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「病床の古稀の我をば励ますと 花束給びし 人のいましぬ」――胃カイヨウを切らず治すため79日間入院。人の情けと健康の有難さが身に沁みた。 (武蔵小杉・自由人・天笠伝次郎)
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早いもので大学4年生、学生最後の年であると共に、就職の年でもあります。私は、デスクワークよりも肉体労働に向いているかなと編集室での配本・広告取り活動にて思う今日このごろです。 (日吉・酒好き大学生・藤本秀樹)
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本職のお勤めと、『とうよこ沿線』の手伝いと、家事と、プライベートタイムの、ほどよいバランスがつかめてきた……と思ったのに、どうしてもペースが乱れてしまう。どれかに集中できたらなーとしみじみ思う入会3年目の春。 (日吉・鈴木ゆうこ)
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25年間住んだ世田谷区から越して半年。新居にも慣れたけれど、花の季節を迎えたら、実家の庭が懐かしく思えてきた。マンションは寂しい。お里帰りしてモクレンとヤマブキを幾枝かわけてもらってこようかなあ。
(大口・目標は主婦の鑑・石川映子) |
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チラシ配りに行く途中、誤って事故を起こしてしまい、生まれて初めて救急車のお世話になった。停車中の車に自転車で衝突し警察沙汰になるのも珍しいが、病院帰りにちゃんとチラシを配るのも、やっぱりおかしい?
(武蔵小杉・普段は正常な会社員・戸次政明)
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「ナジギ」……秋田弁でひたいのこと。先日、東横線の中で、「ナジギぶつけだ」とワイワイ騒ぐおじさんの群れに遭遇。恥ずかしいやら、懐かしいやら。
(大倉山・会社員・町田久美子)
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ついに大学入学! 渋谷・新宿・池袋をすべてカバーする定期券なのだが、往復3時間半の通学で、寄り道をする気にもなれない。 (都立大学・日大1年生・吉野嘉高)
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3月入会以来、目まぐるしい2カ月が終ろうとしています。ドジな私はバッグを紛失、でも正直な相川君に拾われ助かりました。どうもありがとう。
初心はどんなことでもドーンと引き受けますと誓ったのですが、実際は大変むずかしいことばかり。次号は大丈夫かしら。 (武蔵小杉・主婦・永塚住子)
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8月に赤ちゃんが生まれます。取材、広告取りでウォーキング、編集室では原稿書きで頭の体操。赤ちゃんが生まれたら本を見せてあげましょう。胎教に『とうよこ沿線』、あなたもいかがですか。
(武蔵小杉・主婦・大谷敬子)
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■(反町・大学生・石原辰也) |
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大岡山を取材などで回り始めた頃は、気がつかない人もいたのに、終盤に入ると「体に気をつけて」と声をかけていただくことも、しばしば。妊婦の体の変化と共に、心境の変化の大きさにも驚くばかりです。
(元住吉の不良妊婦・高構かすみ)
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当時唯一の暖房であったタドンの炬燵でミカンと焼き芋を交互に食べてご満足の小学生を、若い皆さんは想像できますか? 物の数量は多く種類は少なかった時代からナント70年経ちました。Oh懐かしい!
(大倉山のもの好き・山室まさ)
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自宅にいるとき、ふとバックナンバーのバインダーを繰ってみることがある。記事の一字一句、写真や地図の一点一点に思い出があって……。とくに「かわいい」渋谷・代官山の特集号は勤め先のロビーにも置いてある。 (祐天寺・一色隆徳)
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先日、運転免許証の更新に行ってきました。講習を受けて改めて事故の恐ろしさを感じました。神奈川県は事故多発地域でもありますし、私も含めてドライバーの皆さん、くれぐれも気をつけましょうね。
(大倉山・主婦・高橋悦子)
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久しぶりに大岡山の街を歩いた。というのも、20年ほど前住んでいたからだが、意外と変化がないのに驚く。自由が丘がせわしないほど、日々刻々変化する中で、ここはまるでゆっくり時が流れているかのようだ。 (自由が丘・会社員・西野裕久)
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電車に乗っても、バスだけで行っても両方乗っても、全部足で行っても、たいして変わらない所へ転勤しました。都会がなつかしくなるこの頃ですが、ヒバリの声を聞きながら、チラシ配りの足を鍛えています。
(日吉・教員・四手井晶子)
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1月下旬風邪をこじらせて肺炎で入院。何年ぶりかでゆっくり療養し、さまざまな人間模様に出合った今年の4月でした。
(元住吉・即席舞踊家・石野ひでお)
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縄文時代の犬、柴犬の一種・縄文犬を飼い始めた。娘のピアノの先生からいただいものだが、その名を「テツ」とした。そのことを申し上げると、先生は笑ってから、おっしゃった。「主人の名前と同じです。」 スミマセン、本当に知らなかった。恐しい偶然の一致です。
(緑が丘・漫画家・畑田国男)
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体が大さいせいか、何かひとつ変わったことをすると周囲の人に迷惑をかけてしまう。スタッフの皆さんやバイト先のブックス・ジョイの皆さんには当分頭が上がらない。反省します。
(大倉山・学生・菅野竜也)
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特集で毎回歩きまわる商店街。いろんな人との出会い、そして良い店が見つかった時の喜びは大きい。1カ月以上も同じ所をウロチョロするので買物も、ついその街で。地元日吉の皆さんゴメンナサイ。
(編集室・鈴木善子)
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洗足池へ幕末活躍した勝海舟の墓を見に行った。維新後この地を気に入って住んでいたという。折しもこの日花見客、カラオケ、酒宴とさぞ海舟もうるさかっただろう。花は静かに見たい! (東工大の桜は見事だ・会社員・小田房秀)
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取材を記事にするのがこんなに大変だなんて、想像以上でした。本当に苦しみました。周りの人にかなり助けてもらって、やっとOKが出たときは、体中から力が抜けました。ほっとしました。
(綱島・会社員・八木美代子)
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連休前の編集室の夜――。大半の原稿も出稿し、残るは「映画招待コーナー」など数ページ。担当の町田久美子嬢がただ独り、室内で編集に奮闘中である。
そこへ広告担当の義母・鈴木善子がやって来て、「あら町田さん、連休中はどこへ出かけるの」「うーん……」「私なんか因果な身分よ。この仕事を始めてから日曜も休みもあったもんじゃない。そのうえ、7年間でこの本になけなしの貯金もみーんなつぎ込んじゃったしね」
こうグチる68歳の義母は、昨日退院してきたばかり。広告レイアウトに連日の徹夜が重なり、過労で鼻の奥の血管が切れたのである。 すべて、諸悪の根源は私にある。正直私も、申し訳ないと思うと同時に、人並みに家族を旅行にでも連れて行きたい。しかし遅刊という現実が許さない。読者も広告主も、登場者も首を長くして待っている。 「でもママさん、編集室には大きな“財産”があるでしょう、ヒトという貴重なものが…」 「そうなの、私がこの仕事で得たそれが一番の宝なの」
私はこの言葉でやっと救われた気になった。
本号大岡山地区特集の場合もそうだった。一人の知己も友人もいなかった。それが今、心おきなく話せる人の顔があちこちに。
(本会代表・編集長・岩田忠利)
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