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編集:岩田忠利       NO.97 2014.7.08 掲載
投稿:阿部 匡宏(横浜市港北区師岡町)

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樹木  タブレット、スマフォ、ノートパソコン、相違点

パソコンとタブレット端末の違い


 タブレット端末はインターネットや電子メール、電子書籍、ゲーム、動画閲覧、資料作成など用途は様々で実に多機能です。

 大きさはノートパソコンとスマートフォンの中間の様な存在で、タブレット(平板)という名の通り、板の様な形をした端末でキーボードは付いておらず、液晶の画面に指先をあてながら操作する「タッチパネル」が採用されています。スマートフォンよりも大きいタッチパネル液晶を搭載していて、操作しやすく、画面が見やすいのが特徴です。

 スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコンの特徴は大きくは以下のものがあります。

・スマートフォンは主に野外での利用が多いため、携帯性がある、小型軽量が望まれ、片手操作でき、片手で持てる大きさと重さ
・タブレット端末は野外での利用もするが、スマートフォンより大きい画面で視覚性も有利なサイズが望まれ片手もしくは両手で操作でき、両手で持てる大きさと重さ
・ノートパソコンは野外での利用もするが、より操作性が優れているサイズが望まれ卓上で操作でき、持ち運びができる大きさと重さ

1.端末機の違い

(A)重さと画面サイズ

   (B)キーボードの有無

・スマートフォンは無し
・タブレット端末は基本的に無し
・ノートパソコンはキーボード有り

 スマートフォンやタブレット端末には、多くの機種で付属しません。
 そのかわり、ソフトウェアーキーボードが画面に表示されます。


   (C)周辺機器

 周辺機器とは入力デバイス マウス・キーボード・タッチパネルなどです。

 ノートパソコンは、拡張性が備わっていて、いろいろな周辺機器を接続することができますが、スマートフォン&タブレット端末には、あまり拡張性がありません。
 マウス、ハードディスクやDVDドライブ、などはあまり接続できる機種はありません。
 主に、クラウドと接続したり、パソコンと接続したりの使い方となります。

    (D)インターネット接続方法

 インターネットの接続方法は、利用形態により、違いがあります。
 

・スマートフォンは携帯電話のネットワーク
 

 野外での利用が多いスマートフォンは、携帯電話のネットワークを使用して、どの場所でも利用できることが望ましいです。

・タブレット端末は携帯電話のネットワークまたは、Wi-Fiネットワーク
 

 タブレット端末は、野外でなくても、利用できる場所でのネットワークに接続できれば、便利です。

・ノートパソコンはWi-Fiネットワークまたは、有線ネットワーク
 

 パソコンは、有線ネットワークに接続できれば、快適にインターネットを利用できます。

 機器とネットワーク


(E)まとめ

 以上をまとめると以下のようになります。

 スマートフォン・タブレット端末・ノートパソコン 比較表


  2.タブレット端末の使い方

     ★メールやインターネットを利用する 

 インターネットやメールをメインに使用する場合は、いろいろな場所でスマートに利用できる、スマートフォン、タブレット端末が有利です。

 わずかな時間を利用して、さっと取り出し、起動も早く、使いかってが良いです。
 タッチ操作で画面を切り替えできるので、次々のブラウザ閲覧することが容易です。
 メールの利用も、同様に便利に使用できます。


  その反面、文字入力や編集においては、ハードウェアキーボードやマウスが使えないため、文字の切り貼りや選択等の動作に、少し手間がかかります。

    
★写真や動画の閲覧

 写真や動画の閲覧は、タブレット端末が有利です。
 スマートフォンより、画面が大きいため、見やすくなります。
 パソコンより、簡単な操作で、快適に閲覧することができます。

写真や動画の編集

 写真や動画の編集は、ある程度の画面の大きさが必要な為、
 スマートフォンよりタブレット端末、タブレット端末よりパソコンが有利です。
  また、編集したファイルの管理には、操作が容易なパソコンが有利です。

電子書籍の閲覧

 電子書籍は、画面が大きいタブレット端末が有利です。
 パソコンでは、本体が大きいため、電車の中や狭い場所では、不利になります。
 タブレット端末では、手軽に取り出し、使うことができるでしょう。

      3.OSの違い

 
搭載されている、基本ソフト(OS:オペレーティング・システム)も違います。

  ・スマートフォンは大きく分けて、「iOS」、「Android」が使われている
  ・タブレット端末は大きく分けて、「iOS」、「Android」、「Windows RT」、「Windows 8」が使われている。
  ・ノートパソコンは大きく分けて、「Windows 8」、「OS X」が使われている
  
