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「自分以下以上でもなく在るがまま74年を生きて来にけり」――誕生日の一首。満州国郵政官吏、北朝鮮での11か月に及ぶ避難民生活、昭和21年9月引揚げ。よくもまあ、今まで死なずにいたものとの感が深い。
(武蔵小杉・自由人・天笠伝次郎)
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所属しているアマチュア劇団が、大倉山・秋の芸術祭に出ることに。頭の中に酸欠の金魚が泳いでいるようです。
(日吉の新参者・石川美智代)
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労災病院のある元住吉駅に近い家の前に、修理された小学校用の椅子に「疲れた方はお休みになって下さい」と伝言が添えて置いてありました。病院通いの老人や松葉杖の多い近道での善意に感激しました。
(大倉山の物好き・山室まさ)
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営業であちこちの街を歩いていると、東急沿線にもまだまだ身近にハイキングができるところがあるのに気付いた。歴史散策コース、野鳥の森、その他。『とうよこ沿線』……老後のため少しずつ歩いています。
(妙蓮寺・会社員・管問映二)
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社会人となって1年が経ち、後輩もできた。そんな先日、上司の勧めでゴルフ道具を買った。週に2回は練習場へ通っているが、真直ぐに飛ばない。社内で「コースに行くぞ」という話がつらい。
(溝の口・会社員・橋口稔秀)
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今回担当の「昔の街並」は私の地元ということもあり、ことのほか思い入れが強かった。これを書いているうちにも新しいビルが建ち、街の変化の早さを肌で実感した取材であった。
(都立大学・学生最後の年・吉野嘉高)
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■(白楽・イラストレーター・
西尾真理子) |
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「東京都天然記念物、大榧(おおかや)」と対面したのは3年前。樹齢千年で枝が地面につくそうだが、あの時は地上から30センチ。久々に訪れた等々力の善養寺、そびえ立つ榧の枝先は地面にあと数センチだった。来年こそ千年!
(編集室 鈴木善子)
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ベテラン主婦でありながら、今までお料理を楽しいと思ったことはありませんでした。でも、4月から料理セミナーに通い始め、やっと楽しさを感じ、食べ盛りの息子2人のお腹を満足させています。
(綱島・主婦・原陽子)
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どこかの国ではレニングラードの名をペテルブルグに戻そうという運動が…。東京もその名を江戸に改めのんびりしてはどうか。(マジ?)そういえば「都立大学」にも駅名改称派がいたっけ。
(大倉山・江川 久)
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夏の青空が好きです。
(祐天寺・会社員・一色隆徳)
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若葉の季節、家族揃って奈良へ家族旅行に行ってきました。女学生にお菓子をもらい大喜びの拓磨(2歳)も鹿に蹴られて大泣き。宇陀や飛鳥をまわり思い出の多い旅行でした。
(日吉・佐藤由美)
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火砕流が水無川に樹木燃やして土石流。島原くわばら、雲仙うんざり。早く平静に祈るや切!
(元住吉・石野ひでお)
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取材がきっかけで、人と人との出会いの架け橋になることがある。時には数十年振りの懐かしい出会いも。さまざまな形で『とうよこ沿線』の輸が広がる今日このごろ…。
(松原団地・木村敦郎)
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私の職場は羽田空港。旅客は増加の一途をたどり、空も地上も最早、限界。現在工事が沖合展開に向け急ピッチで進行中。成田のような国際線の華やかさはないですが、世界のVIPは羽田に来ます。
(田園調布村の住人・上井 徹)
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「『とうよこ沿線』を月刊誌にしてもらえませんか」。「最近の『とうよこ沿線』、隔月誌から季刊誌になったのですか」。
そんな要望や質問をよく受けます。要するに愛読者の皆さんは、その発行周期を短縮し年間発行回数を増やしてほしいということです。当編集室としてもできるだけ皆さんの要望に添いたいと思うのですが……。
しかし現実は本文編集に要する時間よりも発行軽費を捻出するための広告募集に時間がかかり過ぎ、どうしても遅刊になってしまうのです。
昨年暮れには本誌の先輩タウン誌『浜っ子』は各層から惜しまれながらも廃刊に追いやられてしまいました。同誌のスタッフを知っているだけに、その無念さは察するに余りあるものがあります。
正直いって、こうした厳しい現実の中にあって広告にそれほど時間をかけず、発行周期を短縮できる妙案″はないものでしょうか。
金儲けだけに奔走すると悪評の日本の大企業、最近良識派大企業の間で《メセナ活動》(メセナとは、フランス語で文化・芸術への企業の経済支援活動″)が始まったそうですね。『とうよこ沿線』にこそ、そうした愛の手が欲しいものです。365日、休日なしに活動して、これですからねえ!
(編集長・岩田忠利)
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