創刊10周年を機に「とうよこNET」を開局
平成2年4月15日 「とうよこNET」代表 岩田忠利
「東横沿線を語る会」は、さる4月1日で「創立満10周年」を迎えることができました。これもひとえに皆様方の長年変わらぬ物心両面にわたる温かいご支援ご協力に支えられてきたからこそと深く肝に銘じ心から感謝いたしております。
過去10年間『とうよこ沿線』を支持してくださった数知れぬ多くの皆様のために「私どもの力量の範囲でより生活に役立ち、地域の活性化に協力できるものはないか」、私はかねてから模索してまいりました。
いくつかの腹案の中にスタッフの小田房秀君に3年前から勧められていた「パソコン通信ホスト局構想」がありました。しかし私にとってこの分野はまったくの未知の世界。幸いなことに、周囲にコンピュータに精通したスタッフたちがいたことで、全国のタウン誌初の試みに挑む決意ができました。
今後は、活字媒体の雑誌編集と並行させながらパソコンへの情報入力に取り組み、「とうよこNET」を開局いたします。
専用回線は5回線で、東京・川崎・横浜の東急線沿線地域と交差する支線沿線地域を結ぶネットワークとし、生活・文化・人的交流の情報を主とする徹底した“地域密着型ホスト局”をめざします。
当ネットが実現できたのは、日本電気椛纒\取締役・副社長・大内淳義さんのご好意により機材の無料貸与があったお陰であります。これら貴重な機材を活用して沿線住民・商店・企業・医療・教育・行政などの地域情報を網羅し、沿線の皆様に役立つネットに育ててまいります。
これからは『とうよこNET』を皆さまの生活の道具として、出合いや心の安らぎの場として、また問題解決の糸口として大いにご活用ください。全国に誇れる「地域NET」になるまで、私どもは全力投球します。
皆さん、この新しい“沿線のミコシ”を一緒に担いでいきましょう!
|