今回、イラストマップを描くにあたり、取材を兼ねて編集長と港北ニュータウンを車で見てまわりました。
表紙の青空にそびえるのは新生、都筑区の行政の中心、都筑区総合庁舎。建物内部はどこも真新しく、1階ロビーは吹き抜け、お見事な設計です。6階の食堂は「安くてウマイ。だれでも利用可」というのがウレシイ。食事しながら区内の半分の地域が見渡せる眺めは、すばらしい。
(こんなこと書いて、あまりに人が殺到したらちょっと大変かも)。道路も、ご覧のように広くて、車の流れもスムーズ。
さて、今回の港北ニュータウン。従来のニュータウンと違って、散策できる竹林や雑木林、小川や池をしっかり残した街づくり。タヌキや、場所によってはマムシも出るとか。
ニュータウンでありながら、歴史遺産が豊富で、先祖代々この地に住む人が多いこの街。取材中、地名や古木の由来などについて、何人もの方が快く話してくださいました。今どき、これほど自分の街をよく知り、愛する人々がいるのかと、驚きました。
まだ、少し、商店や施設の割に人が少ない感じですが、この街なら、新しく住む人も、街への愛着をもてるのではないか……と思いました。
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