  「iOS」はアップルが開発し、主にスマートフォンのiPhoneに使用されていますが、
  タブレット端末のiPadにも採用されています。
  
  「Android」はGoogleが開発し、主にスマートフォンや、タブレット端末に採用されています。
  「Windows RT」はMicrosoftが開発し、タブレット端末専用に採用されています。
  「Windows 8」はMicrosoftが開発し、タブレット端末や、パソコンに採用されています。
  「OS X」はアップルが開発し、パソコンに採用されています。

  OSの違い  

   4.タブレット端末の種類
      
  
 2010年は「iPad」の登場によって“タブレット端末元年”といわれたが、2011年になり、より進化した「iPad 2」やそのほかの機種が数多く登場してますます注目が集まっています。そして2015年には、日本のタブレット市場は2010年の約10倍となる800万台規模になるといわれています。

 
 
    
 そもそも、このタブレット端末製品で、現在人気を集めているのが、表にも紹介する4機種です。
 

                                                    iPad 2は前モデルに比べ厚みを33%薄くしたほか、重量も15%軽くした。CPUも前モデルの「A4」から、より高速なデュアルコアのA5」を搭載。さらに外側と内側に2台の内蔵カメラを備え、ビデオ通話が利用できるようになった。                                               

 このiPadのライバルが、米グーグルの開発した携帯機器向けOS「Android」を搭載したモデルだ。サムスンの「GALAXY Tab」ではAndroid 2.2を採用し、同じブランドのスマートフォン「GALAXY S」と同様、軽快な動作を実現している。

 最新のAndroid 3.0を搭載したタブレット端末「LG Optimus Pad」や「Motorola Xoom」なども2011年になって次々に登場している。Android 3.0はスマートフォン向けではなく、主としてタブレット端末向けのバージョンであり、そのインターフェースはウィジェットやデスクトップ、アプリケーションの切り替えなどで3Dを活用したより動きのある表現を取り入れ、視覚的にも分かりやすくなっている。また、Android 2.2もそうであるが、Adobe Flashに対応していることは優位点になるだろう。

 なお、シャープが2010年12月にブックリーダーとして発売したタブレット端末「GALAPAGOS」は、持ち運びに適した5.5インチ(1024×600ドット)のモバイルタイプと、家で利用する10.8インチ(1366×800ドット)のホームタイプの2種類が用意されている。しかし基本的にアプリケーションの追加はできないので、こちらは電子書籍に特化したタブレット端末といえる。

 販売されているタブレットの種類が多すぎて、どれを選べば良いのかわかりません。

 それぞれに良い所があり、選ぶ理由も様々です。
 タブレットによってインターネットの接続方法も微妙に異なる場合がありまして、ほとんどの端末は「Wi-Fi」に繋いで使う場合が多いと思います。通信費を支払い、個別に「3G回線」や「LTE回線」などに接続する機能を持ったタブレットも存在します。

  
5.長所・短所のまとめ

 タブレット端末はスマートフォンに比べて画面が大きく、パソコンに近い高性能なスペックを持っています。マウスやキーボードで操作するノートパソコンとは異なり、タッチパネル式で手書き入力など直感的に操作できるのが大きな特徴です。こうしたタブレット端末が持つメリットとデメリットを以下にまとめました。
 

タブレット端末の長所

  • 軽量である。持ち運びに便利な大きさと重量です。

  • 起動が早い。電源ボタンを投入後、わずかな時間で起動します。
  • タッチ操作が便利タッチパネルで操作でき、その操作性も洗練されて使いやすい。
  • アプリをインストールできる。タブレット専用のアプリ(ソフトフェア)が、後からインストールできるので、いろいろな用途に使えます。
  • 無線で接続できる。

無線LANやBluetooth(用語)が付いているので、ネットワークや周辺機器にワイヤレスで接続でき、持ち運びに向いています。

  • カメラが使用できる

カメラが付いているので、いつでも、どこでも、動画や静止画を撮影することができます。

  • センサーが使用できる

GPS(用語)や加速度センサー(用語)等が 付いているで、位置情報や移動情報を知ることができる。

  • 画面が見やすい

スマートフォンよりは、画面サイズが大きいぶん視覚性に有利です。表示する画面文字も大きいため、見やすくなってます。また、スマートフォンの特徴を継承しています。(電話機能は省かれている)

