年ぶりの宿願が叶いフランス行きが決まり日本中を沸き立たせました。選手側、応援側一体となった「和」の賜でしょう。『とうよこ沿線』も和にあやかりたい。
(大倉山の86歳の物好き・山室まさ)





ボクはハマらないと思っていたインターネットに完全にハマり、2カ月。寝不足の日々がつづく毎日です。どうせならホームページでも作ってしまおうかな。
(武蔵中原・俵 賢一)








立川市の昭和記念公園にコスモスの花見に行った帰り、立川駅の階段下で車椅子の女性が手助けしてくれる駅員を待っていた。途中の武蔵小杉駅では東横線との連絡口で身障者用エレベーターを工事中だった。今は完成し若い人や熟年者も使っているとか。
(綱島・自営・加藤弘年)








タイル張りの段差に気づかず勢いよく前方に倒れてしまった。野球の盗塁は格好いいけれど向こうスネを強打、激痛にうめく老女の姿は格好悪い。本号の広告募集に著しく影響、「転んでもただでは起きぬ」どころかまだ痛む足。今後「転ばぬ先の杖」を心がけねばと思う。
(編集室・鈴木善子)





外国人に日本語を教えていると、ふだん言葉をなんと無意識に発していることか……とドキッとする。同業者はお互い話し方で分かるという。口語としては不自然だが、重箱の隅をつつかれない話し方なのだ。
(綱島・千葉 望)





我が家は今年七五三のお祝いをした。着物姿の我が子がいつになく愛おしい。結婚式の時、着物姿を見せてくれ、と頼んだ母の気持ちがちょっぴりわかる気がした。
(日吉・主婦・近藤睦子)












編集の合間、日吉駅ビルヘ昼食に出かけ見かけた若い人たちの情景。駅入り口の床に腰を下ろすジベタリアン、腰下までズボンをずり下ろした中学生数人。改札前では赤ちゃんをカンガルーの袋のようなものに入れて談笑中のヤングママ3人。隣のテーブルに大ジョッキ2杯を並べて食事中の赤鬼のような若い女性も。
 あれ、いつからこうなったの? 思わず私は考えてしまった。「地べたには腰は下ろさない」「バンドは腰骨より上に」「赤ん坊はおんぶするもの」「外で女性は一人で酒を飲まない」。こうした私の固定観念とは全く逆なのだ。
  そういえば絶対ツブれないものと思っていた銀行、証券、生命保険の大会社が巨木の倒れるように倒産してしまうご時世。すべて“逆転の時代”になってしまったのか……鳴呼。
(編集長・岩田忠利)

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