チーちゃんの親友は、同居人のワンちゃん、シェルちゃん(メス、4歳)。犬猿の仲≠ゥと思いきや、仲がいい。いたずらっ子のチーちゃんが鎖をはずして逃げてしまった時、家族に知らせてくれたのがシェルちゃん。これが本当の犬猿の仲″なのだ。
ふだん、日中は家の2階から、庭のイチョウの木までの間を自由気ままに行ったり来たり。おじいさんの勝宣さんが、「チーちゃん」と呼ぶと、「チー、チー」と可愛い声で答え、姿を見せる。
「寒い時に抱いてあげると、小さい体をまるめて懐にもぐり込んでくるんですよ」と彰夫さん。「冬はよく自分の体より長い尻尾をマフラーがわりにしている」と次男の朱紋君(中学2年)。そんな仕草はやっぱり愛らしいという。
どんなペットよりも頭が良くて、気が強いサルは、飼い慣らすのは難しい。
「食べ物でも気に入らないと怒ってゆすったり、音をたてたりするし、夕方家の中に入れる時、まだ外にいたい時は好物で誘っても絶対寄ってこないんです」「でも、だからと言って籠の中に閉じ込めてしまったら、可哀そうですよね」と彰夫さん。こんなご主人がいて、チーちゃんは幸せですね。
今、金茶の毛色は、夏になるとグリーンぽい茶色に変化するそう。アマゾン生まれのチーちゃんの大好きな季節である。お年頃のチーちゃんに、ステキなボーイフレンドを見つけてあげたい。もし、リスザル (オス)を飼われている方がいらしたら、編集室へご一報をお願いします!
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手の中にすっぽり入るミニサイズ

仲良しのシェルちゃんと
ダッコしているのはお母さんの瞳さん
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