66号からの表紙は難しい。以前は東京から横浜までの特集地域の代表的なイメージまたは風景を、一つに絞り込んで表現すれば良かったが、最近の号は特定地域にとらわれず、「食の特集」のように沿線全域を通じての特集に変わりました。
これからはトータル的に物事を考える時代が来たようです。
パソコンによる編集が遅ればせながらスタートし、インターネットのホームページ開設と、マルチメディア時代に突入した我が『とうよこ沿線』が東京〜川崎〜横浜地域は言うに及ばず、ついにインターネットを通じて全世界と結ばれました。
沿線地域住民だけの『とうよこ沿線』から世界の『とうよこ沿線』に成長したのです。
読者の皆さん、これはとても喜ばしいことではありませんか。
このような時代にふさわしい本誌の表紙はどんなものが良いだろうかと、いろいろ考え悩んだ末、世界ということで、自由が丘にあるゴンドラが浮かぶミニ・ベネチアの町並み、そして横浜といえば開港、文明開化、そのイメージを象徴する赤レンガの横浜開港記念館、この二つの沿線の名所をオペレ一ター・井上貴彦さん(ウエストン)にパソコンで合成していただきました。
インターネット元年、パソコン文明開化の意図が少しは表現できたかな?
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