編集:岩田忠利 / 編集支援:阿部匡宏 / ロゴ:配野美矢子
NO.692 2015.06.21 掲載

 
『とうよこ沿線』No.63…平成7年(1994)5月20日

 B5判 紙数:ページ68 +8ページ分の綴じ込みマップ

 頒布:有料  定価300円
   
 読者と編集室との架け橋

         こんな企画を提案します

 ところで61号「桐」にはアルメルさんの連載がありませんでしたが、もうおしまいなのでしょうか。もしそうであればとても残念な気がします。
 そこで新企画の提案ですが、沿線在住の外国人の方々のインタビューを連載してはいかがでしょうか。相当多くの国籍の方が沿線に住んでいるものと思うのですが……。
  ――後略――
  (豊島区南池袋4丁目・山本茂樹)
     








山本さんはたしか、昭和577月発行の第12号からのご愛読者でしたね。いつも貴重な提案をいただき、ありがとうございます。
 アルメルさんの連載は終わったわけではありません。ただ、彼女の忙しい仕事の都合と体調を考え、ここ12号は休載しました。復活をお楽しみに! 沿線在住の外国人の件はさっそくご提案を本号で実行に移してみました。いかがでしょうか。
(岩田忠利)


                  編集室を巣立って15

拝啓 私のことを覚えていらっしゃいますか? 創刊2号から編集のお手伝いをさせていただいてた者です。今は沿線から遠く離れた相模原に住んでいますが、先月用事で綱島へ行った折に書店で見かけ、懐かしさのあまり1冊買いました。
  私が編集室にいたのはもう15年も昔ですので忘れちゃっているかな? と思いつつも、懐かしくてお手紙を書いてしまいました。
  15年もの長い間『とうよこ沿線』が続いているのは、岩田編集長と善子ママのミリヨウと行動力に加えて、沿線を愛するたくさんの人々の力だと思います。
  私は10年前に子供が生まれ、しばらくは子育てに専念していましたが、4年ほど前から編集の仕事を始めました。生協関連の機関誌の仕事で、かつて創刊号で活躍された小川泰子さんと再会しました。彼女は今、福祉クラブ生協の理事として超多忙の日々のようです。同時期に編集室に出入りしていた人達は今どうしているのかな?と思います。(久保島さんはどうしているんでしょうね?)
 今、私はフリーライターの名刺で仕事をしています。こうして仕事をしているのも『とうよこ沿線』での経験が基礎になっているのかもしれません。文章の書き方のイロハから指導してくださった岩田編集長に感謝しています。
 2児の母として仕事と子育てで手一杯の日々ですが、またいつか編集のお手伝いができれば嬉しいです。
  (相模原市淵野辺本町・主婦兼ライター・板山美枝子)







 板山さんが大倉山のイラストを描く際に一緒に歩きましたね? あのとき、貴女は髪を後ろで束ねていらっしゃいましたね。大勢の方が参加していましたが、不思議に貴方のお顔だけは良く覚えております。83歳の春を迎えましたがまだまだ元気。再会を楽しみにしております。(創刊2号から参加の、山室まさ)


  『とうよこ沿線』の「バオバブの会」皆元気です

「バオバブの会」のメンバーで2年ぶりのクリスマス会でしたが、サンタさんへの手作りプレゼントや当日の手作りお菓子などとても積極的に参加してくれました。

高橋かすみさんの奈々ちゃん、加賀紀子さんの夢人くん、大谷敬子さんの卓也くんも今春から小学校1年生。会を始めた当時から比べ本当に大きく、逞しくなりました。
 吉田サンタさん(日吉の吉田実さん。ボランティアでサンタクロースになってくれた人)も今回は人形劇に参加していただき、とてもステキな歌声で会を盛り上げてくださいました。



