編集:岩田忠利/編集支援:阿部匡宏/ロゴ:配野美矢子
NO.363 2014.11.07  掲載 

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 「サントリー地域文化賞」受賞



  全国から6団体、神奈川県下初受賞にビックリ!

 
「苦節10年」とはよく言われますが紆余曲折を経ながらも本年7月、本誌『とうよこ沿線』は創刊10周年を迎えることができました。

 春412日のこと、サントリー文化財団の勝田事務局長から電話…‥。「今年度のサントリー地域文化賞は貴会に決まりました」との朗報――。

  勝田さんのお話では、全国各都道府県から1団体ずつ候補を推薦し同財団がその中から地域文化の向上に顕著な貢献をした個人・団体を顕彰する制度だそうです。

 本会は「タウン誌出版を核とした優れたコミュニティ活動」というのが表彰事由との説明。しかも神奈川県下では初、東京都を含めても
度目という重く、輝かしい賞であることを知り、身に余る光栄にこそばゆい思いでした。



サントリー文化財団・佐治敬三理事長から表彰盾を授与される岩田編集長

 
なお、当日授賞式・祝賀会に出席した当編集室関係者は、山室まささん(大倉山)と上井 徹さん(田園調布)、岩田駒吉(前橋市)、私ども二人の計5名でした










受章者スピーチの岩田忠利編集長






   会場にある受賞団体の活動紹介コーナー

パソコンを持ちこみ、「とうよこNET」を実演。皆さんの関心が高く、人だかりができ、その模様は撮影できませんでした




「とうよこNET」についての質問者









活動紹介コーナーの写真「編集室内の編集風景」




祝賀会で佐治理事長と談笑する私たち






       授賞式・祝賀会に出席して


            とんだ、ハプニング…



                            編集委員 山室まさ(大倉山)


  6月18日午後5時、大阪全日空ホテル・シェラトンの大ホール。会場は関西の財界・学界などの偉そうな方々がいっぱい、約300人の出席とか。

 いま、「平成2年度サントリー地域文化賞授賞式」が開かれようとしています。
  最初に主催のサントリー文化財団・理事長の佐治敬三さんの挨拶。つぎに全国から選ばれた6団体へ正賞の盾および副賞の授受。そして審査員代表の講評。最後に受賞者の挨拶。



ホテル内の新郎のモーニングを着て挨拶する岩田編集長
「東横沿線を語る会」は北からの順で3番目です。
 
その壇上でわが岩田編集長の開口一番は、失敗談から。

 「なぜ私がこの会場で一人だけ佐治理事長よりも立派な服装(モーニング姿)で登場したかを、まず皆さんに申し上げなければなりません」(会場はシーンと)。
 「じつは、きょうの日のために背広を新調したのに、嬉しさのあまり、横浜の自宅に忘れてきてしまいました」(会場大爆笑)。

 「気がついたのが開会30分前で大あわて、このホテルの結婚相談所に飛び込び、新郎のモーニングを着てきました。で、これは貸衣装です」(爆笑と拍手)。
 

 いっそう胸を張った編集長は本誌発行の趣旨・沿革そして将来の夢などを披露したところで、また一発。

 「私は非常に呑べいでして毎晩地洒の焼酎を愛飲しています。が、これからは今回大変お世話になりましたサントリーさんへの御恩返しに努めます。焼酎からサントリー純生やオールドに切り替えましよう」

 この挨拶に佐治理事長も相好崩して大笑いするなど場内は大拍手や大歓声‥…。これを背に悠然と降壇する編集長は身びいきでなく、さーすが、と感じ入ったしだいです。

 祝賀会に移った場内は財界・マスコミ・学術文化界の人など300名でごった返していましたが、ここでも「神奈川の岩田さん」は引っ張りだこです。

  席を替えての受賞者懇親会でも『とうよこ沿線』が真っ先に指名され、鈴木善子編集次長が過去10年間の苦心談を率直に語られました。

  10年にして「東横沿線を語る会」がついに全国に踊り出た、そんな実感を味あわせていただいた大阪の一夜でした。

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