編集:岩田忠利/編集支援:阿部匡宏/ロゴ:配野美矢子
NO.362 2014.11.07  掲載

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パソコン通信ホスト局 「とうよこNET」開局



  紙媒体「とうよこ沿線」とのメディア・ミックスを



まだインターネットも無い今から25年前のパソコン通信「とうよこNET」内、多彩なメニュー



   編集室内の「とうよこNET」ホスト局

デスクトップ型パソコン4台、ノートパソコン3台、最新鋭のプリンタが並んでいた、。上に掲げた標示は「『とうよこNET』は、あなたの生活必需品!」



機器の大半は日本電気竃{社の無料貸与

 今から25年前のこと、綱島街道端の編集室前にトラックが横付けされ、ダンボール箱が次々下ろされた。
 それはみな、「とうよこNET」で使うパソコン・プリンター・モデム……。5回線用なのでそれぞれ5セット。4トン・トラックにいっぱいの量です。

 当時パソコンは、とにかく高額で150万円ほど。とくに写真左端の2台のパソコンの間にあるプリンタは、NECが売り出したばかりの話題の最新鋭機種。我々には手が出ない価額168万円…。

 もの珍しさにわざわざ当編集室に見学に来室する人もかなりいました。




  創刊10周年を機に「とうよこNET」を開局


               平成2415     「とうよこNET」代表 岩田忠利 

「東横沿線を語る会」は、さる41日で「創立満10周年」を迎えることができました。これもひとえに皆様方の長年変わらぬ物心両面にわたる温かいご支援ご協力に支えられてきたからこそと深く肝に銘じ心から感謝いたしております。

 過去10年間『とうよこ沿線』を支持してくださった数知れぬ多くの皆様のために「私どもの力量の範囲でより生活に役立ち、地域の活性化に協力できるものはないか」、私はかねてから模索してまいりました。

 いくつかの腹案の中にスタッフの小田房秀君に3年前から勧められていた「パソコン通信ホスト局構想」がありました。しかし私にとってこの分野はまったくの未知の世界。幸いなことに、周囲にコンピュータに精通したスタッフたちがいたことで、全国のタウン誌初の試みに挑む決意ができました。

  今後は、活字媒体の雑誌編集と並行させながらパソコンへの情報入力に取り組み、「とうよこNETを開局いたします。
  専用回線は5回線で、東京・川崎・横浜の東急線沿線地域と交差する支線沿線地域を結ぶネットワークとし、生活・文化・人的交流の情報を主とする徹底した“地域密着型ホスト局”をめざします。

 当ネットが実現できたのは、日本電気椛纒\取締役・副社長・大内淳義さんのご好意により機材の無料貸与があったお陰であります。これら貴重な機材を活用して沿線住民・商店・企業・医療・教育・行政などの地域情報を網羅し、沿線の皆様に役立つネットに育ててまいります。

  これからは『とうよこNET』を皆さまの生活の道具として、出合いや心の安らぎの場として、また問題解決の糸口として大いにご活用ください。全国に誇れる「地域NET」になるまで、私どもは全力投球します。
 皆さん、この新しい“沿線のミコシ”を一緒に担いでいきましょう!

 



   「とうよこNET」開局時のスタッフ

まさに老若男女、1歳から84歳までと曾孫まで揃うファミリー






  開局の様子を撮影するNHKテレビ取材クルー

  この模様はNHK総合テレビ昼の番組で茶の間に流れました


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