◆メリット

   使いたいときにすぐ使える:パソコンはシャットダウンをしてしまうと、次に起動するまで時間がかかる。すばやく使いたい場合は、シャットダウンの代わりにスリープモードにする使い方があるが、タブレット端末はこれが標準となっている。ボタンを押して画面を指でタップするだけで、アプリケーションをすぐに起動することができます。

  ◆小さくて持ち歩きやすい:小型のネットブックでも、バッテリーがかなり大きいため重さが1.0キログラムを超えるものが多い。電源アダプタも一緒に持ち歩くとなると、さらに重くなる。これに対して、例えばiPad 2の重さは630グラムで、電源も充電用のUSBケーブル1本で済む。タブレット端末は軽くて持ち運びに便利といえます。


  バッテリー寿命が長い:タブレット端末は消費電力が少ないため、バッテリーは小型でも長時間の使用が可能だ。低消費電力をうたったネットブックタイプのノートパソコンに比べても、タブレット端末のバッテリー寿命が2倍になることもあります。

      ◆画面が見やすい:タブレット端末は薄くて軽量であるため、持ち方で画面の角度を簡単に変えることができ、複数の人が一緒にスクリーンを見るのに適している。同僚やクライアントに対して、資料を一緒に見たり、回覧して見せたり、プレゼンテーションの方法が増えるでしょう。
  
  ドキュメントに注釈をつけやすい:タブレット端末では、PDFにメモをつけたり注釈をするのが、紙とペンを使っているかのような感覚で簡単にできます。パソコンでもドキュメントに注釈をつける方法は多くあるが、タブレット端末のシンプルで直感的な操作は分かりやすい。

     タブレット端末の短所

 
●文字入力は弱い

ハードウェアーキーボードが付属しないので、画面にソフトウェアキーボードを表示して入力します。

そのため入力の操作性はよくありません。

外部のハードウェアーキーボードを接続すれば、その点を補うことはできますが、タブレット端末本体とは別に持ち運ばなくてはならないため、携帯性は損なわれます。

   ●画面は単一画面

タブレット端末は、制限された画面の大きさなので、 アプリごとに画面が割り当てられ、パソコンのように、複数のアプリの画面に表示することはできません。

その為、アリプ間のデータ連携は、画面ではできません。

データ連携ができるのは、アプリからアプリへのデータ送信やデータ受信、といった行為になります。

■デメリット

  • ハードウェアのキーボードがない:簡単なメモの作成やWebサイトでのテキスト入力程度ならソフトウェアキーボードでも問題ないが、本格的な仕事には不向きでしょう。しかし、タブレット端末のほとんどはBluetoothキーボードに対応しているため、別途ハードウェアキーボードを用意することは可能です。
  • 高度なドキュメント編集ができない:例えばExcelなどの文書は、閲覧や簡単な編集はタブレット端末で行うことができるが、業務レベルの高度な編集を行うには、やはりパソコンが必要になります。
  • USBポートがない:多くのタブレット端末にはUSBポートが搭載されていません。そのため、タブレット端末で作成したドキュメントをフラッシュメモリやその他の外部記憶装置に直接保存できない。パソコンと同期させたり、通信機能を使って転送する必要があります。
  • Web閲覧に不便なことも:現時点では、多くのWebサイトはタブレット端末に最適化されていません。タブレットOSに画面の拡大縮小機能があるため、全く閲覧できないことはありませんが、しばらくはWebサイトのレイアウトやナビゲーションに不便を感じることがあるでしょう。また、iPadFlashを表示できません。
  • 高機能なソフトウェアが利用できない:グラフィックソフトの定番Photoshopのタブレット版も登場しているが、タブレット端末のスペックや操作性の限界もあり、オリジナルであるパソコン版の機能にはかないません。このようにパソコンで普及しているアプリケーションのタブレット版はいろいろと発売されているが、その数も機能も少ないです。高度で専門の作業を行うには、パソコンを利用すべきでしょう。
   6.製品
(A)Surface RTMicrosoft
   
     特徴


  ●理キーボードが接続できる。

 ●タブレット用アプリのOfficeが使える。

  ●Windowsストアから入手したアプリが使える。

 ●価格は39,800円〜

         感想

  「Surface RT」はWindows RTという独自のOSで動くタブレットです。タブレット用のOffice が使えるので、WordやExcel、PowerPointなどを出かけた先で編集したい方に特にオススメできます。物理キーボードが簡単に接続できるのも便利ですね。

