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地名の連載が12回目。今までに書いた原稿量が、4百字詰め原稿用紙で、やっと80枚ぐらい。卒論もほぼ同じ量。地名は連載2年。卒論はあと1カ月(今は12月です)。うーん、どうしたら書けるのかなあ…。
(大倉山・学生・桑原芳哉)
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川だ! 取材だ! 初詣でだ! と勉強もしないで遊ぶ僕は、この春から中学3年生。高校受験は、大丈夫かしらと心配する親をなだめて、今年も元気に出発進行!
(奥沢・中学生・数野慶久)
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日吉駅東口の信号とバス停、編集室のスペース、平均下校時間、東横線のダイヤ、環七柿の木坂陸橋の工事、そして僕の行動範囲――以上『とうよこ沿線』に入会して1年、すべて変わった事です。
(都立大学・中学生・吉野嘉高)
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1月22日、今日もまた雪が降った。ずっこけながらも、編集室に来た。そして、編集室の前の雪をどかしていた。すると、あっつあっつのアベックに雪がかかった。とたんに、冷えてしまった。
(田園調布・中学生・磯野 猛)
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只今、定期試験の真っ最中。そんな折、やれ取材だ、〆切だ、といって忙しい日々を送る僕もかなりのアホだが、せっつく編集長の愛情もなかなかのものだ。もうすぐ春。何かいいことないかなあ…。
(祐天寺・学生・一色隆徳)
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冬期オリンピックで知られるグルノーブルに生まれたのに、私は昔からスキーに興味がなくて、今までほとんどできませんでした。ところが、1月にノルディックスキーをはじめてみたら、もう夢中。
(日吉・仏語講師・丸山アルメル)
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綱島から大倉山に越して、2カ月。入会してから半年かな…。この間『とうよこ沿線』は4冊刊行しました。暮れには忘年宴会にも出席してしまいました。こんなのでいいのかなぁ。
(大倉山・主婦・大石芳子)
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最近、親戚の子供に水泳を教えている。これがまた大変!! 全然言う事を聞いてくれないのだ。ただ一つ、指示に従ってくれることといえば、「それじゃあ、遊び時間にするぞ!」「ハーイ!」
(武蔵小杉・学生・戸次政明)
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一月の大雪、見事でしたね。寒さに震えながら菊名の街を歩いたっけ。氷結の路上で転んだ人を見ていたら自分も転んじゃったり、ストップ車の後押しをしたり‥…。おもしろかったですねぇ大雪。
(編集室 鈴木善子)
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雛祭りと言えば、桜餅に雛あられ。私たちの職場では、『とうよこ沿線』の収益で買うのが恒例です。そして桜の葉の香りを満喫しているうちに誕生日が来て……春が過ぎてゆくのです。
(日吉・団体職員・岩沢珠代)
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はじめまて、今度入会した野崎です。僕は、旅やスポーツなどいろいろな趣味があります。これから、いろいろ楽しい取材をしますので、よろしくお願いします。
(奥沢・中学生・野崎 充)
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久々の「編集ノート」。久々の編集室。ヒサビサ続きで綱島街道もなつかしいくらいです。この号が出るころには沖縄に行きたいなあ。それともまだ卒論で苦しんでいるか。う〜ん、これが問題だ。
(奥沢・大学生・西野裕久)
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今一番感謝していることは本作りの手伝いで酷暑から厳寒まで沿線を走り廻ったのに、足腰健全、風邪一つ引かないことです。でも無理はしません。私は一向気にしていませんが、ナンセ歳ですから。
(大倉山・会社員・山室まさ)
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2年半ぶりに「あの時あの場所」の撮影担当。撮影範囲が日吉〜大倉山間なので一人じゃムリ。
早朝電話で、まだ布団の中の男、小椋・出口両氏に応援を頼む。日曜の綱島で撮った自作を見たとたん、「もう写真ヤメタ!」
(日吉・カメラマン・森 邦夫)
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作家・笹沢左保の『さよならの値打ちもない』をたまたま読んだ。菊名池周辺も一つの舞台になっていた。知らなかった。我家のスグ近くもメジャーになっていたんだなァ!!
