高島 厚子 (牡羊座・A型)
北海道生まれ。織田着物専門学校卒。
昭和29年上京し結婚。東京衣裳きもの学 院・学院長。
妻・母・学院長の一人3役のうえ、川崎 市民プラザ・カルチャースクール、中原 市民成人学級、ザ・エルシイ・カルチャ ースク−ルの各講師のほか、結婚相談所 、ライラック研究会をそれぞれ主宰。
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高いから売れない。売れないからまた高くなる。こんなイタチゴッコを繰り返している間に、私たちの着物離れは進んでゆく。
反面、着付け教室は大盛況。特にこの武蔵小杉には各種教室が5つ以上あり、東横沿線では着付けのメッカといわれている。
この道15年、師範クラスを100名以上世に送り出してきた高島厚子先生は素敵な女性、との噂を聞きつけ、早速デートを申し込む。
和服の似合う女性がなにより好みのこのボクは、紋付きに羽織、袴で決めようとタンスから引張り出してはみたものの、着付けができない。仕方なく、いつものGパンTシャツ姿で、武蔵小杉駅の東横線口からすぐの薔薇さんへと駆けつけた。
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去年から始められた「お色直し着付けショー」が大好評のようですが……。
「はい。私、常々最近の結婚御披露宴に不満がございました。お色直しのたびに、花嫁さんはひっこんでしまわれる」
そう。ボクは人の披露宴が大好きで、買ってでも出るようにしてるんですが、同感です。大体、2回はお色直しをするでしょう。1回25分として、50分。つまり披露宴の半分は主役不在の宴になってしまうわけ。ポツンと一人とり残された新郎の間抜けなお顔ばかり見させられるんですよね。
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