 ちなみに、上位機種に「Surface Pro」がありますが、これはスペックも高く、Windows8が動くなど、パソコンそのものと言っても過言ではありません。「Surface RT」と違ってアプリケーションもタブレット用だけでなく、PCと同じ物を利用する事ができます。Modern UIのようなフラットデザインをタッチパネルで操作できるのは魅力ですね。 とはいえ「Surface Pro」は価格が10万円近くと高額な為、タブレット端末というよりはノートパソコンを買うイメージです。

(B)iPad miniApple
    特徴

        ●重量308gと、かなり軽い。(iPad652g

  ●非常にコンパクトなので持ち運びに便利。

      ●厚さが「7.2mm」と、かなり薄い。

       ●値段は32,800円〜

       ●寝る時のお供に最適。

    ■感想

 iPad mini」はとにかく薄くてコンパクトなので持ち運びに大変便利なタブレットです。本体が軽いため、寝ながら使っていても手が疲れないというのが良いところですね。

  当然ながらApple製品との親和性も高く、普段からMacPCiPhoneを使っている方からすれば、iCloudによるアプリの同期ができるというのはひとつの魅力です。写真や音楽などを共有して、それぞれのデバイスで楽しむことが可能ですが、そんな時にPCよりも圧倒的に軽く、iPhoneより高性能なiPad miniはあれば便利な存在だと思います。 
 
ちなみに、Retina対応のiPad5万円台〜なのに対し、iPad mini3万円台〜となっています。「iPad miniRetina対応ディスプレイ版」の発売を望むファンの声も少なくありませんので、今後に期待したいと思います。


  (C)Kindle PaperwhiteAmazon
    
     特徴

  ●ものすごく軽い。およそ200g

  ●「3G回線モデル」の場合、Amazonに接続する際は無料で3G回線が使える。

   ●バッテリーが長持ち。フル充電の状態からガッツリ使い続けても10時間以上は使える。

  ●液晶には電子ペーパーという技術が使われ、文字がとても見やすい。

  ●価格は7,980

  ●
フロントライト技術で、洞窟のような暗い場所でも文字が読める。


      ■感想

 「KindlePaperwhite」はAmazonから電子書籍をダウンロードして読む為だけに存在するタブレットと言っても良いでしょう。本が好きな人、それも電子書籍で読みたい人にはこの上ないタブレットです。なぜなら、文字の読みやすさ、見やすさという所を追求してデザインされているからです。

 例えば、暗い部屋でも読書ができるように液晶を明るくしてくれる照明の光があるのですが、フロントライト技術というのを用いて、光が直接目に当たらないように工夫をされています。長時間の読書にも耐えられる様、眼精疲労を抑える為の工夫がされているんです。これは素晴らしい。

 また、バッテリーが長持ちするため、洞窟に引き篭って読書するのにピッタリです。

 



  dtabDocomo
    
     特徴

          ●10.1インチの大画面で高精細なHDディスプレイを搭載ドコモのコンテンツサービス

    dマーケット」が使いやすい設計になっている。

   ●dマーケットだけでなく、Googleplayも使用可能

     ●
価格は9,975円〜

   一度ダウンロードしたコンテンツはネット環境の無い洞窟でも利用できる。

     ■感想
 dtab」のウリは何と言ってもコストパフォーマンスの良さです。最新のハイスペック機でありながら、通常価格は25,725円と比較的安価で、さらにdocomoユーザーならば、割引で9,975円で入手することができます。


  ドコモのコンテンツサービス「dマーケット」の中で、アニメや映画を見放題のプランがあるのですが、ダウンロードしたアニメや映画はネット環境の無い場所でも再生できるので、洞窟に引きこもりたい時にピッタリです。(ただし、一定の時間ごとに認証が必要なようでした)


(E)       AROOWS(富士通)
    
      特徴

  ●防塵・防水性に優れている。

  ●ワンセグが見れる。

        ●レコーダーと連携し、無線で録画した番組を再生する事が可能。

         Windows OSが搭載された物も存在。

      ●価格は3万円〜(スペックやモデルによって様々)

       感想

 「ARROWS」は少しぐらいなら水が掛かっても大丈夫、という優れた防水性がウリです。このタブレットを選ぶ方のほとんどがお風呂でテレビを見たり、動画を見たり、音楽を聴いたり、ゲームをしたり、という使い方をします。

