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「蝉の声少なくしと思うこの夏は生態系の変化進むや」――近詠一首。湾岸戦争でイラクに点けられたクウェートの油井からは、今でも毎日100万バレルの原油が燃え続け、その煙が陽光を遮り偏西風に乗って揚子江、准河流域の民2億が水害に悩むと。今や一国だけ良ければは通らない。
(武蔵小杉・自由人・天笠伝次郎)
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ニューヨークから帰国し見知らぬ沿線の住人となり、手にしたのが本誌8号日吉特集。中を見てびっくり。母の従弟の伊藤日出夫(ギタリスト)が出ていたのだ。あれから10年、火曜日の当番になりました。
(大倉山の暇人・内橋直美)
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来春、第2子出産予定。しばらく産休を宣言します。子連れで取材に参加して出会った素敵な人たち、「バオバブの会」の活動で知り合った元気な仲間たちに、感謝の気持ちを込めて。
(日吉・主婦・佐藤由美)
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高校生の孫が横浜磯子でバイク交通事故に遭い、関東労災病院に半年入院し.今は常態になりました。夜の事故現場での大勢の方の手際の良い救援に感謝しておりますが、御礼の述べようがありません。本人は今後他人の事故現場に出合ったら率先お手伝いし恩返しすると言っております。
(大倉山の物好き・山室まさ)
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台風18号が大暴れした9月19日、私の住む草加の松原団地は見渡すかぎり海。季節はずれの海水浴(?)にはホトホト参った!
(松原海沿岸の住民・木村敦郎)
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留守番電話、最近トレンディ? これには未だに不慣れな私、用件どころか名を告げるのがやっと。とは申せ、「あなたに何回電話しても通じない。留守番電話くらい付けておきなさいよ」の抗議しきり。すいません! 近々そうします、ハイ。
(武蔵小杉・主婦・伊藤千恵子)
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昨年亡くなった土門 拳氏の写真展を見た。いままで風景描写は、写真より絵画(特に日本画)が数段優れていると信じ込んでいたが、認識が変わった。彼の風景写真に接して感激した。そして自分の非才を恥じた。
(菊名・本田芳治)
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田園調布の風景写真を依頼されて何回もこの街を歩き回りました。潜在意識と目から飛び込む風景が喧嘩してしまい、結局、厚い壁を越えるような写真は撮れませんでした。
(菊名・会社経営・小林富夫)
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嘔吐と下痢に悩まされた夏の3カ月は、連日足取りも重い田園詞布の広告募集でした。お粥から解放され普通食になったとたん、今度は風呂場でスッテンコロリン、足の指を捻挫というお粗末記でした。
(編集室・鈴木善子)
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今年の秋は太陽がさっぱり顔を出さず、台風ばかり次々ときた。どちらが旅人の合羽を脱がすかという昔話を思い出したり、お米の不作を憂いたり、天高からぬ秋だった。
(元住吉・石野ひでお)
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4月に結婚して、現在は京王線の明大前に住んでおります。しかし、実家の奥沢へ帰るときに東横線に乗ると、つくづく「東横線は、私の走る故郷」であると感じています。
(明大前・会社員・西野裕久)
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秋。この一年は長かった。
(祐天寺・会社員・一色隆徳)
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街路樹。田園調布のイチョウは風通しが悪いためか元気がないが、環八から中原街道にいたるエンジュの木は種子をたわわにつけていた。排気ガスに強い樹木ばかりになっても困るのだが……。
(大倉山・江川 久)
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友人の主催する模擬ドラフト合議を本物のドラフト会議が行われる2週間前に行います。ゴッコといっても参加者は70名以上。本物以上の熱気なんですよ。今年で4回目、もはや「名物」です。
(緑が丘・漫画家・畑田国男)
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先日、発起人8名が集まり深夜に及ぶ論議のすえ、『沿線フォト倶楽部』が誕生。急変する沿線の姿の真実を写し、21世紀へ残したいと思う。人の記憶は数カ月もすれば、あやふやとなるものだから。同好の士よ、新生のわが倶楽部へ!
(田園調布村の住民・上井 徹)
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今年は毎晩のように台風がきましたが、皆さんは秋を満喫できましたか? 「とうよこ歩く会」では玉川上水のハイキングを予定していましたが、1週延期し翌週、小雨の中実施しました。でも、秋らしい風景なんて…。
(溝の口・橋口稔秀)
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田園調布会の事務所に顔を出すと、北村副会長が会員の相談にのっている場によく出くわす。その脇で事務の牧野さんがこまめに動く。ここは町内のよろず相談所″のようだ。
今夏町内が既成住宅地として全国で初めて導入した地区計画や駅改良工事の問題で彼はいつも長靴で奔走している。そのうえ、週刊回覧板に季刊機関誌『いちょう』、外人会員向け英字回覧板も発行。町の激動が自称「番頭」を走らせる師走も近い。
(岩田忠利)
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