本号の取材で新吉田町を飛び回ると、あちこちに栗林。東横沿線でまだ栗がとれるとは、嬉しくなっちゃう。
世界のクリの種類を大別すると約10種。なかでも食べられるクリは日本産・ヨーロッパ産・アメリカ産・中国産の4種類とは意外ですね。イタリア・コルシカ島住民の主食はクリというのも珍しい。
タンバクリは実が大きく京都丹波地方に多い。野生のクリはシバクリと言い、田舎では蒸して乾燥し保存します。
木材は腐りにくく家屋の土台、鉄道の枕木、器具、船舶などの用材として役立ちます。
「クリ」の語源はクロミ(黒味)からきたとも言われています。 (岩田忠利)
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辺り一帯に甘い香りが漂う、満開のクリの花
港北区高田町の栗畑
撮影:岩田忠利
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