代官山アドレス・ディセ(渋谷区代官山町17-6)では、「代官山春花祭2015」のプログラムとして、4月25日(土)〜5月10日(日)の期間に、懐かしい代官山を振り返る写真展「代官山時間旅行」が開催されています。
長い歴史を経て少しずつ変化してきた代官山にはその時代ごとに魅力がありましたが、「代官山のまちが好き」と語る人が、代官山の原風景として記憶に留めているまちの景色は世代によって様々です。
この写真展では、主に1970年代から1990年代に代官山で撮影された風景写真が展示されています。
この写真展の開催を通じて、記憶の中にある「代官山の素晴らしさ」を呼び起こし、世代を超えてその魅力を分かち合い、語り合う機会としていただくことが期待されています。
SNSといったインフラや携帯電話・スマートフォンといったデバイスも無く、日常的にまちの風景を撮影するという文化も無かったこの時代の、まちの風景を撮影した写真を探すことはたいへん難しいものでした。しかし多くの方々のご協力により貴重な写真を収集し展示することができました。
|

会場の代官山アドレス・ディセで写真に見入る人たち |
|
|
写真展開催期間中は、それぞれの時代に切り取られた代官山の景色の断片を頼りに、懐かしくも美しい"あの頃の代官山"へ旅することができます。そして、現在の姿と見比べてみることで、失ったもの、新たに得たものを知り、これからの代官山にはどうあって欲しいかと、未来に思いを馳せてみるのも良いのではないでしょうか。
|