命の恩人、酒屋のオヤジさん
そんなけん太くん、檻の中にいるときには、「ボクもみんなと遊びたいよォ」と、後ろ足で立ってピョンピョン。犬にとって後ろ足だけで立つというのは、ヒトが逆立ちするくらい大変なこと、と聞いたことがありますが、けん太くんは後ろ足だけでジャンプ・直立歩行はもちろん、なんとボクシングまでしてくれました。
ついこの前は、悪いことをしたので美賀さんが小さいバケツをけん太くんに持たせ、「そこでそれを持って立ってらっしゃい」と、おしおき″。反省した(?)けん太くん、1時間以上もバケツを持って立っていたそうです。
さて、このけん太くんが福地家へ来たいきさつを少し。
約5年前のある日、ご主人の一雄さんと美賀さんが近所をお散歩中、ケンネルにいた、まだ2カ月のホワイトセシリア・オブ・ケネルチズ″(けん太くんの血統書名です)。この子犬に一目惚れ。お店の方の好意でその場で福地家の一員に。以来、皆にかわいがられ、元気だけれど他人を絶対噛まない紳士≠ニなったわけです。
でも、犬には誰にでもどうしても合わない犬がいるものです。そんなとき、けん太くんはツンっ!≠ニそっぼを向いてしまい、一度嫌われたワンちゃんはもうけん太くんの眼中には入れません。
こんなところ、なんかヒトそっくりだなぁなんて、思いませんか?
一雄さんのいる時には、懸垂(けんすい)も見事に成功させるとか。
こんなけん太くん、もはや代官山の有名犬≠ノなる日も近い!
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立つぐらい、おちゃのこさいさい!
ジャンプ、直立歩行、ボクシングだって…
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