(妙蓮寺・公務員・込宮 誠)
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東横沿線外の二子玉川園に住んでいる私。でも何故か『東横沿線を語る会』に入会しています。そうです。新玉川線でも、大井町線でもかまいません。興味のある方はどんどん参加しましょう。
(二子玉川園・会社員・小田房秀)
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今冬、3度目の雪景色。この寒さは噴火した火山の灰が成層圏をおおっているからとか。BUT、この地球に秘かに「何か」が始まっているのでは? と『魔界水滸伝』を読んでいる私は、思ってしまうのです。
(妙蓮寺・主婦・込宮紀子)
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15年ぶりの大雪に見舞われた沿線は白一色。最初は子供のようにウキウキしていたものの、何度も降るといささかウンザリしてきます。雪国の人々の心情がようやく理解できました。
(日吉・会社員・辻村 功)
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朝、通勤電車から富士山がはっきりと見えると、今日も快晴、はりきってしまう。小さい時から見なれた富士山。日本人にとって単なる美の対象ではなく、シンメトリーの中から信仰心を感じられる。
(妙蓮寺・全社員・金子久登)
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南極探検隊長・白瀬さん(本誌『とうよこ沿線物語』の「妙蓮寺編」掲載)のお嬢さんからお電話があったので、目黒駅前のビルに出かけた。93歳であった。また、白瀬南極探険隊遺族会の湯川会長からもお電話があり感謝された。4月19日、晴海にしらせ≠ェ寄港するので、一緒に出迎えに行く約束をした。
(都立大学・随筆家・前川正男)
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超能力青年、清田くんは、にせ物だった。彼が超能力者を装い、トリックを使って多くの人間を長い間だまし続けた。彼のしたたかさに、とてもショックを受けた。えせ英雄の人生ははかないなぁー。
(尾山台・絵画教室主宰・斉藤善貴)
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ア・テストをひかえて、今回はまったくといっていいほど編集室の手伝いをしなかったのに、こんな所に載りうれしいです。あとはテストでいい点をとることと、ネーナがチャート10に入ることを祈るだけだ。
(白楽・中学生・狭間良二)
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今年の大雪。都会人は雪をメルヘンチックに考えすぎなのか、皮靴やハイヒールで歩き、ころころ転んで数千人のけが人とか。もの事すべてメルヘンだけでは転ぶのかもしれないなんて考えているこの頃です。
(向河原・写真店経営・大和功一)
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早春の気配を感じる頃
本会代表・編集長 岩田 忠利 |
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シジュウガラが2羽。庭のモミジとハゼの梢をなにやら忙しそうに飛び交っている。枝にしっかりくつついたミノ虫の穀を何度も口嘴(くちばし)でつっつき、なかのミノ虫を取り出したかと思うと、グイッとひと口で飲みこんだ。と、すぐに池の端におりて水を飲み、また慶応の森の方へ。
今度はホオジロがやってくる。そこへ突然「キーッ、キーッ」。すっとんきょうなかん高い鳴き声は2羽のムクドリ。図体4、5倍の“怪鳥”にびっくりしてホオジロはその場を去った。
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木の根元には今年4度目の残雪がそのまま。こちらはアンカを足元において原稿書きというのに、窓の外に訪れる小鳥たちはみな元気だ。澄んだ空気に響きわたるさえずりに、軽やかな動きに、なんとなく春がすぐそこまでやって来ていることを感じさせます。
早春の気配を感じるこの頃、きまって『とうよこ沿線』の創刊準備当時を思い出します。
4年前の今頃、まだ寒風が吹きすさぶ節分過ぎ。同志の友人・石川 浩君と二人、いまの編集室で古い石油ストーブを囲み、「どんな仲間とどんな雑誌を作ろうか」などと、相談したものでした。
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がんばるデスクキャップ諸君
それがいま、21号――。正直な話、当時の私には今日の『とうよこ沿線』を想像すらできませんでした。これほど多くの愛読者、そしてこれほど熱心で有能なスタッフ諸君に恵まれ、ここまで持続できるとは……。
このぺ−ジ「日吉4−4−17」をはじめて掲載したのは、No.6、56年7月でした。早いもので、あれから15号を重ね、3年8か月が経った。この間、毎号新しいデスクキャップが登場し一冊の雑誌が発行されるまでの体験と感想をそれぞれの立場で綴ってきました。
皆さんの社会的立場は、主婦・OL・ライター・女子大生の女性軍、学生・サラリーマンの男性軍で、みなアクティブな諸君でした。寸暇をみつけては、昼夜となく編集室に現れ原稿を整理し、レイアウトし、執筆者に催促の電話を入れ、みずから取材先を飛びまわり、それでも間にあわないと編集室から朝帰り。 たとえば前号二人のデスクキャップの場合。N嬢は、連日終電もなくなった深夜2、3時ころまでレイアウトに没頭し、毎晩のように母上が田園調布から車でお迎えに。相棒のN君も疲れるとソファーに腰をおろし、クッションを抱えて居眠りしては、また机に向かい、朝がた帰宅する毎日。
こちらが承知で酷使しているつもりなのに、その姿をみると、なんとも不憫で可哀想になったり、罪悪感に駆られたり、なんともやりきれない心境になったものでした。
この薄っぺらな雑誌一冊を世に送り出すのに、どれだけの手間ヒマと肉体的・精神的努力が必要なのか、スタッフの一人でも多くのみんなに知ってもらいたい。あわせて完成の喜びを味わってもらいたい、そんな動機からデスクキャップ制を設けました。
みんながじつによく活躍、私の代理体験を見事に実践してくださいました。そんなわけで、本号からデスクキャップ制はしばらくお休み、皆さんにはゆっくり静養、じっくり英気を養っていただきます。デスクキャップの皆さん、お疲れさまでした!
「日吉4-4-17」は“東横の家”
「日吉4-4-17」は、凡人私の住む地番地です。
創刊準備段階で私はこの小さな空間を、365日、24時間開放した空間、名づけて“東横の家”にすることを決めていました。
東京・川崎・横浜という大都会には住民がいつでも気軽に来て、お茶を飲みながら話せる、心のふれあいの場が無い。いわゆる潤いのない東京サバクでした。
沿線に住む者、勤める者がここで出会い、語りあい、学びあう、そんな場所にしたい、と。
地番地の4丁目4番17号は、4×4=16にプラス1だけ、差のある生き方を模索する、そんな仲間の集まる場をめざしています。
読者のみなさん、日吉駅で途中下車、さあ、気軽にお茶飲みにお立ち寄りください!
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