 お風呂タイムを楽しみたいアナタに最高のタブレットと言えるでしょう。

 ちなみに「ARROWSシリーズ」には先に紹介した「Surface Pro」のようなWindows8搭載モデルも発売されていますが、Windowsタブレットで防水・防塵機能を備えた物は珍しいです。また、防水機能がある割には薄いのも嬉しい!
 夏休みに水辺で使い倒したくなるタブレットNo.1 かも知れません。

 


 (F)        iPadApple

          特徴

  ●厚さが「9.4mm」と薄い。

           ●タッチ感度、レスポンスが良く、快適

  
●本を読んだり、映画を観たり、音楽を聴いたり、なんでもで

  
Retina対応のiPadは液晶がすごく

  
●価格は39,800円〜

   ●水に浸かると壊れる。

          ■感想

 「iPad」はもはや説明不要なくらい、タブレットの代表格存在ですよね。アプリも豊富だし、カメラも綺麗、音楽を聴いたり映画を観たり、本を読んだり…使い道はとにかくたくさんありますが、とにかく操作していてほとんどストレスを感じないぐらい、レスポンスが早いです。まぁ、最近のタブレットはスペックが優秀になっているので、レスポンスの遅さが気になる物はありませんけどね。

 ちなみに、写真で僕が持っているのは違いますが、Retina対応のiPadは液晶画面が高画質、高解像度でめちゃめちゃ綺麗と噂されています。

 とはいえ、水に浸かったら壊れるのは最大の弱点と言えるでしょうね…。水辺で使うのが怖いです。上で紹介したARROWSなら水の中でも平気ですからね!(僕は富士通の回し者ではありません。)

 
(G)        Nexus 7Google

         特徴


   7型(7インチ)液晶ディスプレイの為、とにかく小さくてシャープ。

  ●液晶の解像度がとにかく高い。最新型は1,920×1,200ドットの圧倒的高画質!

         ●Androidタブレットの中では売上台数が1番多い

   ●バッテリー持続時間が比較的長い。

          ●新型はNFC対応でワイヤレ

  ●価格は19,800円〜 (新型の定価は$229


       感想

 「Nexus7」は開発元のGoogleが「Google Playを最大限楽しむためにデザインされた端末」と豪語する程、アプリを楽しむのに特化させたUI、デザインになっています。実際に使用した感じでは、とにかく本体が小さかったのでビックリ。画面は7インチと小さいですが、綺麗で見やすかったです。アプリもサクサク動きます。

 「7インチ」だから「Nexus7」、という事なんでしょうかね。かなりパワフル、かつワイドになった「10インチ」の「Nexus10」というのも発売されています。

 ちなみに、2013730日に新型の「Nexus7」の販売がアメリカで開始されましたが、日本でもすぐに新型の購入ができるようになると思います。フルハイビジョン対応の液晶画面の美しさに注目ですね。



第二世代NEXUS
7インチタブレット
ブームの火付け役!


ASUS新作!カラフルな
Android
タブレットは
カスタマイズ性抜群!


ドコモ独自のタブレット
豊富なコンテンツ!
コスパ 最強!

7.携帯電話・スマートフォン・タブレット端末の注意点


 最近では携帯電話にかわり、スマートフォンの利用が急増しています。スマートフォンは、従来の携帯電話に比べてパソコンに近い性質を持った情報端末です。大切な仕事上のデータや、位置情報などのプライバシー情報がスマートフォンに保存されるようになったことで、情報漏洩(ろうえい)が発生した場合のリスクがいっそう大きくなっています。またスマートフォンは、アプリケーションをインストールすることで、さまざまな機能を追加することができます。この便利な性質が、一方でパソコン同様、スマートフォンウイルスに感染するリスクを生んでいます。 

  タブレット端末スマートフォンよりも大きな画面の携帯用端末ですが、性質はスマートフォンとよく似ており、アプリケーションのインストールにより機能の追加が可能である一方、ウイルスに感染する危険性があります。

  スマートフォンタブレット端末はとても便利であるからこそ、安心して利用するためには、常にパソコンと同様に情報セキュリティ対策に気を配りましょう。

   携帯電話・スマートフォンの盗難や廃棄に注意しましょう。

  携帯電話・スマートフォンは持ち歩いての利用も多く、紛失したり盗難にあったりする可能性が高くなります。そのような対策として、本人しか使用できないようにパスワードロックをかける機能や、遠隔ロックする機能を利用することが有効です。また企業や組織などで利用している端末を紛失した際には、管理者にすぐ連絡して、指示を仰ぐなどの対応をしましょう。

