編集:岩田忠利/編集支援:阿部匡宏/ロゴ:配野美矢子
NO.540 2015.03.31 掲載 
   第4号
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第4号「椿」
号名 「椿」
サイズ B5判
紙数 96ページ
発行日 昭和56年(1981年)3月1日
頒布方法 定価200円
表紙 春を待つ碑文谷公園
撮影者 八木欣也(上野毛)
特集 1. わが母校「捜真女学枚」の巻
 
2.    有名人沿線人物地図 
  その3(自由が丘地区編)


3. 綱島特集――お散歩マップ
      表紙に寄せて    撮影者:八木欣也


 長い冬も終り、日一日と春へバトンタッチする時を迎えています。木々に囲まれる碑文谷公園では春を待ちこがれる人たちがアヒルのいる池でボート遊びをしたり、色々な動物や小鳥を見て楽しんだり。

  自然が消えつつある沿線で、ここだけは別世界のよう。子供たちの賑やかな笑い顔を公園は待っているようだ。


  八木欣也さんの横顔

 八木さんは上野毛在住4年目。その前は洗足2丁目に生れ育って20余年、当年25歳。多摩芸術学園写真科卒業。のち、フォト・オフィス“プラス・ワン”に所属。現在フリーカメラマンとして週刊誌、月刊誌ほかマスコミ活動のCM写真部門で活躍中。
 この3月末からむこう1年間、カメラマン修業で渡米します。(岩田)



八木欣也さん
     号名「椿」

 冬場の前号は「木」偏に「冬」で「柊」でしたが、本号は早春、「木」偏に「春」の「椿」にしました。

 わが国でツバキといえば、赤く大きなヤブツバキと白く大きな花のユキツバキ。常緑樹を代表する樹木の一つで、この2種が多くの園芸種の母種になっています。

 樹高は5〜6bもの大株に生長。葉は厚く、表面はつややか。写真のヤブツバキは早春の2月〜4月に赤く大きな花を咲かせます。花にはメジロなどの野鳥が蜜を吸いに訪れ、果実は9月〜11月に熟すと割れ、数個の種子を出します。

 この種子を絞ったのがツバキ油。伊豆大島はその特産地で知られています。(岩田)


ヤブツバキ(藪椿)
             撮影:臼井昭子さん(菊名
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