盛り上がったクリスマス会

お土産にいただいた『とうよこ沿線』を帰宅して読んでいると、懐かしい人名やお店が目につき、いまさらながら当時の編集室での活動が懐かしく思い出されます。
  昨年の夏休みに「川崎市民プラザ人形劇まつり」に友人と参加したり、「バオバブの会」で日光へ温泉旅行したりと、編集室と離れても、年に数回は沿線にかかわることがあります。
 また、近くへ行きましたら寄らせていただきます。
 (埼玉県鴻巣市大間・佐藤由美)










 久々にお逢いした子供さんたちの成長ぶりにはまったく驚きました。
 大きいお腹をしながら広告募集、取材とお手伝い頂いた由美ちゃん、かすみちゃん、敬子さん。出産後も赤ちゃん連れで通ってくれた編集室での子供たちが、こ〜んなに大きくなって……。うれしさと懐かしさで胸がいっぱいでした。(鈴木善子)


         気がつけば愛読者

 主人の勤務先の関係で昨年3月、緑区からここ綱島東に引っ越してきました。
  4歳の子をもつ母親として子供を遊ばせる公園が近くにあり住みやすいのですが、もっと地域のことを知りたくて綱島特集だった前号を迷わず買いました。
 今号はクロスワードでどうしてもわからない部分の回答が知りたくて買ったのですが、読みだしたらとても面白くて……。
  これからは良心的な小児科医や子供が喜ぶ施設情報などを提供していただきたいと思います。次号も期待しています。
 (港北区綱島東・主婦・佐藤江里子)






私も昨年の10月に綱島に越してきたばかりです。同じく綱島のことを知りたくて綱島特集買ったのですが、なぜか2月から『とうよこ沿線』を作る側になってしまいました。あれ? (吉野奈奈)


         保育園情報に感謝

 先日、保育園情報を掲載して頂き、その上、掲載誌までお贈りくださいましてありがとうございました。
  保育所も住まいも東横沿線です。それも20年近くなりますが、今回初めて貴誌を読んで沿線周辺のことがわかり、興味深く読ませて頂きました。体験談も生きていく上でとても勉強になり、今後地域でできることがあれば、協力努力していきたいと思います。
  貴会の発展を祈りつつ次の発行を楽しみに待っております。
  (神奈川区六角橋・六角橋保育所・伊東とし代)





本誌を喜んでいただけて幸いです。伊東先生は六角橋保育所の園長先生。子供たち、お母さんたちのためにこれからも頑張ってください。(鈴木みづえ)


         昔の話が大好きです

 私は『とうよこ沿線』 を愛読しています。昔のお話がこれだけたくさんあるのでしたら、俳句や短歌や詩を募集し掲載すればよいのでは、と思います。昔のお話が私はとても好きで、あの戦後の貧しい時代が懐かしいのです。私も「東横沿線を語る会」の仲間になり、集まりに参加したいのですが……。
   (港北区綱島東3丁目・主婦・樋口京子)




昔の話を直接お年寄から聞く機会が少ない昨今、『とうよこ沿線』が地域の歴史の語り部としての役割を果しているような気がします。(吉野棄奈)

        情報の“送り手”、延べ2333名の声

  編集の音(抜粋)
   は本号から参加の会員です





たとえば、風声、風勢、風成。どれも「ふうせい」と読む「風」の熟語。日本語には同音異義語がけっこうある。クイズでどれを使うかは、第1がヒントの作りやすさで、わかりやすさは第2……。
(東白楽・主婦 石川映子







春休みでした。2月、3月。大学は。引っ越しました。横浜へ。綱島から。帰省しました。実家に。熊本から。水泳しました。パチャパチャ。プールで。勉強します。4月から。3度目の正直。
(横浜・大学生・古荘貴朗)







「生きていることが欲である」とは、よく言ったもの。目にすること、耳にすることに興味を覚えてやまないのは生から得る喜び。所変わっての東京の地で、多くの方と喜びを分かちあえる自分は幸せ者。
(洗足池の散歩人・大学生・木下雅世)







