編集:岩田忠利 / 編集支援:阿部匡宏 / ロゴ:配野美矢子
NO.686 2015.06.17 掲載

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『とうよこ沿線』No.57…平成4年(1992)8月15日

 B5判 紙数:ページ68 +8ページ分の綴じ込みマップ

 頒布:有料  定価300円
   
  読者と編集室との架け橋
  この「ボイスBOX」は、57号“楊”60~61頁から転載です。


              お陰様で仲間が10名も入会

 55号の「マイグループ」に私たちの目黒鳥見会の記事ガ掲載されましたら、会員が10名も増えました。最近はよく多摩川中・上流へ行きますが、「あの鳥は何だろう」と皆で、図鑑を見ながら名前を探すのがとても面白いです。鳥仲間と双眼鏡とが揃えば、バードウォッチングは手軽に楽しめます。

 それにしても、東横沿線には野鳥の好きな人がとても多いのには驚きました。
   (目黒区平町・エンジニア・鈴木謙二)



お仲間が増えたとのお便りに編集室一同、喜んでいます。目黒鳥見会が大きな輪になり、野鳥愛好家が増えていくといいですね。(藤川育子


  

                  解く方も解く方ですから

 今回初めてクロスワードクイスに応募します。毎号、よく問題を考える気になりますね。
 まあ、解く方も解く方ですから、これからもがんばってください!
   (神奈川区松見町・横浜高3年・高橋雅仁)

    


お便りありがとう! 作成3日、解答3件なんて夫はいいますが。辞書5冊を動員して、楽しく悪戦苦闘しています。言葉は面白いですね。一度作ると病みつきになります。あなたもいかがですか。
 (クイズ出題者・主婦・石川映子)


 

         束急電鉄様へお尋ね

じつは、私も東急電鉄の株主です。社長さん、お忙しいなか申し訳ございませんが、以下の件についてお答えください。

1.

なぜ横浜駅で東横線と相鉄線をドッキングさせて渋谷発箱根強羅行を計画しないのですか。工事は簡単だと思うのですが…。相鉄と小田急と話し合って、みては?

2.







もし「みなとみらい21線」ができたとき、横浜-桜木町間は廃止になるそうですが、東横沿線に住む者にとって高島町や桜木町へ行く人は運賃の高いJR線または「みなとみらい21線」を利用しなければならない。東横線で桜木町や高島町へ行く人の乗車することのできる既得権、これをどう補償してくださいますか?

3.





「みなとみらい21線」は今の市営地下鉄横浜駅から分岐して建設した方がよいのではないですか。そうすれば野毛の人や桜木町から通勤する人が助かります。

 (神奈川区上反町2丁目・栗山 徹)



































        <東急電鉄の回答>

 過日いただきました栗山様のご意見に対し、下記によりご回答を申し上げます。

              記

1.

東横線から箱根登山鉄道強羅までの直通運転のご提案につきましては、予想される利用客に対し、莫大な設備投資になるため当社では計画はございません。

2.

「みなとみらい21線」については、横浜市の「みなとみらい21地区街づくりに先導的な役割を果たし、業務機能の早期定着を図る、みなとみらい21線(MM21線)と東横線との相互直通を行いたい」との提案に対し、現東横線利用者の利便性をも考え、これに賛同したものであります。


.
 横浜・桜木町駅間は当社のほか、JR、横浜市営地下鉄線が近接並行しており、みなとみらい21線が整備され東横線と相互直通することによって、より効率的な鉄道ネットワークが形成されることになり、さらに利用利便の向上が図られることになると考えております。

 貴重なご意見をいただき有難うございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。 
 
(東急電鉄交通事業本部・管理部総務課)


         あのボクシングの笹崎ご夫妻からのお便り

風薫る5月3日、私どもの金婚式パーティーを無事盛況裡に終了することができました。和気あいあいのとても楽しい祝宴で、アッという間の3時間が過ぎ、皆様の心からのおめでとうの御言葉を頂き、涙々感激の一日でした。
 ご出席の皆様、陰で支えてくださったOB諸氏、本当にありがとうございました。今回お目にかかれなかった方々にも、いつの日かお会いしたと願っています。
 (目黒区鷹番3丁目・笹崎ボクシングジム・笹崎たけし・季)



