広々とした田畑、小川のある大自然の中に、大きな総ガラス張りの作陶場がありました。着いて間もなく、子供たちは、あっという間に手にいっぱいのツクシを採ってきました。
粘土なんてお構いなしに、外を飛び回っている子もいれば、もう真剣に陶作に取り組んでいる人も。我が「とうよこ沿線」編集長殿も、最初は子供たちにまじってツクシ採りをしていたけれど、今はぐい呑み作りに専念しているようす。さすが編集長殿のぐい呑み、どんどん大きくなって小鉢くらいに。小さな手から、大きな手まで、みな休むことなく土に親しみ、思い思いの物を作りあげています。
作陶のあとは、さらに奥まった所にある、珍しい登り窯を見たり、陶芸家たちの作品を鑑賞したりして、いつの間にか、帰りの時間に。
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