一部の市営バスのシートが変わりました。満帆の日本丸、ベイブリッジ、マリンタワー、鴎5,6羽がひと模様の図柄でいかにも横浜らしく一新。本誌も62号から表紙をキレイな写真で表わし、春に先駆けての脱皮です。何卒よろしく。
(大倉山の物好き・山室まさ)





「氷河期」とも言われた昨年度の就職戦線。不本意ながら今年度も会社訪問継続です。ここで一句。「散る桜 残る桜も 散る桜」。合掌
(日吉・風来坊・立上 修)













はじめまして。花粉に悩まされて早6年。先日、花粉眼鏡にマスクという出で立ちで電車に乗ったところ、何やら変な雰囲気が…。私だって花粉もこわいけれど、サリンはもっとこわいと言いたかったわ。
(妙蓮寺・茶道家・風問奈穂)







広告撮影の楽しみは良いお店との出合い。一所懸命なご主人の心意気を、少しでも皆さんに広く知って頂くのが私の仕事です。東京も日本の一地方です。神奈川にも東京に負けない、いやそれ以上のお店が沢山あります。
(祐天寺・フリーカメラマン・深谷光男)







神戸の知人がタウン誌『神戸っ子』大震災特集号を送ってくれた。震災で風景の神戸らしさは失われたけれど、大きな混乱もなく、助け合い、感謝し、励まし合えたのは人の心にある神戸らしさ……というのが印象的だった。
(綱島・ライター・四辻深雪)






年が変わり、住む所が変わり、顔ぶれが変わる。残るのは言いようがない倦怠感。気持ちいいような悪いような。留年するのって悪くないナ。
(綱島・大学5年生・田中知明)







爽やかにリバーサイドの 街の風
 時の流れとともに姿を変えてきた多摩川。本号の特集地、新丸子の「丸子」とは、その名残で、意味は『中洲』。地名の由来に歴史の重みを感じる。
(松原団地・エッセイスト・木村敦郎)







今回は、取材をたくさんさせて頂きました。沿線を訪ね歩くうちに冬が過ぎ、いつのまにか自然は春の装いを身につけていました。私は冬の間に太って春の服が着られなくなった挙げ句、花粉症に悩まされ、クスン! 
(菊名・鈴木みづえ)






広告取材で街を廻ってみました。広告主の皆さんに好意をもって迎えていただき感謝しております。ただ、まだ日が浅いせいもあって十分な説明ができず、成績はいまひとつでした。今後ガンバリます。
(矢野口・編集室・川上辰雄)







びっくりする偶然がまた! 鶴見区馬場のKさんです。狭い道一本隔てた私の家に張った「求む記者」のポスターを見て本誌に応募されたのです。私が時々お手伝いしていること、ご存じないまま編集室へ。うれしいよ!
(菊名・大崎春哉)






取材に行った先々で刺激を受け、それをすぐに始めたくなる……。いろんな所で意識が飛びまくりである。普段から好奇心旺盛の川本に、それを食い止める良い薬はないものか。
(新丸子・川本ゆかり)







毎年この時期は花粉症。マスク常用の私も、今年の花粉攻撃には精魂尽きました。外出中は行き交う車中、マスクをかけた仲間″の人数を数えるのが趣味(?)になって…。このうえ、サリン攻撃を受けたらと考えただけで、あ〜神よお助けを!
(編集室・鈴木善子)







専業主婦を始めて4カ月。スーパーに行っても無言で買物ができてしまう昨今「このままではイカン」と思い飛び込んだ『とうよこ沿線』。色々な人との出会いがあり、現在、水を得た魚状態です。
(綱島・新米主婦・吉野奈奈)




地下鉄も命をかけて乗る時代、こんな時でも活字の力は信じたい。
(菊名・本田芳治)






若者に人気の某スキー場に行った。リフトの下が遠目にもそれが分かる程灰色。吸い殻は勿論、空箱までもが捨ててある。あー、昔は良かった。
(綱島 千葉 望)




地震、円高、サリン…鳴呼! (編集長・岩田忠利)
最後に載せる私のスペースは、今回1行しかありません!

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