中央和服の笹崎ご夫妻を囲む門下生、往年のチャンピオンたち。右から2番目が金子繁治さん、その隣が代理のファイテンゲ原田夫人、一人おいてムサシ中野さんら













 当日はお招きいただき、ありがとうございました。半世紀を超えるボクシングに捧げたご両人の金婚式、そしてスポーツ功労者表彰、そのお祝いに駆け付けた人々で渋谷のゴールデンホールは超満員でしたね。
  おかげさまで「鬼の笹崎」が育てた多くのチャンピオンたちを拝顔することができ、とても懐かしかっただけでなく改めてご両人の偉大さを思い知りました。これからもお元気でありますように。(岩田忠利)


       初代コロンビアローズさんが長島温泉からお便り

  前略 すっかりご無沙汰いたしました。
      (中略)

 姑が昨年1027日永眠いたしました。それまでの間、自宅療養の後、入院生活を送っており、帰宅して翌日の準備を終えるとぐったりして、あちこちいろいろと不義理やら失敗の連続でした。
 昨年12月、私の作曲でコロムビアからデビューさせました弟子の「森田早紀」と仕事で6月1日からこちら三重県長島温泉へ来ております。彼女は3時から自分のショーをやり、私は夜9時半から「花水木」のクラブで歌って一日が終わります。よい汗をかいて、お風呂に入って月末に帰るまでには少しでもスマートになりたいと願っております。
  また偶然どこかでお逢いすることもあると思います。是非お声をかけてください。お元気でお過ごしを!
   (6月12日、初代コロムビアローズ・松本光世)
                                


















初代コロンビアローズさん

 上品な便箋に達筆な文字のお便り…。手にした私は最初「どなたが私に?」と差出人さんの横顔がどうしても思い浮かびませんでした。これは失礼しました。初代コロムピアローズさんでしたか。こちらこそ、ご無沙汰しております。
  主婦としてお姑様の看病疲れにもめげず、歌手として活躍、同時に後進のご指導にも当たられている毎日、心から敬服いたします。御身大切にがんばってください。
(岩田忠利)


                          占星術師の私が

東横沿線文化研究会新入生デス。先日この会に入れてもらい、私の身上調査をご覧になった岩田編集長と鈴木善子様から、早速、取材を受け、占星術師としての小生をPRさせていただきました。
 実は小生、本牧ジャズ祭の実行委真のボランティアをしています。8月30日(日)、第12回の実行委員長は本誌でおなじみの作家・北方謙三氏に決定しました。みなさま、「YOKOHAMA本牧ジャス祭」にお出かけ下さい。
    (港北区菊名・占星術師・早崎郁男)






初めてお会いし、博学で心優しいお人柄であることがすぐわかりました。
 沿線在住の北方謙三先生や早崎先生がジャズ祭の役員をされるのも何かのご縁。ジャズ気違いのわが孫も、8月30日の当日を楽しみにしています。(鈴木善子)


       情報の“送り手”、延べ2333名の声

   編集の音(抜粋)


  は本号から参加した会員です。




♪反町のトンネルを抜ける  そこはヨコハマ  港、山下公園、中華街  心に安らぎを与えてくれる街  ああ、わが街、ヨコハマ
(松原団地 木村敦郎)






本誌創刊時に少々参加し、また最近定年後の身となり編集室に顔を出すようになってびっくりした。本誌がこれほどまでに東急沿線住民に愛され、そしてバックナンバーの注文がこんなに多いとは……。本誌の発展をただ祈るとともに協力したい。
(菊名・無職・浅野和昭)






『とうよこ沿線』が創刊して13年目に入りました。能力と努力を出し合って本づくりをしてきた編集室も今は人手不足が悩みの種です。どんな僅かな時間でも編集・配本などお手伝いできる方、どうぞ本誌と一緒に走ってみませんか?
(大倉山のもの好き・山室まさ)






 道路には種々のマンホールがある。そのフタは何の変哲もない黒い鋳物だ。それを街ごとにカラフルな物に変えたら夢があると思う。町名を入れたり街のシンボルをデザインしたり。今はそんな技術があるようだから。
(菊名 本田芳治)







仕事のからみもあって、戦後の東京の都市計画について調べたが、いかに当初の遠大な計画が挫折したかがわかる。やれる時にやることの大切さを強く感じるこの頃である。
(明大前・会社員・西野裕久)