  なお、携帯電話・スマートフォンに保存された個人情報を目的として、廃棄された端末を売買するといった事例も発生しています。携帯電話・スマートフォンを廃棄する際には、必ず登録されているアドレス帳電子メールなどの個人情報を、確実に消去してから廃棄するようにしてください。端末販売店で回収をしていることも多いので、そうした信頼できる事業者に廃棄を依頼するか、安全に廃棄できるリサイクル業者を選んで廃棄を依頼すると良いでしょう。

   OSやアプリケーションを最新にしましょう

 スマートフォンタブレット端末OSアプリケーションにはパソコンと同様に脆弱性(ぜいじゃくせい)が報告されることがあります。OSアプリケーションの更新の通知が来たら、忘れずインストールするようにしましょう。

   ウイルス対策ソフトの利用を検討しましょう

  スマートフォンを狙ったウイルスが発見されています。ウイルスは通常、アプリケーションの中に紛れ込ませる形で配布されており、これまでに、勝手にSMS(ショートメッセージサービス)の送信を行うものや、ワンクリック詐欺の機能を持つものなどが見つかっています。スマートフォンには機種に応じてウイルス対策ソフトが提供されていますので、ウイルス対策ソフトを入れることを検討してください。

  信頼できないアプリケーション提供サイトに注意しましょう。



  通常、アプリケーションは契約している携帯電話会社やOS・機器メーカー等の公式サイトからダウンロードして利用しますが、スマートフォンの機種によっては、それ以外のサイトから自由にアプリケーションダウンロード可能なものもあります。最近のアプリケーションには、ウイルスだけでなく、端末情報や電話帳内の情報などを十分な説明なく収集するものもあり、これらのアプリケーションによって電話帳内の情報が流出してしまった場合、自分だけでなく友人などにも被害を及ぼすことになってしまいます。特に、運営者の身元が明らかでないサイトからアプリケーションダウンロードすることは、こうしたアプリケーションが含まれている可能性があるため、非常に危険です。また最近では、公式サイトに似せた偽のアプリケーション提供サイトの出現も報告されていますので、ダウンロードの際には注意しましょう。


 
  アプリケーションの権限、利用条件などを確認しましょう

  アプリケーションの中には、個人情報収集のために、スマートフォン内の電話帳情報などを取得するものがあります。インストールする前には、プリケーションの説明をよく読んで、そのアプリケーションスマートフォン内のどのような情報や機能にアクセスするのかの表示をよく確認することが必要です。また、インストール時には、本来そのアプリケーションでは使う必要がないと思われる情報(連絡先情報、所有者情報、位置情報など)を収集しようとする確認画面が出てくる場合があります。インストール時に自分の情報の取り扱われ方に不安がある場合は、アプリケーションの利用をあきらめることも検討すべきです。


    無線LANアクセスポイントに注意


 携帯電話やスマートフォンタブレット端末には無線LANの接続機能が付いています。これらのアクセスポイントは無料のものや有料のものもありますが、なかにはわざと無料のアクセスポイントに見せかけて情報を盗み取るような不正なアクセスポイントがある可能性があります。無線LANアクセスポイントに自動的に接続しない設定にするなど、日常的に普段使用している無線LANアクセスポイント以外にはできるだけ接続しないようにしましょう。

 
  のぞき見に注意しましょう。

  携帯電話、スマートフォンタブレット端末は、電車や、バスの移動中など人目に触れやすいところで操作する場合、後ろからのぞき見されるなどの危険性もあります。人混みの中ではアカウント情報の入力などの機微な操作を行わない、画面操作時に周りの視線に注意する、のぞき見防止シールなどを貼る、などの対策を意識しましょう。

   写真の位置情報に注意しましょう。



 スマートフォンタブレット端末のようなGPS機能を搭載した端末で撮影した写真には、設定によっては、目に見えない形で、撮影日時、撮影した場所の位置情報GPS情報)、カメラの機種名など、さまざまな情報が含まれている場合があります。SNSなどに、こうした位置情報などが付いた写真をよく確認せずに掲載してしまうと、自分の自宅や居場所が他人に特定されてしまう危険性があり、迷惑行為やストーカー被害などの犯罪の被害に遭う可能性もあるため、十分注意が必要です。事前に使用している端末の設定を確認しておくようにしましょう。

    スマートフォンを使うとき、周囲の状況にも注意しましょう。


 歩きながらなど、移動しながらスマートフォンを操作していると、周囲の状況に対して不注意になり、トラブルにつながる場合もあります。周囲に迷惑をかけないよう、移動しながらの利用は控えましょう。

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