編集:岩田忠利/編集支援:阿部匡宏/ロゴ:配野美矢子
NO.410 2014.12.09  掲載 

        画像はクリックし拡大してご覧ください。


 東横線各駅のトイレ



  沿線住民参加のコミュニティー誌『とうよこ沿線』。好評連載“復刻版”


   掲載記事:昭和62年6月1日発行本誌No.38 号名「楢」

   




 各駅のトイレ ワースト5・ベスト5


 
東横線利用者である私たちにとって切っても切り離せないのが駅のトイレ。待ち時間の暇つぶし(?)や、待ち合わせの前に化粧直し、急に用を足したくなったら…etc

 そこで、どこの駅のトイレが一番きれいか、汚いか、編集室調査員男2名女2名で、各駅トイレ巡りをして調べあげた結果が表1と表Uである。

  構内にトイレのあるところは、東横線改札に一番近いトイレ、それ以外は駅付近の外にある公衆便所を対象とした。ただし、トイレが無い、代官山・白楽・高島町の3駅は対象外。

 構内の東急のトイレは、基本的には同じ型。だから、その時の掃除の仕方や使い方によっても左右されるので判定が難しい。

         表T ワースト


ワースト1に輝いた(?)日吉の公衆便所

                     表U ベスト



ベスト1に輝いた東白楽駅のトイレ

  その中でも目立ったのは中目黒。古くて薄暗いとの声もあったが、その古さがクラシックムードを漂わせているって感じ。また、横浜では「お互い気持ちよく利用できるよう皆様のご協力をお願いします。駅長」なんて貼り紙があってニクイ。

 公衆便所でも、東白楽妙蓮寺あたりは型がユニーク。一見の価値あり。これからの公衆便所のあり方を考えさせてくれる。この横浜側に比べ、田園調布多摩川園など東京側は、もうひと踏ん張り欲しいところ。

  調査員4名の意見さえ揃わず、独断と偏見による順位となり、異論も多いと思うが、トイレのきれいさなんて、主観以外の何物でもないのさ。だけど、酔っ払いの嘔吐と、ぺ−パーホルダーに紙がないのだけは許せないのである。

 
                 調査員 足立将・橋口稔秀・五月女恵子・斉藤かすみ  
                    文 斉藤かすみ(会社員・向河原)

「とうよこ沿線」TOPに戻る 次ページへ
「目次」に戻る