伝統や歴史が寺や神社、文学、名木、石塔や石仏にあるように、雑誌にも歴史を残したい。
 『とうよこ沿線』‥…そんな気持ちで雑誌を作っている。
(妙蓮寺・会社員・菅間映二)






初めての広告取りの体験と実感は、まさに「人に出会うことで、何らかの影響を受け、自分の中で何かが微妙に変化していく」でした。
(日吉・主婦・中村節子)







取材で素晴らしい方々に出逢いました。自分に正直で本物の人生を送っている人の眼は輝いています。心の触れ合いと優しさ、人とのつながりの大切さを教えてもらっています。
 スタッフ不足! 読者や会員の皆さん、ご協力を……。
(学芸大学・主婦・藤川育子)






いとこの子どもが10カ月になった。彼の得意技は電子オルガンを弾くこと。両手だけでなく、頭も使って弾いてしまう。将来国際的な作曲家になったらどうしようと期待するのは、私だけか。
(綱島・専門学校生 矢部ルリ子)





安易に考えていた通信教育。いつでも出来ると思っていた通信教育。初めて通信教育を試みた。半額会社負担で修了証と交換に手当を支給するというご褒美つき。しかし、あっという間に受講期間が過ぎた!
 (大倉山・会社員 秋元重雄)




 上京して2回目の夏を迎えます。昨年の夏は花火を見に行きました。今年の夏は是非、蛍を見に行きたいと思っています。だれか、穴場を知りませんか?
(日吉・パスタを愛する学生・鵜飼留美)





 ビルにすっぽり包まれた横浜駅周辺の撮影は、梅雨時の不安定な天候でも、とても楽でした。いつまでも途切れない人の波、種々雑多な専門店。この街は、常に動いている……そんな印象を改めて受けました。私はヨコハマが大好きです。
(鎌倉・会社員・宮下幸恵)







編集長から「ちょっと原稿見て」。頼まれておっとり刀、本誌編集に初参加。少ない人数で皆さん、よくやってると改めて感嘆。「ついでに『編集の音』に」とは、岩田さん、仲間作りの名人です。
(菊名・フリーライター・大崎春哉)




取材、原稿、編集、発行、配本と本誌の流れをつぶさに見ることができて、とても勉強になりました。取材に応じてくださった方々、編集室の皆さんにこの場を借りてお礼を言います。
(日吉・主婦・小田順子)




東京に来て、早くも5年に。写真が好きで好きで、ついに仕事になってしまいました。今年、国際フリーカメラマン連盟に入会。良い写真を撮りたいですね。写真好きな方、連絡ください。
(祐天寺・フリーカメラマン・深谷光男






七夕飾りを豪華に付けた大きな竹は編集室の2階の屋根まで届く。拍手と歓声、飲み、歌い、花火に興じ、夜の更けるのも忘れてワイワイ…。この行事は数年前まで続いたっけ。みんな幸せにしているかなァ、あの顔この顔がしきりに浮かぶ今宵は七夕、創刊12周年記念日なのです。
(編集室・鈴木善子)





私の姓「徳植」は、元住吉に多い。一度、そのルーツを訪ねてみようと思っていますが、時間のほうが……。元住吉地区の「徳植」さん、詳しいことを教えてください。
(渋谷・会社員・徳植数正)





地元のお年寄りを世話する「大きな木」という組織づくりに参加し、このほどようやくスタートすることができました。私もお年寄りですが世話される側でなく、世話する側で頑張りたいですね。
(綱島・長谷川栄子)









6月6日、奇しくも同じ日にかれこれ10年近く当編集室の貴重な戦力であるスタッフ2人が発病……。
以来陰うつな毎日だ。
  毎週木曜日〝愛妻弁当″持参で武蔵小杉からやって来ては文字や文章の校正を一手に引き受け、いつも大きな声でスタッフを元気づけていた天笠伝次郎さん。
 もう一人の石野英夫さんは、本誌の看板誌面のイラストマップや挿し絵の作者。毎号の特集地を私と2人で車で回ってはスケッチ。またその後、自転車で現地を丹念に回り、原稿を仕上げる凡帳面な人。
 早く元気な姿を再び、と祈る日々……。
(編集長 岩田忠利)

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