
寒がり屋のゴン、犬のチビと一緒に雪の中で遊ぶ。自分は犬だと勘違いしているようだ
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チビとゴンのこうした生活の中に2点ほど、感心させられることがある。それは一度も用便で失敗したことがないことだ。
ゴンは2階のトイレに駆け上がって用を足す。チビは吠えて知らせる。家族が一日中留守の時は帰宅するまで我慢し、“おもらし”はしないのだ。
つぎに、やんちゃで傍若無人のゴンは体重が半分のチビを先輩として一目置いて尊敬していること。
自分が好きな座布団の上にチビが座っていると、座りたくても遠慮する。冬はストーブの上で寝ている寒がりやのゴン。それが驚いたことに、雪の降った翌日、犬のチビと一緒に雪の中を飛び回って遊ぶのである。
まだ目が開かない幼い頃から同じ屋根の下でチビと暮らすゴンは、自分を犬だと思っているようだ。
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